Festival Report フェスティバル レポート 2008

17回のフル出場!!／DABU

第1回目のワールドカップからずっと出場されているDABUはなんと今年で17回目の出場！！！



開始5分前、「はっじまるよ～～何か面白いことやってるよ～！」パフォーマー本人の呼び掛けに、
通りすがりの人達も足を止めて集まってきました。「呼んでみるもんですね～」と早速会場を
笑わせ、開始前からすっかりDABU調の雰囲気に。



綱渡り、一輪車、ブロックジャグリング、アクロバット演技の中に、思わず吹き出しちゃうようなパロディを織り込むのがDABUスタイル。本日は、わざと失敗してこける、ぶつかるというネタがたくさんありましたが、実は高度なテクが必要なんですよ、アレ。子供は真似しないでね☆


大道芸は、その場で評価がすぐ出るところが醍醐味。
プレッシャーにもなりうる「本番勝負」が、3人のモチベーションになっているのでしょうか。
数え切れないほどのエピソードやハプニングがあるということですが、「なんたってアクロバットですから。当たり前です」とさらっと答えるところにプロ根性を感じます。


一日でも長くアクロバットを続けられるように頑張りたい、と意気込みを見せる三人。
来年もお待ちしております！！！　　(maru)

異世界からの道化師／JIDAI

　他のパフォーマンスとは一線を画す独特の世界観を見せてくれるのが「JIDAI」だ。
今回、静岡で見せてくれるのは「ウィッチ・クラウン～魔女の道化」
魔法を使えると信じ込んでいる魔女が幻想的かつユーモアなパフォーマンスを展開する。

人形に命を吹き込ませようと何度もチャレンジするがどうしてもうまくいかない。しかし、最後には魔女の代名詞でもあるほうきで空を飛べる・・・のか！？パフォーマンス前には観客のあいだに入り込み、ほうきを使って掃除をしてみせるなどユーモアな一面も。

　JIDAI本人からは、「観客のみなさんには日常と非日常の間を行き来するような不思議な世界をストリートという日常の中で楽しんでほしい」とのメッセージ。
　大道芸最終日ですが、静岡のおしゃれスポットけやき通りでゆったりと落ち着いて幻想的な世界を楽しんでみては？
ぜひ、「JIDAI」のパフォーマンスをお見逃しなく。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（キムカツ）

ラテン風味のおいしいショーを、ごいっしょに！／Ja・る～か

静岡で、真剣勝負の技を披露してくれるパフォーマーがまた増えた！ カップルの「Ja・る～か」のパフォーマンスは、ウォームアップ、自己紹介、発声からもうはじまっている。「なお」さんの気迫、「あこぷう」さんの時折見せる切ない表情にみなさんの視線は釘付け！ ビシッと決めた、スペインの闘牛士をおもわせるダンスで、男と女の濃い関係を滲ませてくれる、ラテン・テイストだ。２つのパイプイスに架橋（？）された「なお」さんの上を、ロープみたいに「あこぷう」さんがわたる！ 相手の肩だけ使うハンドスタンドも、鮮やかです。相手を気遣いながら、着実に技を決めていく新人お二人のショーを、みんなで見に行こう！ このカップルのういういしさに、きっと心洗われちゃいます。「る～か」は、ロシア語で“手”のこと、Jaはジョー（「なお」さんの前の芸名）とあこぷうのイニシャルから」と丁寧に答えていただきました。「まだまだです…」と謙虚なおふたりの今後の活躍を、記者も楽しみにしてまーす！（TransAm )　

心やさしい風船王子／バルーンパフォーマー アキ

曲にあわせてステップをふみながら
大きなバルーン作品を作り上げていきます。
あっと言う間に完成した作品。

「欲しい人？」

「はーい！　はーい！　はーい！」

子供も大人も元気よく手をあげます。
今日、ピンクパンサーをゲットしたのは、
「アキさん、ファイト」と書いた手作りのうちわを持った女の子。
なんとこの女の子、昨日エスパルスドリームプラザで彼の
パフォーマンスを観て、どうしてもピンクパンサーが欲しかったそうです。
今日念願のピンクパンサーを手にしてとても嬉しそうでした。



他のお客さんにも感想を聞いたところ、
「すごかった！　作るのが早かった！　カッコ良かった！
　サービス精神が良かった！」
と楽しそうに答えてくださいました。

みなさん知っていましたか？
バルーン作品は、通常ですと3日～1週間ほどでダメになってしまいますが
冷蔵庫に入れておくと１ヶ月くらい長持ちするそうですよ！！
ぜひ試してみてください！！



パフォーマンス終了後にお話を聞かせてもらいました。
気温・湿度を感じ取り、ステージにより内容も変えているそうです。
なんと作品は300種類以上あるそうです！！
1個1個ていねいに、かわいく作るように努力していると
バルーンパフォーマーとしての誇りも話してくださいました。

最後に、
盛り上げてくださり、ありがとうございます。
今後も応援よろしくお願いします。
と静岡のお客さんへメッセージをいただきました。

家族みんなで楽しめる、心温まるパフォーマンスです。
みなさんもバルーンパフォーマーアキのワールドを知ったら
きっと私のように彼のファンになりますよ。

（haruna）