Festival Report フェスティバル レポート 2011
困ったことがあったら/救護ブース
晴天に恵まれ絶好の大道芸日和でしたが11月にしては少し気温が高いせいか、ジャンパーの中は汗だくになってしまいました。
救護ブースの後藤さんにお話を伺いました。
「人混みの中の移動になるので転んだりつまづいたりすることも多く、熱中症かと思われる症状を訴える人も出ている」とのことでした。
救護ブースは青葉通りと駿府公園内に3箇所設置されています。体調を崩された場合はご相談、ご連絡ください。
初日から多くの方にご来場いただいています。無理せず楽しく、観覧しましょう。
(えぬたく)
2011/11/04 07:04 PM
貴重な写真に囲まれて/DAIDOGEIメモリアル
呉服町通りを真っ直ぐ歩いた静岡伊勢丹の向かいにあるミライエの2階では、大道芸ワールドカップin静岡の19年の歴史を凝縮した展示を行っております。
会場で案内をしていた実行委員の清水さんに、この展示の見所を伺いました。
「今はほとんど残っていない写真や、ここでしか見ることが出来ないファイナルステージのビデオの上映を行っています。飲食も自由ですので、休憩も兼ねてぜひお立ち寄りください」とのことでした。
大道芸マニアも初めての人も大必見です。
詳細についてはこちらのページをご覧ください。
(えぬたく)
2011/11/04 06:54 PM
サラリーマン、休息中/シバ
少し汗ばむような昼下がり。
仕事中であろうサラリーマンがなぜか街中でうろうろしている。
あれ、お昼休み中?
いや、もうお昼休みは過ぎている時間だ。
おっと、おもむろにベンチに座ったよ。
まさか、サボり中!?
あ、携帯電話が鳴って一生懸命商談を始めたよ。
と、いうようなことを想像させてしまうウォーキングアクトのシバ。
全身真っ白なサラリーマン。
日本のサラリーマンの哀愁を、歩きながら表現してくれる。
思わず「あー、あるある」とうなずいてしまうお父さんたちがいるかも。
(ミーコ)
2011/11/04 06:28 PM
金色の紳士、立つ!/シルバン・ルブラン
スタチュー。
今年の新たな試みとして始めたジャンルでありながら、
実のところあまり見たことがない。
それならばぜひ取材を!と思い立ち新静岡セノバポイントへ。
けやき通り口前に『彼』はいた。
見つけた瞬間「大きい!」と思わずつぶやいてしまった。
髪の先まで全身金色。
ただでさえ圧巻なのに、体も大きいから、ものすごい存在感。
立っているだけなのに、お客さんが自然と気になり足を止める。
スタチューとは彫像の意味。
なるほど、確かに動かない。
しかし、この動かないっていうのは意外と大変。
動かないためにも全身の筋肉をつかうのだ。
(実際に彫像のように立って動かないでいるとわかります!)
でもただ立っているだけではない。
恐る恐る、彼の前にある箱に投げ銭をちゃり~ん、と入れてみると…。
おー!動いた!それもお辞儀してくれる。
時には握手や、記念撮影も。
美人のお客さんにはハグしたり♪
なんて芸達者!
時間を忘れてついつい見てしまう。
こんな面白いジャンルを知らなかったなんて、もったいない!
さあ、未見の方は鑑賞しにいっちゃおう!
(ミーコ)
2011/11/04 06:08 PM
あま~い香りに誘われて/バタフライ
あるところに一匹のてんとう虫がいました。
てんとう虫は蝶にあこがれ、おもちゃの蝶を引きながら遊んでいると…
ひらひらひらひら…突然優雅なリズムとともに美しい巨大な蝶が現れました。
天を見上げるような高さに、思わずてんとう虫も観客もびっくり!!
バタフライはとってもながーい足で上手にバランスをとって、
観客の前をゆるやかに歩き始めました。
鮮やかな大きな羽を何度も翻し、常に満面の笑みを振りまく姿はとってもチャーミング!
てんとう虫は、夢にまで見た本物の蝶の姿に興奮して大喜び!
ダンスをしたり蝶を肩車したり、はしゃぎまくり!
てんとう虫が蝶の体をよじ登って二人が顔を寄せ合う姿には、
会場も歓喜と驚嘆の声で賑わいました。
蝶とてんとう虫が繰り広げるラブロマンスに、こちらも思わずうっとり…
バタフライは明日、明後日も素敵なパフォーマンスを魅せてくれます。
彼女が披露する幻想的で、ロマンチックな世界にあなたも誘われてみては?
(ミナ)
2011/11/04 05:28 PM
空間の美しき倒立/ファクンド クレイマー
ファクンド クレイマーはアルゼンチンの14歳のアーティスト。
洋服をかけるようなスタンドの上で、空中で逆立したり、バランスを取りながら、
様々なポーズを決めます。
力だけでなく、しなやかさとバランス感覚が求められるパフォーマンス。
空中での倒立は、まるで芸術作品のよう。
アーティスト一家に生まれ、彼が5代目。
幼い頃から、この職業に就くことを決めたとのこと。
演技について、師でもある父とお互いにアイデアを出し合うこともある、
と話してくれました。
世界中で技を披露し、母国語のスペイン語のほか、
英語、イタリア語も流暢に操ります。
今回が日本初来日。「日本でパフォーマンスできて、誇りに思います。
日本の観客の反応は、予想以上によくて嬉しい。
日本は清潔で、大好きな国のひとつになりました。」
と笑顔で答えてくれました。
「いつもベストを尽くしたい。」
こう語る若きアーティストの技を、じかにご覧下さい。
(さお)
2011/11/04 05:11 PM