Festival Report フェスティバル レポート 2014

男性のフラフープ/アントン モナスティルスキー

大きなフラフープと小さなフラフープを使ってパフォーマンスするアントン モナスティルスキーはとてもすごかったです。
大きな方は身体のいろんなところを使ってぐるぐる回していてとても力強く、
小さな方では、4つ同時にバラバラの場所で回していたり。身長が高いのに小さなフラフープを回しながら体を通していてびっくりしました。
フラフープを回しながら逆立ちしたり、踊ったりとてもすごかったです。

大きなフラフープは直径180cmで重さが2キロで小さいフラフープは500gだそう。
小さい方は4つ同時に回していたのでずっと2キロぐらいを回しているということがわかりました。
フラフープのアーティストは女性の人が多いけれど、アントン モナスティルスキーは男性で初めてのフラフープのアーティストになりたくて始めたそうです。
フラフープは一度に100個以上回せるらしく、同時に何個も回すことより、バラバラの場所で回すことのほうが難しいらしいです。

力強く、高度なテクニックがすごいのでオススメです。

(るう)


2014フェスティバルレポート / 2014アーティスト ワールドカップ部門
2014/11/02 05:25 PM

アコーディオンの調べとともに奏でる恋の物語/セ プール トア

物悲しいアコーディオンの調べとともに登場する男性、そして一組の男女。
物悲しい音楽があたかも2人の男性の間で揺れ動く彼女の心を表しているようです。



セ プール トアが演じるのは、アコーディオンの音楽とアクロバットを融合した恋の物語。
しなやかな肉体から繰り出されるアクロバットに目がいきがちですが、
ロシア出身のアコーディオン奏者ルーディー・ヤキンにも注目です。
彼も物語の登場人物の一人。
アコーディオンを弾くだけでなく、アクロバティックな技をもって物語に参加します。



アクロバットを演じる男女のペア、ジン・フンとヴァン・アンはベトナム出身。
ベトナムから大道芸ワールドカップに来静するアーティストは初めて。
一見の価値ありです。

劇を見ているようなセ プール トアのパフォーマンス。
笑いどころあり、息を呑む瞬間ありと多才な彼らの演技をぜひ見に来てください。
二人の男性の間で揺れ動く乙女心、恋の結末はいかに?




(YUKI)

2014フェスティバルレポート / 2014アーティスト ワールドカップ部門
2014/11/02 05:23 PM

夜のパフォーマンスも必見!/望月 ゆうさく

オン部門、唯一の静岡市出身のアーティスト、望月 ゆうさく。
タップダンスとディアボロのコンビネーションで魅せるジャグリングを披露してくれた。



地元出身のため、3歳のころから大道芸を見始め、慣れ親しみ、毎年、この時期になると血が騒ぐそうだ。
大道芸をきっかけにヨーヨーをはじめ、ジャグリングの世界にのめりこみ、極めているうちに、音楽と映像を組み合わせたパフォーマンスを考えるようになった。
東京オリンピック開業50周年の記念イベントのときには、オリンピック招致のゲストアーティストとして会場を沸かせた。
惜しくもジャパンカップを逃したが、緊張もほぐれ、のびのびとした演技を見せることができた。
ディアボロとタップダンスを融合し、リズムを強く意識した。
ディアボロの数が増えると共に、歓声も大きくなり、より会場が盛り上がっていった。
彼が常に意識していることは、楽しむこと。
技を追求しすぎると型にはまってしまう。
自分が楽しむことで、お客さんも楽しませることができると彼は語っていた。
今後も彼の進化するパフォーマンスに注目していきたい。

夜は昼間とは違い、彼の真骨頂である映像を使った演技を行います。
夜7時のパフォーマンスを是非!必見です!!

(Haru.S)

2014フェスティバルレポート / 2014アーティスト オン部門
2014/11/02 05:16 PM

7個のボールでジャグリング?!/渡辺あきら

驚異のジャグリングを披露した男がいる。
ボールな数をどんどんと、増やしていきその数なんと7個!
そしてそれをほぼ完璧にやりこなした。お客様からは、割れんばかりの拍手が送られ盛り上りは最高潮に達した!

続いてシガーボックスを披露。
本当に動かしてるの?と思ってしまうほどのスピードでボックスを操った。

そして最後にクラブを使ったジャグリング!
まずは、観客を巻き込んだパフォーマンスを披露。
お客様もその場での指名にもかかわらず上手にパスをし、パフォーマンスを支えた。
とても高いところまで投げたり、しゃがんだ状態であったりとさまざまなジャグリングを見せつけた。

アーティストいわく、とても盛り上がりをみせた。

果たして7個のボールのジャグリングは果たして成功するのか?
残りのステージの中での成功を期待したい。





(yoshi)

2014フェスティバルレポート / 2014アーティスト オフ部門
2014/11/02 05:07 PM

アイシテル!/デュオ ジャック&セルジュ



出てきたのは眼鏡をかけたひ弱そうな男と、斧を手にした髭面の大男。
髭もじゃジャックは奇声をあげたり、チェーンソーを振り回したり。
自転車に乗るセルジュを追い掛け回す。
二人が乗るのはブレーキがついていない、前輪は360度回転する特殊な自転車だ。

