Festival Report フェスティバル レポート 2009

たかい! /カナコフ

ロシアンバーという長い棒を使って空高く飛び上がるパフォーマンスで昨年度ワールド部門チャンピオンに輝いたカナコフ。
まるで広いトランポリンに立っているかのように、自由自在に飛び跳ね、回転してみせます。また、ジャンプだけでなくストーリー性も高く、決めポーズのシーンでは思わず手を叩いてしまいます。
大道芸ワールドカップではあまり見られないこの「ロシアンバー」ですが、彼らの独自考案というわけではなく、ロシアでは一般的な芸能で、30年もの歴史があるそうです。演技後には、観客の中から何人かをロシアンバーに乗せていましたが、さすがに演技中でも二人乗せているので、バーを支える二人(実は兄弟)は軽々と棒を持ち上げます。持ち上げられた人も「高かった!」と驚きの声を上げていましたが、ではいったい跳んでいるときはどのくらいの高さなんでしょうか?高所恐怖症の私は創造するだけでブルッときてしまいます……。
ショウで海外に行き、いろいろな経験をするのが大きなやりがいのひとつという彼ら。気さくに話してくれるので、ショウ後に一度声をかけてみては。(Nagapong)

2009フェスティバルレポート / 2009アーティスト ワールドカップ部門
2009/11/02 05:53 PM
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