今回初来日のメキシカンジャグラー
ファン パブロ マルティネスを紹介します。
陽気なラテンミュージックが流れる中、パブロの演目は始まります。
お客さんにぶつかりそうになるぎりぎりまで、
ステージを駆け回りながらクラブをジャグリングします。
ラテンの空気に触発され、自然と歓声が沸くオーディエンス。
次に5つのピンポン玉を使ったジャグリング。
口に含んだピンポン玉は次々と上空に飛んでいっては彼の口の中に吸い込まれていきます。
次は、メキシコと聞いたらこれを思い出すのではないでしょうか?
メキシカンハットを使ったジャグリング。
4つのハットをブーメランのように観客の真上に投げ驚かす。

観客の一人をステージに呼ぶ。「ハットを投げてくれ、俺が頭でキャッチするから」
と言ったにも関わらず、もちろんうまく飛ぶはずのないハットに無反応のパブロ。
そんな茶番を何回も繰り返し、最後にはしっかりと成功させる。
常に全力投球の彼を見ているうちに、無意識に彼を応援していることに気づく。
そんな、アーティストと観客の一体感が魅力のジャグリングショー。

今回初来日のパブロ、静岡での初パフォーマンスに、
「今日は風があって難しかった。ここでパフォーマンスすることは最大の喜び。今回の大会が最後にならないことを願うよ。」と語ってくれた。
日本の観客について聞いたところ、
「日本の観客が大好き!たくさんの感情を見せてくれる。たくさん人が集まってくれて嬉しかった。」と、観客の反応に喜んでいた。
ファン パブロ マルティネスのショーを見て、あなたもラテンの空気を吸ってみませんか?
裏話を少し。
コンビニで購入したチョコバナナクレープをとても気に入り、
インタビュー後に再びクレープを買いに走っていった(笑)
昨夜はアーティストの仲間と静岡の夜を大満喫したパブロ。
「カラオケに行って、Skating Pilarのジョナサンとマンマミーアを熱唱したんだ。
LOST!LOCOS!OLE!のメンバーがギターを持ってきて、歌ってくれた。
一瞬でその場がライブ会場に変わったよ。」
と、昨夜は大満足の様子でした。

アレクシス レヴィロン と ファン パブロ マルティネス
(ゆっか)
ゆるやかなアコーディオンの生演奏が流れ、まるで古いフランス映画のワンシーンのよう
な、ハイドラゴンのエアリアルのパフォーマンス。
今まで見てきたエアリアルと異なり、ひとつひとつがゆっくりとした演技でとても新鮮、
且つ懐かしさでほっとした気分を与えてくれる癒しの世界…。
年の差のある彼らは、おじいちゃんと息子というほんわかとした雰囲気。
8歳の時に出会い憧れてた人に3年前にコンビを申し込み、1年を準備期間とし、まだ2人で始めて2年という短さ。
演技からは、もっと長い期間続けていたようにしか見えない。
おじいちゃんのチャーミングな歌声と、はらはらするエアリアルが必見です。(この時だけは、大丈夫?とかなりドキドキ心配します。)
インターネットやTVや音楽、人の動きも何もかもどんどんスピード化している今日において、穏やかで優しい古き良き時代を思い出せるよう、ゆっくりと美しいポエムのような癒しを与えたいという彼らの思いが、強く強くパフォーマンスにこめられています。
2人で歌う日本語の詩は、フランス語を知り合いの日本人翻訳家にお願いし、何人もの人に意味が伝わるか?を確認した上、作ったものです。静岡で初披露してくれています。
彼らのすばらしい日本語の歌声を聞いて、疲れた心をそっとそっと休ませてください。
(みゅげ)



photo by UME
3つのボールを自由自在に操る美女、タチアナ コノボールズ。
彼女のバランスボールを使った軽やかなパフォーマンスは、
観客を今までに見たことのない世界に連れていってくれました。
彼女が大道芸を始めたきっかけは母親が経営していたスポーツジムにありました。
その後、大道芸に興味を持ち、芸人が集まる学校でパリニコフさんという恩師のもとで学びました。
はじめの頃は背が低いためステージに出れませんでした。
しかし、がんばっていたフィットネスが認められ、今までやった人がいなかったボールで
個性を磨いていこうと決心し、ステージの座を勝ち取ることができました。
練習時間はなんと1日12時間! 朝からランニング→バイク→9時から先生のもとで学ぶ
という日々を過ごされています。
芸に対してストイックで、「どこまでそれに対して自分を投資するかによって結果は変わる」
という意志のもと練習に励んでいるそうです。
この芸に対する強い意志と、日々の努力があるからこそ、
人々の心を動かせるパフォーマンスができるんですね!
立派なステージで芸を披露すると決まったお金がもらえます。
しかし、ストリートで披露すると興味のない人は去っていき、
おもしろいものだと感じる人がいればお金がもらえます。
このことが良い勉強になるそうです。見る人達の反応を知るために
今日は初めてのパフォーマンスを見せてくれました!
ボーイフレンドがボイスパフォーマンスを披露し、それに合わせて彼女はボールを操ります。
二人の息の合った芸に観客も大興奮!




