Festival Report フェスティバル レポート 2023

ディアボロの沼にはまりに行こう!! / ワークショップ

 アーティストのステージが楽しかったら自分でもやってみたくならない?

 そんな夢をかなえてくれる場所が大道芸ワールドカップの会場にはちゃんと用意されているんだ。

 場所は駿府城公園会場の南口と西口のちょうど中間あたり。南口から行ったら右手の方、西口から行ったら左手の方。「DAIDOGEIワークショップ」ってちゃーんと看板も出ているからすぐにわかるはずだ。

 ここで体験させてくれるのは、ディアボロとパントマイム。

 のぞいてみたら、ちょうどディアボロ体験の真っ最中で、ほっぺたを真っ赤にした子どもたちが両手でひものついた棒をあやつりながら、アーティストみたいにディアボロを回そうと一生懸命。

 なかなかうまく行かなかったり、時には思いもかけずにひもの間でディアボロを受け止められて、自分でもうれしくてびっくりしていたり……。いろんな子がいて、でもみんな大道芸のアーティストと同じ道具で、同じ技に果敢にチャレンジしていたよ。



 紫、黄色、青、黄緑。色とりどりのきれいなディアボロが空に上がったり、地面を転がったり。

 この体験でうまく行ってもいかなくても、教えてくれる木村先生もジョー次先生もいるから、これが終わるころにはやる前の自分よりちょっとだけディアボロが上手になっているんだ。



 もしも体験でディアボロが前よりも好きになったら、ディアボロを売っているお店「ラッドファクター」に立ち寄ってみるのもいい。体験会場から西口に向かって歩いて行って、左側の芝生エリアでディアボロやお皿を回している子どもや大人を発見したらお店の名前のあるテントを探してみるといい。目をこらせばきっと見つけられる。



 お値段は2,800円とちょっと考えちゃうかもしれないけれど、ディアボロが本当に好きになったら思い切っておねだりしてみてもいいかも。(店長の阿部さんが言うには、一番の人気の色は「青」なんだって!)
 ほかにもジャグリング用のお手玉やけん玉、スカーフポイ、なんてアーティストが使っていたのと同じ道具がたくさんあるよ。

 話は戻って、体験ブースの先生たちが言うにはこの体験がきっかけで本格的にジャグリングクラブ「JPAS(ジェイパス)」に通うようになったり、もっとその先に進んで、ジャグリング大会に出場するほどの腕前になっちゃう子もいるんだって!

 見ているだけでも楽しいけれど、自分でやってみたら夢中になってみたらもっともっと楽しくなるかもしれない。楽しいことは一つでも多い方がステキだもんね!

 大道芸ワールドカップ開催中、体験だけなら無料で楽しめる。君もディアボロの沼にはまってみない?もちろん大人も大歓迎!!

(晴)

2023フェスティバルレポート / その他
2023/11/03 06:11 PM
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