Festival Report フェスティバル レポート 2015
恋のキャッチボール / カレン ブーレ&マイク ルクレール
時代は、1930年代。
とある公園のベンチで、2人の男女が出会う。
最初はお互い意識しあい、緊張ぎみ。
ボールを取り出し様子を見合い、少しずつ2人の距離が近づいていく...。
そして、ジャグリングでゆっくりと絡み合い、また離れて…と恋の駆け引き。
ふたりが織りなす恋のキャッチボールがリズミカルに続いていく。
まるで、映画のワンシーンを見てるよう。
音楽に合わせてタップダンスの様にジャグリング。
2人の中を交互にボールが動きが、当たり前の様に見えるのだが、
これは高いテクニックがあるからこそ、見せる事が出来るのだ。
優雅でロマンチックなドラマを彷彿させるジャグリングが心を惹きつける。
そのことを聞いてみると、1930年代、公園、ベンチの3つのインスピレーションからドラマを作り上げ、
そのイメージの曲に合わせてジャグリングをするように気を付けているそう。
これは絵を描くのと同じなのよ。
インスピレーションからテクニックや道具などを使って作り上げるところがね、とカレン。
そんな2人の世界はアートそのもの。
お似合いの美男美女のふたりだか、良き友達でありビジネスパートナー。
マイクは左薬指のリングを見せてくれた。
(残念…)
恋する人も、昔に恋をした人も、
このパフォーマンスで、甘く優しいロマンスを思い出してください。
momo
Photo by Y.Inokuma
Taku.Endo
2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト ワールドカップ部門
2015/11/02 06:31 PM
2015/11/02 06:31 PM