Festival Report フェスティバル レポート 2015

11月1日ハイライト④









photo by H.Shinohara

2015フォトアルバム
2015/11/02 09:47 AM

11月1日ハイライト③







photo by Toshimichi.Endo

2015フォトアルバム
2015/11/02 09:44 AM

11月1日ハイライト②





photo by Takumi.Endo

2015フォトアルバム
2015/11/02 09:42 AM

11月1日ハイライト①







photo by A.Usami

2015フォトアルバム
2015/11/02 09:32 AM

鏡を見に来て / ふくろこうじ

赤いほっぺた とぼけた表情 首をかしげて 時々にやり
ちょっときれいめのジャケットとズボンに、お洒落な帽子、杖、鞄
そんな「クラウン」ふくろこうじです。

photo by H.Shinohara

ぎこちない動きをしながらのハット・シガーボックスを使った華麗なジャグリングやパントマイムの妙技は一見の価値有りですが、
彼の一番の魅力は細かい表情の変化でしょう。
ふくろこうじ曰く、ココを見てほしい、というものはないとのこと。
人間の鏡であるクラウンの動きを見て、それぞれの感性で、日頃感じている想いを再確認する、
驚かせてもらうのを待っているのではなく、自分で探しに行く、そんな積極的な鑑賞もこの大道芸ワールカップin静岡で楽しんでみてはいかがでしょうか。

あ、敢えて言えば、鞄、今年新調したそうです。
パフォーマンスに対する真摯な想いが表れるような、手入れの行き届いた道具類にも注目してみてください。

「うそは つかない」

(yyukke)

2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト オン部門
2015/11/01 10:34 PM

楽しい音色につられて / パオパオ堂

「偶然の出会いをお楽しみください」のウォーキング部門、ONとしての参加も10年目となりました、華やかなマントが目印のパオパオ堂。
偶然出会ってしまった子供や大人がハーメルンの笛吹きのようにぞろぞろと行列に加わり、
まるで呉服町通りが静岡まつりの音楽パレードのようになります。

耳にした事のある皆様はご存知のとおり、彼らはプロのミュージシャン。
アンコンで全国に出たり、サックスの先生をやっていたりする方々、と言えば一流の腕前であることが伝わるでしょうか。
屋外を練り歩くようになったのは、一度やってみたら楽しかったから、という回答は意外でしたが、
のびのびとした音色から、演奏を楽しむ気持ちが伝わってきます。
特に今回の新曲は素敵でした。まだ聴いていらっしゃらない方は、ぜひ偶然出会ってください。

安定したドラムでメンバーを支えるはせ、大きなバリトンサックスを抱えて低音を頑張るあきママ、MCを主に担当するテナーサックスのまるゆん、花形のアルトサックス ヒロ、そして一番軽いソプラノサックスのリーダーしょーたろー。
個性豊かな5人が集まると、楽器を吹かずにしゃべっているだけでも楽しそうかも。

現在のレパートリーは約100曲。動きながら吹くのは大変だけど、これからもどんどん新しいことに挑戦し、活動の場を海外でも広げて行きたいとのこと。韓国ではすでにだいぶ活躍されているようですが、ほかのアジアの国々にも進出予定です!

雨でもやるのが名物になりつつありますが、本来サックスは濡れたらいけない楽器です。どうかご無理をなさらぬよう。
お客様もお手柔らかにお願いしますね。

(yyukke)

※メンバーのお名前が一部間違っておりましたので修正させていただきました。すみませんでした。(11/3)

2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト ウォーキングストリート部門
2015/11/01 10:10 PM

Perennial crowd favorite comedian / Damejankoide

Damejankoide is one of the most popular artists in this festival.
This is the 23rd time he has performed here.
He started his performance as a clown, performing under the title of the "Blue Sky Acrobatic Theater Koide Naoki".
After hundreds of performances, he changed his style from acrobat to narrative art.
"koide" is his family name. "Damejan" means "not good".
So many fans are addicted to his comical narration.


He is famous for his severe criticism of politics and finally he ran for a member of Ohta ward (his hometown in Tokyo) assembly, last April.
Unfortunately he couldn't win the seat.
It's no doubt that he could obtain more votes in Shizuoka city than Ohta ward,
but he loves his hometown and wants to start his career as a politician in his hometown.
But there would have been no shortage of fans relieved to hear about his loss, because now he can continue his performance the same as always.
Today, he promised that he would continue to perform as always, even if he becomes a member of the assembly.
Please don't worry about that and support his campaign next time!



(yyukke)

2015 Festival Report in English / 2015Artist
2015/11/01 09:21 PM

Master of Time and Space at Shizuoka/ Yu-saku Mochizuki

A world-champion juggler originally from Shizuoka, Mochizuki is glad to be back at his favorite juggling festival, the Daidogei World Cup in Shizuoka. This year he has come up with a special routine just for the festival.

