Festival Report フェスティバル レポート 2017
EVER-EVOLVING TEZUKA WORLD/ THANK YOU TEZUKA
His pantomime 'robot courier' made the audience laugh and think about our future at the same time.
The robot can be charged with solar power, climb up the stairs tirelessly, and run as fast as an olimpic runner.
His performance includs many of the trends from this year.
"I feel heat and kindness from the audience.
At the same time, being scrutinized by my audience helps me grow as a performer", he said.
His world exceeds the field of pantomime.
It's worth immersing yourself in the ever-evolving 'TEZUKA' world.
(nk)
2017/11/03 05:30 PM
2017年プレビューショーレポート
秋も深まる11月1日の晩、大道芸ワールドカップの前夜祭・プレビューショーが華やかに開催されました。
会場となった静岡市民文化会館では開演前から長蛇の列で、中には午後の早い時間から並んでいたファンも!今年で26回目となるこのイベントが今や国内外に広く知られていることがよくわかります。
トップバッターは前回優勝のリウェイ。そのハイレベルな演技に観客の目が釘付けになった直後、観客席に世界の国旗を手にした市民クラウン達が登場すると会場内のボルテージが一気に上がりました。
この日はフリンジを除くほぼ全てのアーティストが出場し、60~90秒の短い時間にもかかわらず見ごたえのある演技を披露。観客席は大いに沸き、2日からの本番に期待が高まるステージでした。
ショーの最後はステージに全てのアーティストが終結。恒例の「5本締め」で幕を閉じました。閉演後のロビーでは観客の皆さんが目を輝かせながらショーの余韻を楽しむ様子が見られました。
大会2日目の現在、静岡の「おまち」はまるごとステージとなり、国内外から終結した104組のアーティストたちが魅力あふれるショーを展開しています。
Writtern by 富士山なすび みゅげ
2017/11/03 05:30 PM
History Expressed Through History / Yusaku Mochizuki
Mochizuki has managed to channel the history of Japan using the art of juggling.
Starting from the origins of Japan and working his way to the modern day, Mochizuki utilizies a variety of Shinto and cultural aspects to influence his dance and clothing.
Mochizuki stated that the idea for this dance was conceptionalized 3 years ago and took a total of 6 months to fully realize.
There was a painting in the background which helped visualize the story, but the real painting was in his skills as a juggler.
This is also reflected in the music which is used immaculately in tandem with his superb juggling skills.
Even a tap dancing section where he used a pad to emulated a xylophone was tastefully done to communicate his story.
If you get a chance, please take the time to watch this championship-caliber juggler. (Part-time American)
2017/11/03 04:47 PM
I'm Forever Blowing Bubbles- the magic of Bubble on Circus /Bubble On Circus
Clear delicate bubbles, bubbles full of magic and bubbles full of dreams float across the blue autumn sky of Shizuoka's Daidogei festival...
Welcome to the world of Bubble On Circus! The husband and wife team of Mariano Guz and Egle Sciarappa (Italy/France) are experts in crafting
bubbles that bring smiles and wonder to their audience. In fact, seeing these happy faces is what inspires Bubble On Circus in their work- they love to see people happy and enjoying their performance.
For the artists, each show is very different, presenting them with various challenges. During street performances, weather can affect the delicate
nature of the bubbles, but even the slightest breeze can help Mariano and Egle to create something fantastic. A certain amount of chemistry is necessary in preparation too. For example, the different composition of the water in Japan also affects how the bubbles will form, so Mariano has little time to experiment with his formula before the Daidogei, whilst in Japan.
Bubble On Circus have been street performers for twenty years. Mariano joined the circus, when he was fifteen and is self-taught, whilst Egle trained
at circus school and in physical theatre in Spain and the Netherlands. Together they combine their experience and talent to bring magic, poetry, illusion
and dreams to their audience.Their message for the audience is "Don't forget to dream. Dreams can be real!!".
