Festival Report フェスティバル レポート 2012

静岡駅から街中へ/会場までの道案内

毎年日本各地から多くのお客様がいらっしゃる大道芸ワールドカップin静岡ですが、街中を歩いているとよく会場までの道を聞かれます。
たしかに静岡市民でないとすこしわかりにくい市街地と駿府城公園までを、今回ポイントを押さえて紹介いたします。

まず駅の改札を右に曲がると地下道へ下りる階段があります。

ここを降りると第一の分岐点。


左に曲がると紺屋町商店街、

まっすぐ向かうと駿府城公園の矢印が見えてきます。



音に人並みに任せるまま地下道を進み階段を上がると市街地エリアに到着です。

先ほどの分岐でまっすぐ進み階段を上がると御幸通りが左に見えます。


道なりにすすむと右手にお堀が見えますので、中へお進みください。

お堀を二つ越えると、駿府城公園になります。

何か困ったことがありましたらインフォメーションブースにご相談ください。

(えぬたく)

2012フェスティバルレポート / 2012会場の様子
2012/11/03 06:53 PM

銀色対決/un-pa/POTE

今年もやってきました銀色の人ことun-pa



彼の持ち味は街中をぶらぶらと歩いて、偶然目撃するしか出会うことのできないハプニング性と希少性。
街中すべてが会場の大会中で、始まりも終わりもないシュールな空間が楽しめます。
銀色というモノトーンは街に溶け込みうっかりしていると見逃してしまうかもしれません。
でも彼の周りには自然と人だかりが出来て、その存在が浮かび上がります。
銀色の人そのいちのun-paに要注意。

そのいち…?

そう、今年は強力なライバルが出現です。
オフ部門のPOTE、こちらも負けずに銀色の人。


un-paを動とすれば、こちらは静。
人だかりの中心で銅像のように動かずポーズを決めるその人こそPOTEです。
銅像ならぬ銀の像。

銀色対決にご注目ください。

(えぬたく)

2012フェスティバルレポート / 2012アーティスト ウォーキングストリート部門
2012/11/03 06:42 PM

朝一番から笑いの渦に包まれて/大道芸RIKI

大道芸ワールドカップin静岡、大会3日目。
その最初を飾るにふさわしいアーティストが、プレミアムステージのまん前で
朝一番のステージから観客を笑いの渦に巻き込んだ。

「大道芸RIKI」去年はオフ、今年はオン部門で出場しているが、
演技が始まる前からバルーンアートなどで観客とコミュニケーションを取り、
演技が始まってからもそのとどまるところを知らぬマシンガントーク、
言い換えればマシンガンギャグで最初はおとなしかった観客たちを
次第に「大道芸RIKI」ワールドに引き込んでいく様は、まるで魔法のようだ。
特に筆者がイチオシなのは間を取るときに使う「セクシーポーズ」。
どんなときでも観客を飽きさせない術を彼は知り抜いているのだ。

彼は日本の大学で日本語を学び、英会話講師をしながら大道芸の技を磨いてきた。
関西における大道芸歴は10年。また、世界中のエンタティナー集団で一年半の
修行をしてもいる。

そんな彼の持ち味は前述の「マシンガンギャグ」はもちろんだが、何よりも
レベルの高いジャグリングの技術と、卓越したバランス感覚である。
特に「世界唯一の技」と言われている「トランプタワー上のナイフジャグリング」は
目をみはるほど危険な技と素人目にもわかるすごい技だが、
本人は口では「怖い、危険だ」と言いつつ、実際にはそれを難なくやってのける。
そしてさらに観客の心をつかみ、最後には誰もが彼の演技の虜になってしまうのだ。

このトランプタワーのナイフジャグリングは、彼の友人のアイディアから生まれたそうだ。
とても危険な技なので、当然怖いと思うことはあるという。
しかし、成功してそれを見るみんなの喜びの笑顔が励みとなってるようだ。

ちなみに今年は新兵器「ヅラ(かつら)」を使って観客を沸かせてもいた。
マンネリが何よりも観客にとってつまらないことを彼は知っているのだ。
だからこそみんな彼の演技を見るとハッピーになるのだと思う。
もちろん筆者もその一人である。

しかし、RIKI自身は、静岡の雰囲気こそが天国だと仰ってくださった。
私たち観客は、そんなRIKIを失望させないよう、彼のパフォーマンスを
大いに盛り上げていこうではないか。



(chitose)