Mochizuki traced the history of the diabolo in Japan back to the Muromachi era in the 14th Century. Before that time the diabolo was limited to the aristocracy, but it wasn't too long before it found its way out onto the street, and was taken up by street performers of the day.



Mochizuki merges this history into a sublime performance of diabolo and tap dance. The crowd picks up the rhythm of the beat and joins in, bringing the dance and diabolo to fever pitch.



During the night version of this performance, images of the performance mixed in with historical texts featuring the diabolo are projected on a screen placed behind him. It is a faultless performance of a truly original production.



This is something that has been created especially for Shizuoka, so don't miss your chance to see this incredible piece!



(yuuki/Mr.Jugglish)

2015 Festival Report in English / 2015Artist
2015/11/01 09:00 PM

時空を超えてSHIZUOKAから/望月ゆうさく

世界を舞台に活躍する静岡出身のスーパージャグラー。今回のワールドカップでは歴史をテーマとした新作を披露している。

望月のライフワークであるディアボロ史の研究成果をパフォーマンスにまとめたものだ。明治時代の『見世物研究』技術編(朝倉無声著)を読み解き、室町時代の放下師(大道芸人)による輪鼓(りゅうご)=ディアボロが庶民の間で人気であったという記述に着想を得た。ショーでは『室町時代の人気ナンバー1の技』を披露。



その後、時は現代に移りディアボロをタップダンスと合わせて披露。ビートを刻みスピード感のある技を次々と展開し、ラストでは4つのディアボロが宙を舞う。



ナイトショーでは『見世物研究』からの絵をスクリーンに投影し、光と映像を使った奥行きのあるショーを展開。



「なぜ昔も今も人々はジャグリングに魅了されるのか。」

時代を超えて愛され続けるディアボロの歴史を掘り起こすなかで、望月はジャグリングの本質に迫る。

「人々は同じものに共感する。昔も今も人のこころは変わらない。」



最後に、観客の皆様にメッセージをいただきました。
「いつもあたたかく見守っていただきましてありがとうございます。これからも望月ゆうさくの独自の世界を追求していきます。」

(yuuki)

2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト オン部門
2015/11/01 08:39 PM

感動の渦に包まれるステージ!/ロボットのぞみ

昨年度に続き今年二回目の出演となった「ロボットのぞみ」。「心をもったロボット」とし、多くの感動を生んできました。
彼は日本国内にとどまらず、海外でも活躍しているアーティストで、数多くのメディアにも出演しています。
パフォーマンス中の曲は自身が作詞・作曲もしているもので、戦争や家族、命の大切さなどの非日常的なことをテーマにしています。
彼のパフォーマンスは「心をもったロボット」をコンセプトにしており、観客を巻き込んでステージを盛り上げたり
後半は多くの人の心を揺さぶるストーリーになっています。

「のぞみ」のときは観客と一緒になりステージを大いに盛り上げ、
「ロボット」のときは彼が本当に伝えたいメッセージがこめられています。
この切り替えこそが多くのファンを抱える彼の良さなのではないかと思います。

パフォーマンス中彼が言った言葉の中に「色んな所でパフォーマンスをし毎回子供たちに聞くことがあります。
世の中にはたくさんの悲しいニュース、楽しいニュースがあるけどどっちが多いと思う?すると90パーセントの子が
悲しいニュースが多いと答えるんです。
でもそれはとても悲しいことだと思います、パフォーマンスで世界を変えたい、大切な人を思ってこのステージを見てもらいたいです」
と話していました。
また、インタビューの中で「パフォーマンスってエンターテイメントで楽しいものが多いけど、僕は家族や環境、命の大切さを
伝えて少し振り返って人に対してやさしくしようと思ってもらえるように伝えていきたい」と話していました。

彼にはファンも多く、「昨年も見ました」「毎回見ています」と話してくれる方も多くいました。

「自分が落ち込んでいるとき胸に染み込みます。明日からも頑張ろうとパワーをもらえます」
(女性 会社員)
「すばらしいパフォーマンスだ、来年も来てほしい!」
(50歳 男性)
「とにかく最初のパフォーマンスを見て感動しました。パフォーマンスで人の心を動かせるってすごいと思います。
のぞみさんのパフォーマンスを見て、自分も人の心を動かせる人になりたいと思うようになりました!」
(16歳 女性 高校生)


パフォーマンス終了後も寒い中、ファン一人一人と熱心に写真撮影に応じていたところにも彼の優しくて温かい心が表れていました。ブルーハーツの歌詞がすきだと言い、自分が心動かされたものをどうやったら人に伝わるかを考えてパフォーマンスしていますと話す彼の
感動の渦に包まれたステージをぜひ一度、あなたの目でご覧ください!


↑メッセージをいただきました!

(朝比奈・池端・うるし)

2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト オン部門
2015/11/01 06:34 PM
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