Festival Report フェスティバルレポート 2025
劇団ポールダンサー。路上を舞う一輪の火花/めりこ
ストリートパフォーマンスとポールダンス。それは本来、交わることはなかった二つの芸術。
しかし、その芸術は偉大なるポールダンサー。『めりこ』の手によって一つの舞いへと昇華される。
彼女の舞いは、さながら演劇の一幕。
蜘蛛糸のような鉄扇。剣先からは火の粉が上がり、舞台の上を駆け回る姿は、猟奇的ながらも美しい。歌舞伎のように一挙手一投手がしなやかに、妖艶に動く。
しかし、舞台での演劇はあくまで一幕に過ぎない。彼女の真の武器は、舞台の中央にそびえたってる細長い円柱である。
彼女は火のついた松明をその手に掲げて、円柱を回る。ひとたび円柱を登れば、彼女は天女のように舞い踊るのだ。
正直、彼女の全てをここで語るほどの文章を書ける気がしない。
ひと月前に足を負傷し、1週間前までは歩くことができなかった彼女だが、そのブランクを全く感じさせない姿に、観客は息をのむことすら忘れてしまっていた。私もその一人だ。
観客を圧倒させる彼女の舞いは、一体どの領域にまで届くのだろう。
最後に。天女は円柱の頂点にて花を掲げ、余韻には、本来冬に舞うはずのない花吹雪が散っていったと語らせてもらう。
(タイちゃん)
2025/11/03 13:44
11月3日(月・祝)の朝の様子
本日は、最終日。
うれしいことに、晴天です!!
朝の様子をお伝えします。





2025/11/03 09:44
11月2日(日)の会場の様子(2)
11月2日(日)の会場の様子です。





2025/11/02 19:49
言葉がなくとも、伝える物語/紙磨呂
赤い衣装に身を包み、美しい物語を見せてくれる――それがマジシャンの紙磨呂だ。
「駿河屋スゴワザポイント」は屋内の会場だったのでより身近にパフォーマンスを感じられた。
スタートと記されたプレートが掲げられるとともに、彼のパフォーマンスは始まる。
彼のマジックは様々な道具を駆使して作られる。
ゴムやコイン、飲み物の缶、リング、トランプ…。
マジックらしいものからそれらしくない意外なものまで。
そして、それらを利用したどれもが個性的なパフォーマンスだった。
終盤で行われたのは「小さな命の物語」というパフォーマンスだ。
これは、紙を扱ったパフォーマンスで、美しくも儚い、まるで物語を見ているよう。
すべての観客がその物語に引き込まれてしまっていた。
彼はパフォーマンスの中で、積極的に観客と触れ合っていた。
空っぽだと思われていた飲料缶から飲み物が出てきたと思えば、それを観客にプレゼントしたり、観客の髪からコインを取り出すようなマジックをしたりなど、物語に入り込めるよういくつもの工夫が施されていた。
「中性的な印象を与えたい」と彼はその姿について語った。
さらに「無言であっても観客に伝わるように意識している」とも語る。
これらの工夫のおかげで、観客は紙磨呂の物語を堪能できるのだ。
紙磨呂は学芸員と美術検定2級の資格を持っている。
「空間的なデザインなどの面で役に立っている」と彼は語った。
美しいパフォーマンスの中には彼の美的センスも込められている。
今回は屋内でのパフォーマンスだったが、屋外でもぜひ見てみたいと思えるパフォーマンスを、紙磨呂は届けてくれた。
興味がある方はぜひ、大道芸ワールドカップin静岡で紙磨呂の物語を体感してみてほしい。
(Yuzuru)


2025/11/02 17:34
マジックはお好きですか!?/パク ジュンヨン
マジックはお好きですか?
好きな人はぜひ、パク ジュンヨンのパフォーマンスへ!
マジシャンとして18年のキャリアを持つ彼は、多彩なレパートリーの中から今回は“インドのマジシャンJ.J.”に扮して登場です。
彼の「ナマステ!」の掛け声とともに、物が入れ替わったり、会場に象が出現したりと次々と不思議なことが起こります。
その魔法は観客にも伝わり、みんなで「ナマステ!」と叫ぶと、さらに不思議なことが起こるかも?
お子さんたちにも大人気で、会場中が笑顔と大合唱に包まれる。
静岡は今回が初めてというパク ジュンヨンですが、何度か日本でパフォーマンスをしたことがあり、日本の観客に合わせた特別なマジックも披露してくれました。
そして最大の見せ場は、お子さんにも大人気の火を使ったあのキャラクターの必殺技!
ぜひ生で見てみてくださいね。



