Festival Report フェスティバル レポート 2023

脳汁バクハツのアミューズメントパーク / シンクロニシティ

 シンクロニシティの作品をSNSなどで目にした方も少なくないのではないだろうか。

 静岡PARCOの5階に設けられた特設スペースでは、フェスティバル中にルービックキューブによって描き出された絵が日替わりで展示されている。取材した11月4日は、ワールドカップでもお馴染みのサンキュー手塚・桔梗ブラザーズ・りずむらいすなど静岡ならではの展示が行われていた。



 しかし、シンクロニシティの創造力に満ちた遊び心と驚愕のギミックの数々は実際にその場に行かなければ本当の面白さを味わうことはできない。

 直接会場を訪れると、これは受動的な展示というより、能動的な参加型のアトラクションに近いと感じさせられる。

 会場を訪れた観客自身が動き、見る角度を変える事で1000から2000個のルービックキューブは面白いほどに表情豊かで色鮮やかに作品を描き出す。

 肉眼で見た時の面白さだけではなく、逆にカメラを通して見た面白さなど、視覚的なトリックすら計算され導かれる、シンクロニシティの唯一無二の創造力を体験をしよう。



 毎日13:00/15:00/17:00にはシンクロニシティのパフォーマンスが同会場で行われる。それ以外の時間は、会場内にいるシンクロニシティの2人から解説やルービックキューブの体験を18:00までは受ける事ができる。そして彼らの作品への理解が深まれば、更なる脳汁バクハツは間違いない。



(記事/写真:つばさ)

2023フェスティバルレポート / アーティスト ウォーキングストリート
2023/11/04 05:38 PM
<<次の記事 前の記事>>