Lisa
2017/11/03 04:44 PM
華々しく躍動するジャグラー/桔梗ブラザーズ
青空の下、きらびやかな紫の衣装に身を包み・・・・
最高のパフォーマンスを魅せるために、秋の日の光・風・距離感を感じながら
軽快なミュージックにあわせ躍動する二人。
「技担当 弟タカシ トーク担当 兄アツシ」笑い声が上がる瞬間に
こちらもぐっと吸い込まれていくのです。
音楽に吸い寄せられるようにどんどん増え続ける観衆、
老若男女、多くの観客を魅了しているのが、手に取るように感じられます。
彼らの息の合ったパフォーマンスそして我らの息つく間もないパフォーマンス。
そんな彼らの練習時間を尋ねてみると
「2日に1回ショーがあるので練習時間は1週間に1.2回に減らしているのです。
体の負担を軽くするために・・・」とのこと。
ツイッターで言っていたお兄さんの腰痛も心配ないそうですよ。
本名を「桔梗」とおっしゃるのだそうですが
その桔梗の花にちなみ「紫」を身にまとわれていたのだそうです。
華々しい色を添えたいということで、今年は「華」をテーマにショーを組んでいらっしゃいます。
そんなお二人の大道芸の世界へ入るきっかけをうかがいましたら
地元隣町で開かれていた大道芸のパフォーマンスを見たことだそうです。
今日の会場でも、ぐっと見入る小さな兄弟もまた、彼らの姿を夢見るのでしょうか。
息がぴったりな二人はプライベートでも一緒に出かけたりの仲良しだそうです。
ジャパンカップに向けて・・・勝負に関係なく「楽しみます」と強く語られました。
今年の静岡を伺うと・・・毎年ウエルカムな雰囲気に包まれ、待ち遠しく思っています。
自然と拍手が湧き上がり、ありがたい。といただきました。
そんな二人は終始笑顔の絶えない好青年です。
観客の拍手を、歓声を、士気に変え、さらに高みを見据える瞳。
きっとあなたも一目で彼らのファンになること、間違いないでしょう。
(keiko)
2017/11/03 04:44 PM
強靭な信頼が繋ぐ人間ブランコ/ホセフィーナ カストロ&ダニエル オルティス
力強く、美しい人間ブランコを披露したのはホセフィーナ カストロとダニエル オルティス。2人はアルゼンチンからやって来て、日本へ来たのは初めてだそうだ。文化の違いに驚いたり日本人の親切さに感動したりと、日本を満喫しているようだった。
2人が出会ったのは2010年。サーカス会社で出会い、共に練習するようになったそう。今までにヨーロッパや南アフリカなど様々な場所でパフォーマンスを繰り広げてきたそうだ。
ステージが始まる前から、ダニエルは着替え姿を観客に披露したりTHE BOOMの島唄を突然歌い出すなど、笑いを誘い、観客を魅きつけた。しかしステージが始まると、喧騒に包まれていた観衆に緊張感が走った。愛の喪失と再生の物語を想像させる10分間のパフォーマンスが幕を開けた。
ダニエルの腕を空中ブランコのようにして空中を舞うホセフィーナ。しなやかさや美しさをも兼ね備えた迫力のあるパフォーマンスに観客は圧倒される。二人の手がふわっと離れる瞬間には誰もが息を飲んだ。並大抵の信頼では成し遂げることの出来ない技に2人の絆を窺える。
およそ8年もの歳月をかけて完成されるパフォーマンスの練習では怪我をしないよう肩や膝などのストレッチは怠らない。練習の中では衝突や意見の食い違いが頻繁にあるようだが、それを乗り越えた上での、人間ブランコを成功させたいという思いが素晴らしい演出を創り上げている。
危険を孕んだ技を成功させられるのは2人の愛故他ならない。繋がる愛を感じられるそのパフォーマンスを是非、間近で感じてほしい。
(山男)
2017/11/03 04:38 PM
11月3日夕刊
デイリーニュースペーパー11月3日夕刊は こちら からダウンロードできます。
2017/11/03 04:30 PM
夢の世界に包まれて/バブル オン サーカス
小さいころは誰でも遊んだシャボン玉。
昔はあんなに夢中で遊んだのに、あの素敵な世界を忘れてしまったのはいつからでしょうか。
