Festival Report フェスティバル レポート 2009

たかい! /カナコフ

ロシアンバーという長い棒を使って空高く飛び上がるパフォーマンスで昨年度ワールド部門チャンピオンに輝いたカナコフ。
まるで広いトランポリンに立っているかのように、自由自在に飛び跳ね、回転してみせます。また、ジャンプだけでなくストーリー性も高く、決めポーズのシーンでは思わず手を叩いてしまいます。
大道芸ワールドカップではあまり見られないこの「ロシアンバー」ですが、彼らの独自考案というわけではなく、ロシアでは一般的な芸能で、30年もの歴史があるそうです。演技後には、観客の中から何人かをロシアンバーに乗せていましたが、さすがに演技中でも二人乗せているので、バーを支える二人(実は兄弟)は軽々と棒を持ち上げます。持ち上げられた人も「高かった!」と驚きの声を上げていましたが、ではいったい跳んでいるときはどのくらいの高さなんでしょうか?高所恐怖症の私は創造するだけでブルッときてしまいます……。
ショウで海外に行き、いろいろな経験をするのが大きなやりがいのひとつという彼ら。気さくに話してくれるので、ショウ後に一度声をかけてみては。(Nagapong)

2009フェスティバルレポート / 2009アーティスト ワールドカップ部門
2009/11/02 05:53 PM

The bell rings for "KANO"/MAMI KANO

The MAMI KANO is back again.
She's already had lots of fans around Japan,and captured new ones also today in Shizuoka.

Her surreal atmosphere and side-splitting performance leaves strong impression.
Filled with a dry humour,she draws the audience from children to adult into a world of laughter.

Using music as an accompaniment,she offers mime and magic show with various small items like a pair of castanets,a recorder and so on.


she said "I have many blue jersey clothes,and also today,I'll get a new one."
Even her comment was in wit and humor.

How about experiencing her distinctive world!

(miya)

2009Festival Report in English / 2009Artist
2009/11/02 05:06 PM

パワフル&セクシー/デュオイウヴィロフ

スタートからハイテンションなパフォーマンスを見せてくれたデュオイウヴィロフ。
前列のお客さんが思わず首をすくめるほどの迫力で
見るからに重そうな鉄パイプを自由自在に操ります。



中盤はガラリと雰囲気を変え、
なんとマジックショーと、ロシア民謡でのコサックダンス!
(男性の方はロシア出身だとか!)
お客さんの笑いと手拍子に合わせて踊る踊る♪

ラストは重力を感じさせない身軽さで次々とアクロバットを繰り広げ、
会場はまさに緊張と驚きの連続!!
その間も彼らが醸し出すセクシーな雰囲気にうっとり・・・★

パフォーマンス終了後は、
お客さんの大歓声と、彼らからの「アリガトウ!」の声が響いていました。

20年前に出会ってパートナーとなった彼らですが、
2人揃っての来日は今回が初めて。
お寿司が大好きな2人は、静岡を満喫してくれているようです。
(どうやら静岡おでんも気になっているようでした♪)



男性が持ち上げられる重さは、なんと100kg以上!
しかし人間を持ち上げるということは、重さにかかわらず至難の技のはず。
昨日は雨のため、スタッフがパフォーマンスの中止を相談しましたが、
雨が降りしきる中で彼らを待っているお客さんを見た2人が
危険を顧みず決行したというエピソードも・・・。

インタビューにも本当に一生懸命答えてくれる、
そんな彼らの素敵な人柄に、我々も感動しきりでした。

(ino/eriko/miya)

2009フェスティバルレポート / 2009アーティスト ワールドカップ部門
2009/11/02 04:42 PM

静岡はもう彼らの庭!? / ル・テニス

「あと一分で始まります!」
慣れた日本語を話す審判と、ある意味一流テニス・プレイヤーの二人。ただし、手にはラケットではなくバトン。
昨年度の大道芸ワールドカップで審査員特別賞を受賞しているこのル・テニスは、ジャグリングとテニスの融合という誰も考え付かなかったパフォーマンスが特徴的なグループ。審判がドラムに合わせて、本物のテニスさながらのラリーやスマッシュを繰り広げる二人のテクニックは折り紙つきで、ぴったりまっすぐ相手のほうにバトンが飛んでいきます。
実は彼ら、パフォーマンスに励む一方で10年ものテニス暦を持つベテランだとか。それでは実際のテニスもかなりの腕なのでは?との質問には「多分強いと思うよ(笑)」とかわされたものの、やはり自信ありげ。彼らの本物のテニスも一回見てみたいと思うのは私だけではないはず!
「静岡の人たちはとてもフレンドリー。僕らも二度目だし、去年より慣れているから、もっと楽しんでるよ!」と話す彼らの顔は本当に楽しそう。この三人組、やっぱり今年も目が離せない!! (Nagapong)

2009フェスティバルレポート / 2009アーティスト ワールドカップ部門
2009/11/02 04:30 PM
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