ジャックとセルジュはフランスの国立サーカス学校CNAC(Centre National des Arts du Cirque)でサーカスを学んだ。
10代だった頃、学校へ向かうバスの中で二人は出会った。
ジャックにはまだもじゃもじゃの髭は生えていなかった。
学校を卒業して10年ほど経ってから、二人は再会し、デュオを組んだ。

一見対照的な二人だけれど、自転車アクロバットは息ぴったり。
走る自転車の上に両手を離して立ち乗りしたり、後輪だけで並走したり、繰り出される技に目を奪われつつも、ふたりの掛け合いに心があたたまる。

2010年にシルバー賞を受賞した二人だが、大会への参加は4年ぶりになる。
大会初日から悪天候が続いたが、今日はお天気にめぐまれ、初の野外パフォーマンスとなった。

「賞を狙うより、自分たちが楽しみ、見に来てくれたみんなにも喜んでもらいたい。」
満を持して大空の下自転車にまたがる二人はエネルギーに満ち溢れていた。

強面の髭面男が「ボクノコト、アイシテル?」と語りかけてくる。
ぜひ二人のパフォーマンスを見に行って、「アイシテル!」と声をかけて欲しい。
(るぽん)

2014フェスティバルレポート / 2014アーティスト ワールドカップ部門
2014/11/02 04:36 PM

いつもの日常に楽しみを!/モア ザン マイム シアター

伊勢丹地下のワイン店に現れたのはモア ザン マイム シアター



一見ただの古びた銅像かと思いきや、彼はワイン店を訪れるお客さんに試飲用のワインを配り始めましたワイン
通りかかる人々は足を止め、物珍しげに彼を見回した後、ワインを受け取り、笑顔で帰って行きます。
近くに来るまで彼のことを銅像だと思い込んでいるお客さん。少し驚いた表情を見せながらも、
最後には一緒に写真撮影をし、「ありがとう」と声をかけていきます。とても和やかな雰囲気でした太陽



彼はお客さんがおいしそうな表情を見せるたびにワインボトルごと自分の口元に持っていき、
飲みたいという欲に駆られながらも、なんとか抑え、来てくれるお客さんにワインを配り続けました。
表情が柔らかいためか、訪れる子供たちは警戒しながらも、笑顔で手を振ったり、
顔を近づけたりして、始めて見たであろう変わった銅像を楽しんでいましたよ音符

たまたま伊勢丹を訪れたご夫妻は「普通に試飲するよりも、面白い!楽しみがある」と話してくれました。
たしかに、いつもはできない試飲体験なので、新鮮です。道具も音楽も言葉さえないけれど、
彼のエンターテイメントはお客さんを幸せにする力があるようです。



楽しいひと時をありがとう! モア ザン タイム シアター!

(molly)

2014フェスティバルレポート / 2014アーティスト ウォーキングストリート部門
2014/11/02 04:09 PM

活気あふれる駿府城公園♪

食欲そそる香り、笑顔あふれる人だかり、元気の出る音楽、
そんな活気あふれる駿府城公園内には華麗なパフォーマンスだけでなく
様々な屋台の設置、イベントが開催されています!
屋台も普段ありつけないような世界中の味が楽しめます。

中でも一段とにぎわっているキッズガーデンには
毎年恒例の子供たちがデザインしたクラウンと遊べたり、
ファイスペインティング、マラカス作り、
そして授乳やおむつ交換の出来るバンビワゴンの
設置サービスも開始され、ママ達を支援してくれてます。

多くの家族連れや、お年寄り、老若男女問わず楽しむ事ができ、
笑顔を届ける要素が会場内にはたくさんあります。

昨日、今日と雨がぱらつく中、雨天だからこそ、
晴天のときとは少し違った、さらに迫力のある
パフォーマンスが見れること間違いなしです…。
皆さん是非会場に足を運んでみて下さい♪



(kana)

2014フェスティバルレポート / 2014会場の様子
2014/11/02 03:56 PM

音楽とジャグリングを愛する青年/Koji Koji Moheji

静かな雨音の中、どこからか音楽が聞こえてきた。
バグパイプを抱えた青年が奏でるメロディーは時に優しく、時に楽しく、観客に寄り添う。

ミュージシャンであると同時にジャグラーでもあるKoji Koji Moheji。
彼が静岡のために用意した演目はディアボロとバグパイプ。
まったく違うジャンルのこの2演目を1回のパフォーマンス中に行うのは彼だけなのではないだろうか。

負けず嫌いな性格故にディアボロで日本一になった彼。
ディアボロに限らず、さまざまな道具の「技」を習得するのが好きなのだという。
そんな彼が語るところによれば、性格は意外にも人見知り。
初対面の相手に自己紹介をする際、顔を見て話すのが苦手で会話が滞ることもあった。
そんな時にディアボロの技を披露してみせたところ盛り上がり、その場をつなぐ事ができた。
一芸があれば人見知りな自分でも会話の糸口をつかめる。
自身の人見知りな性格がディアボロ上達の促進剤になった。

