Festival Report フェスティバル レポート 2016

新生”to R mansion”誕生!奇妙奇天烈な彼らの世界にようこそ



ぱっと目を引くカラフルな4人組が奇妙奇天烈なコメディで冒頭から観客を惹きつける。子どもから大人まで、そこにいるすべての人が一瞬のうちに彼らの演技に釘付けになる。それが「to R mansion」だ。そんな彼らのパフォーマンスは、日本のみならず世界各地で愛されている。



パントマイム、アクロバット、マジック…様々なパフォーマンスを織り込んだコメディは、まるでジェットコースターのような急展開で次々とシーンが変わる。

観ているこちらはその度に新鮮な驚きでワクワクさせられ、次は何が飛び出すのか、どんな風にびっくりさせられるのかと期待は膨らむばかり。時間の経過と共に観客のテンションはどこまでも上がり続けてとどまる事を知らない。そしていつの間にか自分がすっかり彼らの世界に入り込み、その奇妙な奇天烈な世界の一員となっていることに気づかされるのだ。



今年のステージは晩秋にふさわしく映画をテーマにした「シネマパラダイス」。昔ながらのフィルム映画のような懐かしさと斬新なアイディアがバランスよく盛り込まれて見ごたえ十分。見逃したらもったいない。今回から新メンバーのモハメド・アリガトー氏が新たに加わり、去年とはまた一味違った独特の世界観で私たちの心を虜にすること間違いなし!だ。




そんな摩訶不思議な「to R mansion」ワールドを、大会期間中にぜひ楽しんでほしい。いざ、静岡へ!


追記:来年1月に舞台公演を神戸で行います。。

「The Wonderful Parade」 (公演日:2017年1月7日・8日)


8人が繰り広げる摩訶不思議ワールドです。ストリートとは一味違ったパフォーマンスをぜひご堪能ください!
なお、公演会場・チケットなどの詳細はto R mansion 公式HPをご覧ください。



Written by Atsumi/Marine/Yuri

続き▽

2016フェスティバルレポート / アーティスト オン部門
2016/11/03 06:48 PM

今年もみせます!笑いのオンパレード/サンキュー手塚

サンキュー手塚さんは、静岡の皆さんは知っている人が多いでしょう。パントマイムをはじめ小道具を使い、流行の曲にあわせたパフォーマンスを見せてくれます。

今日は、元気なサンキューさんにぴったりな快晴になりました。
はじめに、ゴジラのテーマが流れると登場したサンキューさんは、いきなり、カップ麺を食べる??
そして、辛いのか口から火を噴く??そして、「君の名は?」と呼ぶ声が。
サンキューさんは、「辛ゴジラ」と書いた紙を見せる~<爆笑>
今年のヒット映画、「シン・ゴジラ」と「君の名は」を結びつけたのね。

続いて、これも新作。セリフなしで車を運転し、そこから紙飛行機を飛ばし、バックでは「365日の紙飛行機:AKB48」の曲が流れる。
お客さんから奥さん役、子役をやってもらい心地よい空気が流れる。


最後は、サンキューさん定番のパントマイム。なんと会場に、当時5歳、現在、女子大生になった女性の方がいて運命の再会!
サンキューさんは、陸上のランナーのユニフォームになり、彼女の元へパントマイムをしながら、近づいていく。
ピストル音がなり、血を吹きながらも。もちろん、血は小道具。
バックミュージックと合っていてプロモーションビデオをみているかのようだった。
小道具があちこちで出てきて、曲がストーリーにうまく乗っていて、今回も本当に楽しめました。

最後にサンキューさんに質問をしてみました。
ほんと毎回、新しいネタを披露してくれて、どこでネタを考えているか?・・・
音楽を聴いているときに、浮かびます。場所は、ホームセンターでとか。部屋に閉じこもって、さぁ、考えるぞではないとのことでした。
小道具がたくさんありますが、これはどこで用意するんですか?・・・
小道具はホームセンターで購入してます。ほとんど、自作です。
静岡の方の印象は?・・・
温かい中に、厳しさもあます。
最後に、静岡の方に何か一言を・・・
一緒に(パフォーマンスに)参加して欲しい。
忙しい中でしたが、しっかりインタビューに答えてくれて、とても低姿勢で人の良さを感じました。

本当に笑いたい、いい作品を観たいと思っているあなた。サンキュー手塚さんは必見ですよ~。
(あき)

2016フェスティバルレポート / アーティスト スペシャルプログラム
2016/11/03 06:44 PM

一味違うクラウンチーム/ル ヴレ マジョール

2016年11月3日 木曜日 16時 

photo by Inoue

ル ヴレ マジョールのへクター氏を取材した結果彼ら4人組はパフォーマンスをしてほしいと正体された。
ベルギーはチョコレートで有名だそうだ。彼らの国は人口密度が少ないので日本に来たときは素晴らしいと感じたとの事。

パフォーマンスをする際に変わった衣装を着ていたが、それは彼らが自分で考えたもので、ナポレオンを基に作成された。 
ベルギーは1830年に出来た国なのだ。

静岡には二日前から到着していて大道芸が終わっても、もう少し日本に滞在したいとおっしゃって

Shizuoka is great!