日本人は、英語は話せないけれど話せるようになればもっと楽しくなると思っているそう。
みんなが親切で優しくて、フレンドリーで、お互いのことを努力して理解し合い、
お年寄りにも敬意を払うところが素晴らしいと言ってくれました。
芸に対してストイックな彼女。次に来てくれる時はもっと芸に磨きがかかっていることでしょう!
ボーイフレンドは自転車を使ったパフォーマンスをやるそうです。
ぜひ、また二人で静岡に来てわたし達を楽しませてほしいですね!



(ゆいぽこ)
大きなフラフープと小さなフラフープを使ってパフォーマンスするアントン モナスティルスキーはとてもすごかったです。
大きな方は身体のいろんなところを使ってぐるぐる回していてとても力強く、
小さな方では、4つ同時にバラバラの場所で回していたり。身長が高いのに小さなフラフープを回しながら体を通していてびっくりしました。
フラフープを回しながら逆立ちしたり、踊ったりとてもすごかったです。
大きなフラフープは直径180cmで重さが2キロで小さいフラフープは500gだそう。
小さい方は4つ同時に回していたのでずっと2キロぐらいを回しているということがわかりました。
フラフープのアーティストは女性の人が多いけれど、アントン モナスティルスキーは男性で初めてのフラフープのアーティストになりたくて始めたそうです。
フラフープは一度に100個以上回せるらしく、同時に何個も回すことより、バラバラの場所で回すことのほうが難しいらしいです。
力強く、高度なテクニックがすごいのでオススメです。
(るう)

物悲しいアコーディオンの調べとともに登場する男性、そして一組の男女。
物悲しい音楽があたかも2人の男性の間で揺れ動く彼女の心を表しているようです。

セ プール トアが演じるのは、アコーディオンの音楽とアクロバットを融合した恋の物語。
しなやかな肉体から繰り出されるアクロバットに目がいきがちですが、
ロシア出身のアコーディオン奏者ルーディー・ヤキンにも注目です。
彼も物語の登場人物の一人。
アコーディオンを弾くだけでなく、アクロバティックな技をもって物語に参加します。

アクロバットを演じる男女のペア、ジン・フンとヴァン・アンはベトナム出身。
ベトナムから大道芸ワールドカップに来静するアーティストは初めて。
一見の価値ありです。
劇を見ているようなセ プール トアのパフォーマンス。
笑いどころあり、息を呑む瞬間ありと多才な彼らの演技をぜひ見に来てください。
二人の男性の間で揺れ動く乙女心、恋の結末はいかに?

(YUKI)

出てきたのは眼鏡をかけたひ弱そうな男と、斧を手にした髭面の大男。
髭もじゃジャックは奇声をあげたり、チェーンソーを振り回したり。
自転車に乗るセルジュを追い掛け回す。
二人が乗るのはブレーキがついていない、前輪は360度回転する特殊な自転車だ。
ジャックとセルジュはフランスの国立サーカス学校CNAC(Centre National des Arts du Cirque)でサーカスを学んだ。
10代だった頃、学校へ向かうバスの中で二人は出会った。
ジャックにはまだもじゃもじゃの髭は生えていなかった。
学校を卒業して10年ほど経ってから、二人は再会し、デュオを組んだ。
一見対照的な二人だけれど、自転車アクロバットは息ぴったり。
走る自転車の上に両手を離して立ち乗りしたり、後輪だけで並走したり、繰り出される技に目を奪われつつも、ふたりの掛け合いに心があたたまる。
2010年にシルバー賞を受賞した二人だが、大会への参加は4年ぶりになる。
大会初日から悪天候が続いたが、今日はお天気にめぐまれ、初の野外パフォーマンスとなった。
「賞を狙うより、自分たちが楽しみ、見に来てくれたみんなにも喜んでもらいたい。」
満を持して大空の下自転車にまたがる二人はエネルギーに満ち溢れていた。
強面の髭面男が「ボクノコト、アイシテル?」と語りかけてくる。
ぜひ二人のパフォーマンスを見に行って、「アイシテル!」と声をかけて欲しい。
(るぽん)
突如、鶏のマスクをかぶった男があらわれる。
その奇妙な男が鶏の人形で遊びはじめ、でも気づくと彼の動きひとつひとつに引き込まれていることに気づく。
彼のショウをはじめて見たときの衝撃をどうあらわせばいいのかわからない。

