Festival Report フェスティバル レポート 2016

赤と黒 /  デュオ ラオス 

タンゴの調べにあわせ、二人の男と女が踊りだす。
緩やかな音楽の中で情熱的な赤と黒が絡み合い
幻想的な世界が浮かびあがる。

それは『デュオ ラオス』の芸術的なパフォーマンス。




要所にアクロバットを散りばめているのだが、
エレガントに、スムーズにポーズを決めていく。

いとも簡単に決めていくので、
見ている自分の目が信じられない。







左手の平で片足バランスの女性をまるで空気のような軽さで
ふわりと持ち上げるパフォーマンス。
地面から軽々と大の字で持ち上げる、地面すれすれで止める荒業も
無重力空間で行っているような錯覚に陥ってしまうほどだ。



photo bu H.Shinohara





あまりにも素晴らしいので聞いてみると
彼女は、バランスを崩れないように姿勢キープすること
彼は、持ち上げるときにエレガントに見えるようするために
体力作りに気をつけているそうだ。

ペルーのサーカスで出会いペアを組んだ二人は公私共のペア。
だからこそ、息もぴったりでセクシーなのかも。

初めての静岡は、フレンドリーで雰囲気も人もとても良く、
言葉や態度でだしてくれて嬉しいとのこと。

「まだ見ていない人は、ぜひ見にきてください!」
とメッセージをくれました。




(みゅげ)

2016フェスティバルレポート / アーティスト ワールドカップ部門
2016/11/05 03:38 PM
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