Festival Report フェスティバル レポート 2010

静岡の空に描く恋物語/ソルソラ

ソルソラは2008年にペアを組んだ日本人とフレンチカナディアンのユニット。鮮やかに静岡の空に恋の物語「アンシャンテ」を描き出しました。二人の出会いをコミカルに描く導入部、トモコのトラピーズ(空中ブランコ)、ミシェルのチャイニーズポール、そして最後はトモコのティッシュ。静岡の地上に空に、恋の物語を描いていました。



 ユニットの名前の「ソルソラ」、「ソル」はフランス語で「地上」、ソラは日本語の「空」、このパフォーマンスにふさわしいユニットの名前です。

「このショーのインピスレーションは、二人の経験からなんですよ」と語るミシェル、その表情がすごく印象的でした。
セットは二人が車で簡単に移動しやすいように設計し、コスチュームはトモコが自分で作ったということで、ただパフォーマンスをするだけではない「プロフェッショナル」の仕事をかいま見ました。

演技中には二人の呼吸をあわせた演技をするため、お互いの表情を互いにみながら進めているとのこと。確かに拝見していて「こりゃ二人の息があってないと絶対できねぇなぁ」と、ファインダーを通して見ていました。

恋は山あり、谷あり、そしてスリルあり。
二人のパフォーマンスはまさに二人が描く「恋の物語」なのかもしれません。



……で、このエントリの中の人ははって?聞かないでください(汗

(な)

2010フェスティバルレポート / 2010アーティスト オン部門
2010/11/07 01:16 PM
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