2012フェスティバルレポート / 2012アーティスト オン部門
2012/11/03 06:38 PM

長年の鍛錬に培われた本物のパフォーマンス/デュオ インリン

大道芸ワールドカップin静岡でにぎわう街中。ざわめきの中、明らかに異質な空気が漂っている場所があった。
それを作り出していたのはデュオ・インリン。彼女たちが作り出す独特の神秘的な世界に、観客は魅了される。20年間もの間二人でパフォーマンスしてきたとあって、二人の息はまるで仲のよい姉妹のようにぴったり。しなやかな肢体が持つ驚くべき柔軟さを生かし、軽々と驚くべき技をやってのける。布を手や足で回したり、放り投げたりといった新鮮な技も含まれていて、見飽きることはない。伝統的な中国雑技の中に、二人が独自に改良を加えたアクロバットは、観客から頑張れの声援が出るほどとりこにして離さない。
彼女たちの優雅なパフォーマンスには欠かせない、しなやかな体型を保つ秘訣を聞いてみたところ、「特別なことはしてないわ。たくさん野菜を食べて、練習して、あまりファストフードを食べないだけよ」という答えが返ってきた。「練習は毎日8時間で、休みは日曜日だけ。楽ではないわ」という言葉が示すように、日ごろの様々な努力の積み重ねがあってこその素晴らしいパフォーマンスなのだろう。
静岡の観客について聞いてみると、「amazing!!」とうれしそうに答えてくれた。現在スイスとドイツに住み、本大会終了後の月曜日にはフィンランドに飛ぶという二人。残り少ない期間中、お見逃しなく!!(雪/Kana)


2012フェスティバルレポート / 2012アーティスト ワールドカップ部門
2012/11/03 06:35 PM

お母さんの手作りです! / 東日本大震災復興カフェ

大道芸ワールドカップ開催期間中は、全国各地から自慢の味が集合していますが、
今日ご紹介したいのは、ミライエ呉服町の復興支援カフェの出張店舗@駿府城公園です。

被災地のお母さんたちの手作りグッズ、実用的なぞうきんやかわいいエコタワシ、おしゃれなブローチ…

もちろん、東北自慢の海産物も、お菓子やジュースもあります!

静岡で最もたくさんの人が集まるこのお祭りだけあって、
東北出身の方や東北での支援を経験された方なども多くカフェにいらっしゃるそうです。
東北にゆかりのある方もない方も、このカフェに行けばいろんなお話が聞けるかも?!
詳しくはこちら
http://sviwateshizuoka.blog81.fc2.com/



今回の大道芸ワールドカップin静岡では、
プレビューショーに被災地の方々をご招待したり、クラウンカレッジを岩手で開催したり、
という活動も行っています。
やっぱり笑うのが一番の幸せと平和のもとですよね。

これらの活動の資金となるのが大道芸募金です。
会場で大きな赤いボール(ドネーションBOX)を持ったスタッフを見かけたら、ご協力よろしくお願いします。
100円以上の募金で、今年限定の大道芸バッジをプレゼントしています。

(yyukke)

2012フェスティバルレポート
2012/11/03 06:26 PM

空を背景に文化の融合を見る/HELOISE&WILLIAM

大道芸ワールドカップin静岡3日目の11月3日。
彼らはここ静岡で、初めて屋外での演技を披露した。

エロイーズ&ウィリアム 生まれはフランスとアメリカ、出会ったのはカナダというインターナショナルな彼らの舞台は、地面でなくポールの上である。

ドラマティックな音楽に乗せて次々と繰り出される彼らの演技は、ポールの上であるというリスクと、砂埃舞う外での演技ということを微塵も感じさせない。
息を呑む観客達・・・待った甲斐があるとはこの事である。

「日本の人達は僕らの演技をとても真剣に見てくれる。30分も前から待っててくれるからびっくりしたよ!」
そう語る彼らの出会いは、カナダの大都市モントリオールのサーカス。 そこで出会った様々なアーティストに触発されて、今の彼らがあるそうだ。
今年で結成10周年! 演技には、お互いへの信頼が表れている。

以前に2回、日本を訪れた事があるという彼らだが静岡は今回が初めて。
忙しくて観光をする時間もほとんどないそうだが、「昨日は刺身を食べたんだ!」と嬉しそうに語ってくれた。

そんな彼らの次の行き先はドイツ。
来年2月まで世界中を周るそうである。

日本で彼らに会えるまたとないこの機会、あなたもぜひ会いに来てはいかがだろうか?

(Uka)

2012フェスティバルレポート / 2012アーティスト ワールドカップ部門
2012/11/03 05:53 PM
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