Festival Report フェスティバル レポート 2015
鏡を見に来て / ふくろこうじ
赤いほっぺた とぼけた表情 首をかしげて 時々にやり
ちょっときれいめのジャケットとズボンに、お洒落な帽子、杖、鞄
そんな「クラウン」ふくろこうじです。
photo by H.Shinohara
ぎこちない動きをしながらのハット・シガーボックスを使った華麗なジャグリングやパントマイムの妙技は一見の価値有りですが、
彼の一番の魅力は細かい表情の変化でしょう。
ふくろこうじ曰く、ココを見てほしい、というものはないとのこと。
人間の鏡であるクラウンの動きを見て、それぞれの感性で、日頃感じている想いを再確認する、
驚かせてもらうのを待っているのではなく、自分で探しに行く、そんな積極的な鑑賞もこの大道芸ワールカップin静岡で楽しんでみてはいかがでしょうか。
あ、敢えて言えば、鞄、今年新調したそうです。
パフォーマンスに対する真摯な想いが表れるような、手入れの行き届いた道具類にも注目してみてください。
「うそは つかない」
(yyukke)
2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト オン部門
2015/11/01 10:34 PM
2015/11/01 10:34 PM