Festival Report フェスティバル レポート 2008

I like you!!/ルディ マッカーギ



"I like you. I like you."
ルディ マッカーギは終始観客に愛を振りまいていた。

2003年にデュオで出場しチャンピオンの栄冠を手にしたルディだが、今回は単独参戦。
新たなルディの発見を楽しみにしていた人も多かったのではなかろうか。
単独参加についてルディは「今までとは違って、よりアクロバッティックなショーにしたかったから一人で参加したんだ」と語った。
この言葉に反しない、アクロバティックな演技をルディは私たちに見せてくれた。
中でも圧巻だったのは、不安定なワインボトルやグラスの支柱の上に板を置き、その上にバスケットボールを乗せ、
さらにその上で倒立をして手を離すというものだ。観客からは悲鳴のようなため息が漏れていたが、
この演技にはルディ本人も?ハラハラしているようであった。



お客さんにどのように自分を見てもらいたい?という質問に対しては「自然体の私そのままを見てもらいたいんだ。
だから私は顔に化粧をしていないんだよ」と語った。
観客にありのままの自分を表現していきたいというルディの信条のようなものが伝わってきた。
(勝)  

2008フェスティバルレポート / 2008アーティスト オン部門
2008/11/02 03:20 PM

We Love ハッピィ吉沢

インパクトあふれるショーでお客さん<ファン>を沸かせるハッピィ吉沢は大人気!!

マジック、パントマイムと幅広く活躍する彼のショーはとてもEXCITINGできる。
彼が魅せるワイルドな世界は、とても面白く、観るものを楽しませてくれる!!

前回はジョニー・デップのパイレーツ・オブ・カリビアンをモチーフとしたが、
今回は歌舞伎をモチーフとしてファンの前に登場した。

音楽にのったテンポよいパフォーマンスはファンの歓声をしっかりと
キャッチしていた。コミュニケーション術も抜群な彼はファンのみんなから
「吉沢~!!吉沢~!!」とすごく親しまれている。

衣装から次々と現れる小道具はまさにドラえもんのポケットのよう。

今回歌舞伎にしたのは日本のものに仕上げてみたかったとのこと。
日本舞踊を勉強して、そした2年かけて作り上げてきた。
彼曰く、パントマイムがあってこそのマジックだという。

演技をやるにあたって、常に自分に余裕を持つことが大切。
彼の名前<ハッピィ吉沢>の由来は観てもらうファンの方にハッピィな
気持ちになってもらうため。
ファンへの気持ちを大切にしている彼だからこそ、愛され、そしてこれからも
輝きる続けるのだろう!!

(オレンジ)

2008フェスティバルレポート / 2008アーティスト オン部門
2008/11/02 03:16 PM

Welcome to KOYO MIME WORLD!/山本光洋



茶こしがハエの目に?
袋がでんでん虫に?
延長コードがマイクに、シェーバーにと
目の前で七変化していく…?

さまざまなアイデアで観客を楽しませてくださる山本光洋さん。
アイデアを思いつくのは、ふとした瞬間。
たとえば絵や映画を見ているとき、ただ歩いているとき、
フッとアイデアが下りてくるのだそうです。

静岡ではすっかりおなじみの光洋さんですが、
最近はだんだん外でやるネタが減ってきて苦労もされているご様子。
受けが悪く初日で終わってしまうネタも過去にはあったとか。

大道芸だけでなく、海外公演やパントマイム教室など
多彩な活躍をされています。
12月と来年2月は東京、来年3月は名古屋で
舞台公演を控えていらっしゃいます。
大道芸のネタとはまったく違う演目を用意してくださっているそうなので、
お近くの方はぜひどうぞ。

大道芸をやっていて一番楽しいのは、
お客さんにありがとうと言ってもらえる時だそうです。
光洋ワールドを体験して、感謝の言葉と投げ銭をぜひ!

(みーな)

2008フェスティバルレポート / 2008アーティスト オン部門
2008/11/02 03:09 PM

国も性別も超えて、伝えたい♪/ローラ ハーツ



「私、全てを超えて伝えたいの!」そうビッグスマイルで伝えてくれたローラ!
「私はフランスに居る女性だけれども、国境も性別も宗教も全てを超えた
とってもニュートラル(中立)な立場でパフォーマンスをしている」と本人は語る。

確かに彼女のコミカルでエネルギッシュなパントマイム劇は様々な表情を持ち、
劇中も絶えず演技のカラーが変化していった。
男性的な力強さ、子供のような無邪気さ、女性的な艶のあるポージング、
表情はくるくる変わり、常に観客を巻き込んでいく元気なパフォーマンススタイルに
思わずこちらもビッグスマイル!!

チャーミングな仕草とキュートで高音な声が、女性クラウンであるローラの個性を創り、
彼女の世界観を確立!さながら不思議の国のローラといった感じだろうか…!??

最後にローラから大道芸人を目指す子供達へ、
「自分の中の心の声を聞いて欲しいわ。そしてそれを信じて受け止めるべきよ。
 あなたの想像と夢を体現してちょうだい!♪」

“ローラ in ワンダーランド”はこうやって創られた!

(記事:kana)

2008フェスティバルレポート / 2008アーティスト ワールドカップ部門
2008/11/02 02:51 PM
<<次の記事 前の記事>>