Festival Report フェスティバル レポート 2012
ウィーン気質 / シアター・イルヴィッシュ
シアター・イルヴィッシュは6種類のパフォーマンスを持つグループで
今回は6チームの中の一つ、「ウェゲンストライツ・ゲスト」が登場。
ステファン・N、ステファン・Gとルディの3人組。
タキシードに身を包み、歌ったり楽器を演奏してみたりと典型的なウィーン紳士
…なのですが、いつもどこかなんだかおかしい。
まず、足が長すぎですから~
機械や大道具を使わずBGMもなしに、道行く老若男女を楽しませるパフォーマンスは、とってもシンプルで普遍的で、大道芸の真髄といえるかもしれません。
日本の街はきれいで静か、人もみんな礼儀正しく親切で、
パフォーマンスできて嬉しかった、とステファン・N。
ヨーロッパを中心にカナダ、ジンバブエ、イスラエル、ロシアなどでも活動してきましたが
実は、今回初めての静岡、初めての日本、そしてなんと初めてのアジアなのです!
むかしむかし、静岡で大道芸ワールドカップが始まったころ、
ウィーンの街で3人の若者が出会いました。
行動科学とランドスケープデザインの大学院生、そして一流企業の会社員、
でしたが、大道芸人としての道を共に歩み始めました。
グループ名はみんなで悩みに悩んだ末に、辞書から見つけた素敵な言葉「イルヴィッシュ」
これは今は使われていないドイツ語で、
「木の中で育った小さな子、親はなく、人間かもしれないし人間じゃないかもしれない…」
う~ん、なんてファンタジー。
聞けば聞くほど奥深いシアター・イルヴィッシュ、他のパフォーマンスも気になります。
ぜひまた静岡に来てください!
(yyukke)
photo by N.S
2012フェスティバルレポート / 2012アーティスト ウォーキングストリート部門
2012/11/04 01:52 PM
2012/11/04 01:52 PM