Festival Report フェスティバル レポート 2015

取材中にストリートで取った写真を登校します/POTE、パオパオ堂、フェイスペインター☆ミホウ 渡辺あきら ベル エタージュ Shiva 

取材中にストリートで取った写真を掲載します(^^)

POTE


フェイスペインター☆ミホウ


パオパオ堂


市民クラウン


渡辺あきら


ベル エタージュ


Shiva

2015フェスティバルレポート / 2015会場の様子
2015/11/01 01:16 PM

贅を尽くした曲技の宴/プレミアムショウ・プレミアムショーケース

道端の通行人の足を止めての大道芸とは異なり、
トップアーティストが舞台上へ集結しての、
ギュッと大道芸の魅力を詰め込んだプレミアムステージ。


16:40、開幕前から会場にわくわくとした期待感が満ちていき、
ついにはあふれそうになった頃、ジャズバンドの登場で
ナイトショウの幕開けになった。
4日間のワールドカッププレミアムステージは、
初日早々、ほぼ満席の人出。



静岡市の姉妹都市、米国ネブラスカ州の大学から
ジャズバンドが来日しての演奏。
つややかなジャズの音色に、会場全体が
心地よい一体感に包まれる。


昨年度ジャパンカップ優勝者コメディアンのファニーボーンズ(日/英)、
張海輪中国雑技王(中)、ダメじゃん小出(日)という
国籍も大道芸のジャンルも大胆に横断した一日限りの司会四人組。
今日一日の即席チームとは思えないほど、息の合った進行を見せていた。


■ラソテッラ
レトロな自転車にまたがり、クラシカルなBGMに乗せて
三人一体のバランス芸をみせた三人組。
狭い自転車の上でのサーカスアクションも優雅にこなし、
会場全体がおとぎ話の世界に迷い込んだような錯覚を受ける。



■ジョニーフィオリン
ジャグリングの技術を織り交ぜたドタバタ芸が魅力の彼。
隙あらば会場の子供たちを舞台に引き上げて主役に変えてしまい、
半ば強引に、会場のテンションを盛り上げていた。



■ジョーダンマックナイト
驚異の軟体アーティストの彼女。
背筋をピンと反らせた姿勢からどんどん背中をそらせてゆき、
ついには股関節から頭を挟むまでに。
目を疑う光景に、観客は驚きの声があがっていた



■サンズカンパニー
〆はスウェーデンからの二人組み、サンズカンパニーの二人。
普段から見慣れていたはずのシーソーが
互いの体を天井までと打ち上げる発射台と変貌した。
重力から解き放たれた空中パフォーマンスに、
会場からは鳴り止まない拍手がいつまでも響いていた。


■当日は偶然にも、ジョニーフィリオンの誕生日。
司会から差し出されたケーキの蝋燭をジョニーが吹き消すと、
和やかな雰囲気の中、ナイトショウの幕切れとなった。

(photo by K.umemoto)

2015フェスティバルレポート / 2015その他
2015/11/01 12:59 PM

プレミアムショーケース 11/1午前・午後の部 チケット完売

本日のプレミアムショーケース 午前・午後の部の当日券完売いたしました。
ナイトショウは会場にて、発売中です。

2015当日変更情報
2015/11/01 11:22 AM

11/1パフォーマンススケジュールの変更

パフォーマンススケジュールの変更をお知らせいたします。

ポイント14 札の辻 デルレイヴ バーティカル ダンス カンパニー
11月1日(日) 17:45からの予定が、16:30に変更となります。

2015当日変更情報
2015/11/01 11:17 AM

11月1日朝刊

デイリーニュースペーパー11月1日朝刊は こちら からダウンロードできます。

2015デイリーニュースペーパー
2015/11/01 10:00 AM

旅が磨いたパントマイム/わっしょいゆ~た

旅が磨いたパントマイム/わっしょいゆ~た


小学生の頃に大道芸ワールドカップin静岡を見て
大道芸人を志したというわっしょいゆ~た。
かつての小学生が憧れの舞台に立つようになって今年で三年目。
扱う道具はサイコロから一輪車まで幅広く、
なかでも得意なのはクラブ(棒を使ったお手玉)。




大道芸人としての転機が、ヒッチハイクの海外貧乏旅行。
およそ一年半、路上で投げ銭を稼ぎながら、
南米、ヨーロッパと、世界を旅していたという。

旅先の街角やお祭りで投げ銭を稼ぐのみならず、
ときには信号待ちの車の前に躍り出て、
曲芸で小銭をもらっていたというから
その芸人魂は筋金入りだ。

旅先では出会った旅芸人と技を学びあったり、
今でも旅の経験が、大道芸の糧となっている。


パントマイムを交えた水晶玉ジャグリング。
水晶玉は曲線を描いて滑らかに動くだけでなく、
突然に観客の予想の裏をかいて手のひらに隠れ、
観客の目には水晶玉は空に溶けたように映る。
そんな彼の巧みなパントマイムも、旅で磨かれたもの。

「言葉が通じない国で、どう気持ちを伝えるか。
 そこで考え、感じたことがパントマイムにいきている。
 誰かと話をするとしても、身を乗り出した姿勢で話をするか、
 あるいは一歩引いて身構えて話をするか。
 それで受け取られ方がまったく違ったものになってしまう。
 言葉だけが意味を持つわけではない」



コミカルなパフォーマンスも彼の持ち味のひとつ。
指先の動きから表情までも駆使され、
全身からあふれるような喜怒哀楽が伝わってくる。

もともと人を楽しませることが好きで、
最近では技の練習よりもショーの演出を考えるのが好きだという。

静岡で芽生えて、世界をめぐって
再び静岡に帰り着いたパフォーマンス。
ワールドカップの会場で、旅芸人の空気に触れてみよう。

続き▽

2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト オフ部門
2015/11/01 08:50 AM
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