2025/11/02 17:13
世界に誇る美しい和の手品/izuma
和装でしっとりと幕を開けたパフォーマンスに、会場が思わず静まり返りました。
歓声ではなく、ただ息を吞み、美しい手品の数々に思わず見入ってしまう――そんな空気に酔いしれます。
次々と繰り出される技は本当に美しく、指先の動き、所作のひとつひとつに目が離せません。
音楽、小物、そして手品。
すべてが「和」の世界観で調和し、伝統的でありながら日本の美しさを表現する幻想的なショーを創り出しています。
静と和――そしてしっとりと艶やかさがあり、美と驚きが交差する独創性の高い手品パフォーマンス。
もともと“秋”をテーマにした手品だそうですが、ちょうど「大道芸ワールドカップin静岡」の開催時期とも重なり、景色と相まって日本の美を楽しめます。
また、声の表情、衣装、舞の美しさに注目していただきたい。
海外でもほぼ同じ内容でパフォーマンスをしているが、どこの国でも観客の心を掴んで離さないそう。
世界でも「ビューティフル!」の声が飛び交う事間違いなしの、感動のパフォーマンスでした。
(寿)

2025/11/02 17:05
11月2日(日)の会場の様子(1)
11月2日(日)の会場の様子です。





2025/11/02 16:57
Do you like Magic?/Park June Young
Do you like magic? If so, you cannot miss Park June Young.
He is Korean, but he puts on Indian costume and play as Indian magician J.J.
When he screams "Namaste", he shows up an elephant and Peter pan will fly.
He has 18 years career as magician.
Way, he talks cheers kids up. The climax of his show is dedicated to famous Japanese animation character.
Come to his show to see what character will appear.
(Y.K.Kobayashi)



2025/11/02 16:24
はたして大掃除は無事に終わるのか?!韓国・釜山からの交流アーティスト/JUGGLMAN(ジャグルマン)
ステージに登場するのは、ふたりの清掃員。
もめ合いながらも大掃除を始める彼らの姿は、掃除用具を使ったドタバタコメディへと発展し、観客をも巻き込みながら笑いを広げていく。
セリフなしで表現するパフォーマンスで、身振り手振りはもちろん、豊かな表情でも観客を楽しませてくれる。
JUGGLMAN(ジャグルマン) は、韓国・釜山を拠点に活動するアーティスト。
静岡市では2019年から海外フェスティバルとの交流事業を行っており、今大会ではJUGGLMANを含む2組のアーティストがフェスティバル交流アーティストとして来日している。
果たして、ふたりの大掃除の結末はどうなるのか?
無事に終えることができるのか?
その答えを、ぜひあなたの目で確かめてほしい。
(みつ)





2025/11/02 16:21
巧みな引き込みトークとノリノリのディアボロ高速技をご覧あれ!/George Tsai
空中独楽、輪鼓、中国ゴマなどとも呼ばれる「ディアボロ」を巧みに操るジョージは、生粋のストリートパフォーマーだ。
彼はスーパーテクニックを誇示するタイプのアーティストとしてではなく、通りを行き交う人々を軽妙なトークで引き込み、自らの世界観へと招き入れることを信条としている。
観客とのコミュニケーションを何より大切にしており、その姿勢は、今回が初めての来日にもかかわらず、日常会話ができるほどの流暢な日本語にも表れている。
パフォーマンスの導入部では、お客さんとのやり取りにたっぷり時間をかけ、会場の空気を温めてから、ビートの効いたアップデンポな曲でノリノリの良い雰囲気を作り出す。
観客は音楽に合わせて手拍子を打ち、会場は一体感に包まれる。

この“手拍子ノリ”は、日本ではおなじみの光景だが、、彼の母国・台湾ではあまり見られないという。
その盛り上がりに刺激されたディアボロは、いつも以上にダイナミックに舞い、空中高く跳ね上がるその姿は、まるで歓喜が弾けているかのよう。
後半では、ブルー、ピンク、イエローの3色のディアボロが登場し、ステージは一気に華やかさを増す。
そしてエンディングでは、カラフルな細長い吹き流しが登場。
あいにくの強風にもかかわらず、それをものともせず、ディアボロを中心に勢いよく回転するその様子は、まさに“空を舞う竜”のようであった。
(ヒロ)

2025/11/02 16:19