(K)


photo by Inoue

ル ヴレ マジョールは実はイケメンな4人組、ビールとチョコレートとフレンチフライの国ベルギーからやってきました。
昨年のフランス アヴィニョンでのフェスティバルで、この大道芸ワールドカップクラウン部門へスカウトされたそう。

初めての日本、見るものすべてが珍しく楽しくてたまらないというご様子。
静岡については、程よいサイズ、human sizeな街でとっても心地よいよというお褒めの言葉をいただきました。
びっくりしたのはりんごの大きさ、パフォーマンスに重大な影響を及ぼすんです。
ヨーロッパのりんごは淑女も丸かじり出来る手のひらサイズですからね。
大きいけれど、がんばって食べてください!

隊長のアシュト、面倒見のよいヘクター、歌の上手なサルバトル、お調子者の太鼓担当トレヴァー
4人の楽しい雰囲気をぜひ間近で味わってください。ただし、近づきすぎは要注意!

(yyukke)

2016フェスティバルレポート / アーティスト スペシャルプログラム
2016/11/03 06:40 PM

会場にご来場のお客様・アーティストさんからメッセージをいただきました



エル グラン ディミトリー



マット リカルド












アナスタシーニ ブラザーズ

2016フェスティバルレポート
2016/11/03 06:39 PM

真秋の夜の夢

今年も熱い4日間が始まります!
その前日に行われるのプレビューショーに潜入しました。
このプレビューショーのチケットは、プレミアもので、
今年は6倍の競争率。
(私、そのチケットと幸運にも引き当てたのです。)



18時開演にもかかわらず皆さん早くから並んでいます。
今年の1番のりのお客様は、冷たい風の吹く中、
市民クラウンから温かい祝福されていました。






甲賀プロデューサーはウクレレ片手に弾き語りで
ボランティアのみなさんを癒してくれています。







プレビューショーのオープニングは、池田光洋。
さすが、大道芸の正しい見方の講義とは!
驚きでしたが思わずくすっと笑います。



加納真実は『はなうた』でも笑わせてくれる素晴らしい芸。
おかげで私の頭の中で『うさぎのダンス』がエンドレスで流れています。
きっと、同じような人がいるのではないでしょうか?



プレビューショーでは、この人とこの人が?というコラボがあり、
なんと今回は、イケメンジャグラー
桔梗ブラザーズ、天平、矢部亮の4名のと美味しすぎるコラボレーション!
しかし、残念だったのは、光るクラブを使うため、
舞台が暗いので顔が見えない(席が遠いから?)ということ。



ほかにもシルブプレの舞台にたくさんのエキストラで出てきたり
、パフォーマンスショーには先輩方のお手伝いと、
協力して盛り上げているアーティストの姿が見れてお得気分。


豪華キャストの後のダメじゃん小出のドナルド・トランプは爆笑でした。



ワールド部門、オン部門など66組が2時間半の間に出場するので、
各自の持ち時間は少ないけれどしっかりインパクトを残しているので、
どれもこれも見たい!!と思ってしまう宝箱。


夢のような時間でした。




来年は是非あなたも体験してください。




   (みゅげ)

2016フェスティバルレポート / その他
2016/11/03 06:24 PM

Cool, Cooler, and Coolest!/マット リカルド

英国から一人の紳士がやってきた。その名もマット・リカルド!
紳士の必須アイテムであるスティッキや帽子、葉巻を使った彼のジャグリングはとってもCool!
いや、もうCool,Cooler, Coolest!っていってもいいぐらい!



そんな彼、世界中で彼しかできない技を持っているんです。

その名も、高速テーブルクロス引きなおし!

テーブルクロス抜きは堺正章さんも得意で有名ですよね?でも、マットは一度抜いたテーブルをもう一度引きなおしてしまうんです。
それも、そのはずマットは堺正章さんにテーブルクロス抜きを手ほどきしたお師匠さんなんです。

いつもパフォーマンスの締めくくりをテーブルクロス抜きで飾っていたマットが、何かほかの人にはできないことはないかとテーブルクロスを引きなおすことを思いつき、10年にも及ぶ練習の末に完成させたのがこの技です。

新春かくし芸大会でも見れない技がこの静岡で見れるんです!
「この技にはなんの秘密もない。ただ練習あるのみ。」というマット。
あなたも練習すればできるようになるかも。。。


いつものテーブルクロス抜き


そして抜いてからの~引きなおし!

まずは世界でマット・リカルドにしかできないテーブルクロス引きなおしをぜひ見に来てください!

