Festival Report フェスティバル レポート 2019

一生に一度のステージ(Quatuor Stomp)

カナダ出身のWilliam、フランス出身のAntoine、アメリカ出身のArne、そして世界(?)出身のVladはケベックのサーカススクールで出会い、このQuatuor Stompができた。
Antoineはトランポリンや体操、Arneはジャグラーなど、個々得意分野が違う。だからこそ、このサイコロから繰り出される多種多様なパフォーマンスができる。
観客にもサイコロを振ってもらい、アクロバットやルービックキューブなどパフォーマンスを決めていく。サイコロだけではなく、実際にパフォーマンスに観客が参加することもある。「火」のヘルプをした方は、熱さよりも緊張が、緊張よりも楽しさが勝っていた、と教えてくれた。

日本でのパフォーマンスは初めてのこの4人、でもこれが最後ではないという。日本に来れたことをとても感謝しているし、日本の観客の温かい歓迎、彼らのパフォーマンスに聞き入ってくれている姿が印象的だとWilliamは語ってくれた。

このようにサイコロを使っている理由は同じショーを毎回やりたくないから、そして、一回のショーには入れきれないパフォーマンスをできるから、だそう。過去には4回連続同じ目が出てしまったこともあるそうだ。そのような場面用のスペシャルサプライズもあるそうなので、この毎回変わる一生に一度のステージをぜひ楽しんでほしい。





(Nana)

2019フェスティバルレポート
2019/11/04 02:16 PM
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