彼のショウには多くの動物が現れる。動物とアクロバットの融合。
いくつかのサーカス学校でアクロダンスを学んだあとキン ヒロンは彼のショウに動物の動きを取り入れることを思いつく。
それは単なる芸を超えて彼のショウに物語を生み出すことに成功する。

彼のショウにはジェンダー、動物、肉体、フェミニン多くのメッセージが隠されている。
しかし、彼のパフォーマンスから何を受け取るかはあなたしだい。
ぜひ、キン・ヒロンのパフォーマンスをみて何を受け取るか考えてほしい。
彼のパフォーマンスを見ると多くの疑問が頭をよぎる。
パフォーマンスというよりは何か儀式を見た気にもなるのは気のせいだろうか。

(YUKI)
駿府城公園のメインステージ1の横を通り過ぎようとするお客さんをこの方法で引き止めるアーティストがいる。
大きな声で一言「イラッシャイマセー!」
雨天に備えたテントの下でパフォーマンスをしてくれたのは
イタリア出身のサリー ブラザーズだ。
彼らの特徴は音楽&アクロバットという、なかなかお目にかかれないジャンルである。
昔アルゼンチンで狩りに使われていた”BOLEADORAS(ボレアドラス)”という
1メートルほどの紐の先端に丸い物がついた目にも新しい見たこともないような楽器とドラム、
そして巧みなタップダンスであいにくの雨の中でも会場を盛り上げてくれた。
パフォーマンスの始まりは兄弟でドラムとボレアドラスを使って、情熱的なテンポの速い曲を披露してくれたが、
中盤に差し掛かるとボレアドラスを風きり音が使えるほどのスピードでまわし、
立った状態から後方に体を地面ぎりぎりまで反らせていくという軟体パフォーマンスを見せてくれた。
その後に観客の中から女性一人をボランティアとして選び出し、最後に頬にキスをして客席に返した肉食的な行動は、
さすがイタリア人!とでもいうべきだろうか!そのときには観客席から冷やかす声とうらやましがる声が聞こえた…
舞台の外でもパフォーマンス中でも常にオープンでフレンドリーな彼らにぜひ会いに行ってみることをおすすめしたい
(No15)
長身で厳格なフレッドと小柄で陽気な
アンドレアが突然現れるといなや、
二人は壮絶な戦いを繰り広げる。
マイクを奪い合う小競り合いが始まると思いきや、
歌っているフレッドが頭から水を被る。
戦いの末、二人ともびしょ濡れに。
物語が進むにつれて二人は仲直りし、
最後は美女ゼリナと共に3人仲良く歌う。
インタビューをしてみると、
「人生には様々な戦いがあり、勝つことも負けることもあるが、
最後は必ず友情を築く事が出来る」という熱い思いを伝えてくれた。
確かに人生には色々な出会いと衝突があるが
異なる過去を理解し合って人生の同胞として生きていく事が大切!
しかし、やはり好きな人のハートを射止めたいのは当然である。
そこで恋愛における必勝法を男性の皆さんにこっそりを教えよう。
ゼリナは"good heart"を持つことが一番の魅力だそう。
今日から自分磨きだ!(笑)
(Haru.S・るぽん・ぺぱろにピザ)
どうなってるのー?と思うくらい軟体な身体。
腕が一回転してるけど大丈夫なの?と観客の度肝を抜くパフォーマンス。
サングラスをつけた彼は、テクノサウンドに乗せて、
腕も背中もロボットの様に自由自在に動かすスーパーダンサー。
そんな彼も、サングラスを外すと、雨水のたまった舞台の水を掃除したり、
雨で服が濡れるのが嫌で、シャツを脱いでしまうシャイな一面。
18才の時に大変なことがあったけど、苦労を苦労と思わず、楽しんできた
ポジティブなところも。
昔から背中は柔らかかったが、腕はがんばって曲がるようになったそうですが、
良い子のみなさんは、危ないので、真似しないでくださいね!
静岡はまだ2日目ですが、すべてが新しくて、楽しくて、ご飯が美味しい!
ラーメンは食べたけど、寿司はまだなので是非食べたいそうです。
(みゅげ)