静岡の観客は暖かくていいね!というマットから静岡のお客さんにメッセージをいただいています。


呼んでくれてありがとう!静岡大好き! マット・リカルド

(Yuki)

2016フェスティバルレポート / アーティスト ワールドカップ部門
2016/11/03 06:14 PM

静岡を代表する大ベテランコメディアン/ダメじゃん小出

夕方の青葉B3。あふれんばかりの観客の中で彼のパフォーマンスは始まった。
始まる直前から、広報静岡の放送が流れる中、「こちらは広報ダメじゃん小出です!」で観客を一気に取り込んだ。



毒舌ぶりはいつものとおり。それを待っているがごとく、どっかんどっかんの歓声が。
フランダースの犬の最終回のパフォーマンスでは、お客さんたちを巻き込んでの楽しい寸劇であった。






彼、ダメじゃん小出は実に2回目の大会から連続して出場しており、彼のパフォーマンスを見るのを楽しみにしている人が多い。
一度彼のパフォーマンスを見れば、もう彼のとりこになるのは間違いない。
(うるし・タキ)

2016フェスティバルレポート / アーティスト オン部門
2016/11/03 06:00 PM

兄弟の絆!人間大車輪!/アナスタジーニブラザーズ

2010年度ワールドカップチャンピオンであるアナスタジーニブラザーズが今年よりパワーアップして帰ってきた。彼らのパフォーマンスは兄ジュリアーノの足の上で弟ファビオが大回転をするというものだ。2010年にチャンピオンになったときには、兄ジュリアーノは20歳、弟ファビオは13歳だった。そんな彼らが6年の月日を経てまた静岡に帰ってきた。

世界中で活躍する彼らはとても忙しく家に滞在できるのはわずかな時間だと言う。なので、チャンピオンになった翌年彼らは大道芸でパフォーマンスをすることができなかった。そんな彼らのパフォーマンスが今年また観れるとあって、彼らのパフォーマンス中には大勢の観客が彼らを囲っていた。観客は彼らのパフォーマンスに魅了されていく共に、ハラハラしながら観ている。


彼らのパフォーマンスの指導をしているのは彼らの父である。彼らの父もまた同じパフォーマンスをしていたからだ。

”パフォーマンスで一番難しいところは、兄の足の上で宙返りをした後に着地をすること”と弟は答えた。兄弟で息がぴったり合っていなければできないパフォーマンスだ。そんな彼らのパフォーマンスからは”兄弟の絆”が感じられる。

彼らのパフォーマンスに魅了されている観客はもちろん多いが、彼らのルックスに魅了されている観客も多くいる。観た人全員を虜にする彼らのパフォーマンスを是非ご覧あれ!


(なつみ)

2016フェスティバルレポート / アーティスト ワールドカップ部門
2016/11/03 06:00 PM

コミカルな世界に引き込むスペイン出身のクラウン!/エル・グラン・ディミトリ

今年の大道芸ワールドカップではクラウン達のスペシャルプログラムが組まれている。その中の一人であるスペイン出身のエル・グラン・ディミトリは外のクラウンとは一風変わったパフォーマンスで観客達を楽しませている。

彼は人を笑わせることを何よりも大切にしている。人を笑わせることは、クラウンとしてではなく人として一番大切なことだと彼は言う。幼い頃から人を笑わせることが好きな彼は、若いころに舞台でクラウンをやったことをきっかけに自分にはこれしかない!と思いクラウンになった。


パフォーマンスの最中は彼の作るコミカルな世界に観客を引き込んでいく。彼のパフォーマンスの特徴でもあるグダグダだが一生懸命な姿が観客を笑顔にする秘訣である。
 
彼の独特な世界に引き込むパフォーマンスを是非ご覧あれ!


(なつみ)

2016フェスティバルレポート / アーティスト スペシャルプログラム
2016/11/03 05:52 PM

あなたもこの目撃者になる? / ラルブル ア ヴァッシュ

ラルブル ア ヴァッシュはフランスのボルドーから来た男女の二人組です。

2人の演技は新ジャンルに入るもので、見に来られた方は、フランスの街角に現れた老夫婦の一騒動を目撃することになります。
パフォーマンスは1時間と長め。
途中からでも楽しめますが、最初から通して見ると、何があったかわかってより楽しめると思います。

25周年の特別企画で招かれたラルブル ア ヴァッシュ。
彼らは日本に来るのも初めてだそうなので、初めて見る方も多いと思います。


(photo by P.Rangga)

演技の見所は、くるくる変わる表情にコミカルな動き。
登場する道具や軽快な音楽も相まって、次は何が起こるのかと目が釘付けです。
時にはお客さんも巻き込んでのパフォーマンスも。
次々に起こる出来事に会場はどっと沸いたり、どうなるかと静かになったり。
見ていてドキドキします。
インタビューでも、日本のお客さんは集中してしっかり見てくれていると言っていました。

彼らは普段、劇場などの屋内でやることはあまりなく、街角の出来事を意識しているので路上で行っているそうです。
パフォーマンスはつくるのに毎日ではないですが、9ヶ月ほどかけて考えたと話していました。


老夫婦にいったい何が起こったか。気になる方はぜひ見てみてください。
静岡の街角がフランスの街角になったような気分を味わえるかもしれません。
特に最後は驚きの急展開を迎えるので注目です!


このパフォーマンスを見るのは、
正面からが見えやすくておすすめだそうです。
前で座って見る人は、シートなど敷くものがあるといいかもしれません。

2016フェスティバルレポート
2016/11/03 05:49 PM
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