趣味はジャグリングでも、彼が卒業したのは音楽系の大学。
現代版にアレンジされたバグパイプの曲がラジオから流れてきた時、衝撃を受けた。
数あるバグパイプの中でも彼が演奏するのはスペインの「ガイタ」。
今までに6回スペインに渡り、尊敬する師の下で学んだ。
ガイタについて語り始めたらとても長くなりますよ、と微笑む彼からは自身の音楽への愛が感じられた。

そんなKoji Koji Mohejiがパフォーマンスで目指したいと語るのは「ジャグリングと音楽の融合」。
彼の音色には独特の魅力があり、通行人が次々と足を止める。
優しい曲ではゆるやかに体を揺らしながら、リズミカルな曲では手をたたきながら。
彼の音楽を聞く観客は心地よさそうに彼の音楽に浸っていた。

大道芸を見ているお客さんが全員ノッている姿を見てみたい、ヘッドバンキングくらいさせてみたい、と語るKoji Koji Moheji。
彼の音楽と共に手拍子をし、足でリズムを刻む観客が多くいた様子から察すると、彼の夢はそう遠くないうちに実現するのかもしれない。

(未奈)

2014フェスティバルレポート / 2014アーティスト オフ部門
2014/11/02 03:47 PM

公園のベンチと素敵な出会い/クレール デュクルー

ベンチを斜めに引きずりながら現れる1人の女性。
抱えるベンチに、そして一歩ずつ進む足取りに、深く没頭し集中していた。
彼女がふと目を上げて観客の少年と目が合ったとたん、彼女と少年の間に生まれたストーリー。
ベンチが彼女の世界への入り口となり、観客は彼女の世界感に、優しく穏やかに包まれていった。

ショーの中で一番観客を魅了したのは、観客と同じ空間にいる彼女自身の存在感だった。
ダンスの名門であるコンセルヴァトワールを卒業した後、マイムやフィジカルシアターなど様々な技術を学んだクレール デュクルー。
様々な手法を取り入れていった結果、どのジャンルとも違うオリジナル色の強いパフォーマンスが出来上がったのだという。
1997年にレアンドレと来静した彼女を覚えている方も多いのではないだろうか。
今回はソロでの出演となり、前回とはまた違った魅力を携えて戻ってきてくれた。

深く、静かに、穏やかに進んでいくクレール デュクルーの優しいストーリー。
あの心地よさは日常の諸々を爽やかに吹き飛ばしてくれた。



(未奈)

2014フェスティバルレポート / 2014アーティスト オン部門
2014/11/02 03:32 PM

あかちゃんとママの味方!バンビワゴン!!



今年も、駿府城公園内のキッズガーデンでは多くのプログラムを
無料で受けることができます!

ポイントメイクが体験できるメイクアップブース
ディアボロなどのジャグリングが体験できる
  タッチ&プレイコーナー
クラウンと一緒にようかいウォッチを踊ろう!
  クラウン城

   


その他、クラウン図書館、大道芸わんぱくプレイランド、
みんなで体験!大道芸ワークショップなど、
大道芸を見て、触れて、体験して、全身で味わえるブースが
たくさんのキッズガーデン!!!
 

そして今年から、(一社)バンビワゴンad+vennt様のご協力で、
車内で授乳やオムツ替えができる移動型授乳・オムツ替え施設「バンビワゴン」
を駿府城公園キッズガーデン内に設置しています。(10:00~16:00)


中は清潔でエアコンも設置してあるので快適です。
電子レンジやミルク用のウォーターサーバーも完備してあるので、
ワゴン内でミルクや離乳食をあげることもできますよ。


  


また、ベビーカーの無料レンタルや、年齢別のオムツや
固形ミルクのサンプルもお配りしているので、身軽に大道芸へご来場いただけます。

 


朝一番に公式HPを見て、ピンクワゴンに寄ってくれたむつなりくん親子!
「街中にはこういう施設が少ないので、こういう施設があるとすごく助かる。安心して遊びに来れる。」
と、お母様がお話してくれました。

 



「さあ、あかちゃんを連れて出かけよう!」となると、準備だけでも大変です。
屋外イベントとなると、一度のオムツ替えも一苦労。。。
良い場所が見つからない、見つけても汚かったり、使いにくかったりで、
せっかくはりきって出かけて来たのに、ただ心身ともに疲れて帰る事になるケースは少なくありません。
そんな、お母さん達に安心して屋外イベントを楽しんで頂けるようにと「バンビワゴン」を作りました。

まさにあかちゃんとママの味方!「ピンクワゴン」
大道芸にご来場の際には、是非ご利用ください。


(ゆっか) 

2014フェスティバルレポート / 2014会場の様子
2014/11/02 03:25 PM
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