Festival Report フェスティバル レポート 2009
静岡のために、カナダから(自費で)参上! / 矢部 亮
大道芸ワールドカップに毎年欠かさず参加している矢部亮。
今年ももちろん例外ではなく、カナダの公演の間を縫って静岡に戻ってきてくれました!
懸念されていた雨こそ降らなかったもののジャグリングの大敵たる強風にあおられ、いったんは「いつも通りのパフォーマンスはできない」との言葉も出ましたが、そこは世界チャンピオンの矢部亮、案ずることなかれ。華麗なボールジャグリングに始まり、三つものディアボロを自在に操るトリックで観客を魅了、「この天候なら十分の出来」とのことですが、十分過ぎるほどカッコいいパフォーマンスでした。
当然ながら投げ銭タイムの後もサインと写真撮影を求めて長蛇の列ができたのですが、その中にちらほらとディアボロにサインをねだる子供たちがいることに気づきます。実は今回のワールドカップでは彼のパフォーマンスとは別に、矢部亮プロデュースのディアボロショップ、体験ブースが設置されており、そちらも子供たちで大盛況。矢部亮は自身の夢として「日本のショービジネスはまだまだレベルが低いし、自分も含めジャグリングの知名度も高くはない。少しずつ裾野を広げて、日本のジャグリングを盛り上げていきたい」と語っています。彼自身も子供のころは八時間以上も練習していたそうですが、もしかしたらあのブースで熱心にディアボロをまわす少年たちの中から「第二の矢部亮」が生まれるのかも!?ぜひそちらの方にも足をお運びください(場所は駿府公園内パフォーマンスポイント7のすぐ脇です)。(Nagapong)
2009フェスティバルレポート / 2009アーティスト オン部門
2009/11/01 03:51 PM
2009/11/01 03:51 PM