コメディータッチで繰り広げられるバブル オン サーカスのパフォーマンスには、きらきら輝くシャボン玉がふわふわと漂い、子どもたちが大喜びなのはもちろん、大人もシャボン玉の魔法にかかって童心に帰ります。彼らがつくる世界は、まるで夢の世界に紛れ込んだようです。たくさんのシャボン玉に囲まれるだけでも素敵なのに、彼らのパフォーマンスの中にはいままで見たこともない、白いシャボン玉が登場したり、燃えるシャボン玉も登場します。
バブル オン サーカスは夫婦のコンビで、旦那さんのマリアーノは静岡は2回目。6年前にはコメディージャグラーとして来静し静岡の人たちを笑わせてくれました。6年前の記事はここ
そんなマリアーノが、今回はかわいい奥さんを連れ、全く別のパフォーマンスで静岡の人たちを夢の世界に誘います。人を楽しませるのが大好きだという2人。シャボン玉にたくして、夢・信じることの大切さを見る人たちに伝えます。
夢を信じてください。きっと夢がかないます。
バブル オン サーカスの夢の世界へようこそ。
バブル オン サーカスのお二人から静岡のお客さんにメッセージをいただきました。
「私たちと一緒に夢を見てくれてありがとう。ありがとうございます」
バブル オン サーカス エド&マリアーノ
Y.K.Kobayashi
2017/11/03 04:25 PM
ジャグリングで紡ぐ壮大な歴史絵巻/望月ゆうさく
今年も望月ゆうさくが帰ってきた。今回のステージでは歴史をテーマとした新作を披露する。
最初は古代日本のシャーマニズムをほうふつとさせる白い衣装で登場。軽快なタップダンスとともに繰り出される目にも留まらぬ速さのジャグリングで観客の心をつかむ。
複数回行う衣装替えで時代の変遷を表現しながら繰り広げられる超絶技巧のジャグリングは圧巻。その技術と表現力の高さはさすが世界トップレベル。期待を裏切らない。
構想3年、製作6ヶ月。原始時代から現代まで時代をさかのぼるこの作品では、日本の文化や宗教をバックとした壮大な歴史絵巻が展開される。
また時代の変化を感じさせる衣装の早着替えも見どころの一つである。
しかし彼の演技は実際に見て、聴いて、場の雰囲気を感じながら堪能しないとつまらない。これ以上の説明は蛇足になるのでここでおしまいにしよう。
静岡市が生んだ稀有なアーティスト・望月ゆうさく。大道芸ワールドカップin静岡は、ここで生まれ育った彼にとって特別なステージであるはずだ。
そんな彼の凱旋公演といえる珠玉のステージを、ぜひご自分の目でしかとごらんあれ。
Written by 富士山なすび
今後の予定
11月4日(土)
13 静岡市民文化会館 11:30 14:00 16:30
11月5日(日)
24 静岡市役所 11:00 13:00 15:00
2017/11/03 04:18 PM
「0」そのままの私/KANA∞
「ただいま!」って言うと
「おかえり!」と返事をする観客にとびっきりの笑顔で答える。
そんな言葉が似合うのは、
静岡でずっと彼女を見守り続ける人が多いからなのだろう。
写真やサインを求める人たちは、男性よりも意外に女性が多い。
飾らない素直な言葉と、
一人ひとりへの対応の丁寧なところや彼女の演技の細部に
ほのかな色っぽさを感じる女性ファンが多いのではないかと思う。
コスチュームも曲に合わせて変わるが、
全部自分で作るかリメイクしているそうだ。
ハットでのジャグリングはキャバレーのイメージ、
シンプルなレオタード姿、お花のドレスと
ファッションショーと思えるほど素敵な衣装にもほれぼれする。
大道芸人になりたいと思ったのは小学生の時。
中学卒業の時に大道芸の道に進もうと思っていたときに
父親からこんなのがあるよ!と渡されたチラシが、
大道芸ワールドカップだった。
昨年、スイスのフェスティバルのコンテストで優勝したのが
ちょうど15周年。
節目、節目に彼女にはチャンスが巡って来る。
運も彼女に味方しているようだ。
そして、新しい試みとして、
あえてフラフープやハットなど道具を使わないで
1分間ほど踊るシーンに挑戦している。
道具もなく自分だけ。
そのままの自分、
「0」の私を見せたい。
それを見てもらえると嬉しい…と。
静岡は特別な場所と言ってくれるKAMA∞。
いつでもみんなが「おかえり!」て迎えるよ。
2017/11/03 04:04 PM