Festival Report フェスティバル レポート 2023

A Chi Chi A Chi 燃えてるんだろうか!? / Performer SYO!

 イケメン・ジャグラーのPerformer SYO!。得意技はジャグリングとポールアクロバットのふたつ。

 ワールドカップ初日の今日は、ステージ構造の関係から先ずはジャグリングのみのご披露。でも、明日からは得意なポールアクロバットを加えてフルパフォーマンスすると、初日から既に意気揚々。

 20歳代ながらSYOの大道芸歴には驚嘆。8歳からディアボロ(中国コマ)ジャグリングを練習し始め、10歳で早くもプロのステージに立つ。2015年にはタイで行われた国際大会で、2019年には韓国の大会でそれぞれ優勝。若くして世界チャンピオンに2度輝く実力派。

 それでも既存の技術に飽き足らず、今では本物のチェーンソーを、しかもチェーンをブンブン回転させたままジャグリングするという荒業を習得。来年の今頃は何をジャグリングしているのか今から興味津々。

 今日はパフォーマンス中、何度かディアボロを落としてしまう。しかし「僕はやれば出来る子。お母さん、僕を見守っていてください!」と空に向かって祈り、再々々々挑戦。

 実はご健在のお母さんの力が届いたのか最後にしっかりとパフォーマンスを決め、観客から万雷の拍手を引き出すパフォーマンス&トーク力には思わず脱帽。受け狙いで本当はわざとディアボロを落としていたのではとの憶測もちらほらと出る程の出来栄え…(笑)。

 今日の圧巻は、火が付いた棒をグルグル回すファイヤージャグリング。激しく燃え盛る炎を巧みに扱いながらも、正に郷ひろみがA Chi Chi A Chiと叫ぶGOLDFINGER '99状態を彷彿。最後は口から大火炎を噴き出して観客の度肝を抜くというダイナミックなパフォーマンス。



 大道芸ワールドカップin静岡には14歳の時に初出場。第30回記念大会となる今年で10回近く出場したことになるという。静岡のファンのみなさんには、「今年はこれまで以上のパフォーマンスを目指します。今日お見せ出来なかったポールアクロバットのパフォーマンスにはぜひご期待ください!」とのこと。

 二日目以降もPerformer SYO!から目が離せません!

(福)

2023フェスティバルレポート / アーティスト オンステージ
2023/11/02 07:29 PM
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