Festival Report フェスティバル レポート 2014

アコーディオンの調べとともに奏でる恋の物語/セ プール トア

物悲しいアコーディオンの調べとともに登場する男性、そして一組の男女。
物悲しい音楽があたかも2人の男性の間で揺れ動く彼女の心を表しているようです。



セ プール トアが演じるのは、アコーディオンの音楽とアクロバットを融合した恋の物語。
しなやかな肉体から繰り出されるアクロバットに目がいきがちですが、
ロシア出身のアコーディオン奏者ルーディー・ヤキンにも注目です。
彼も物語の登場人物の一人。
アコーディオンを弾くだけでなく、アクロバティックな技をもって物語に参加します。



アクロバットを演じる男女のペア、ジン・フンとヴァン・アンはベトナム出身。
ベトナムから大道芸ワールドカップに来静するアーティストは初めて。
一見の価値ありです。

劇を見ているようなセ プール トアのパフォーマンス。
笑いどころあり、息を呑む瞬間ありと多才な彼らの演技をぜひ見に来てください。
二人の男性の間で揺れ動く乙女心、恋の結末はいかに?




(YUKI)

2014フェスティバルレポート / 2014アーティスト ワールドカップ部門
2014/11/02 05:23 PM
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