Festival Report フェスティバル レポート 2014

新感覚のダンス/ザンゲ

どこまで曲がるんだ!? ビートにあわせて立ったまま背中が地面につくまで曲がったり、ネジのように腕がくるくる回っていく。予想外の軟体技を駆使したポッピングダンスだけではなく、水晶玉を用いたジャグリングにより観客を魅了する。

関西から来た「ザンゲ」は静岡の大道芸に初参加。小学生のときにダンスを始め、相方と共に全国高校生ストリートダンスコンテストで準優勝を果たす。その後、相方はプロのダンサーとして活躍を開始し、初めて挫折を経験する。

ダンスをやめようと思ったこともあったが、もう一度夢を掴むために出直すことを決心し、22歳の時にニューヨークアポロシアターのアマチュアナイトに出場し、デビュー時を含め、出場9回のうち6回の優勝を勝ち取った。

「ザンゲ」という名前からは想像つかないが、父親に対する温かい気持ちがこもっている。父親が自営業で苦労したため、息子には会社員になってほしいと考えていた。父親の思いを戒めに自ら「ザンゲ」という名前を名乗り、トップを取って両親が喜んでくれるよう日々特訓をしている。

大道芸ワールドカップでは“インパクトなるニューカマー”として、皆さんに斬新なダンスを楽しんでいただきたいとのこと。
是非パフォーマンスを見に来てください!!

(ぺぱろにピザ)

2014フェスティバルレポート / 2014アーティスト オン部門
2014/10/31 03:59 PM
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