Festival Report フェスティバル レポート 2008
ありえない!!/エンダックスマラックス
今年もガーナから陽気なリズムとともにやってきましたエンダックス マラックス(何か素敵なコトという意味)。
彼らのパフォーマンスは驚きの連続!
ありえない方向に足が曲がったり、火を飲みこんだり...とにかく目が離せない!
ガーナ出身の彼らなので、連日に比べ涼しかった今日の天気では動きにくいかと思いきや、このくらいの気温の方がパフォーマンスはしやすいそうで、絶好調のパフォーマンスを見せてくれました。
世界各地の大会に出ている彼らですがこの静岡の大会を高く評価していました。静岡の街もとても安全で過ごしやすいとのコメントをいただきました。
また来年も彼らのあのリズムに会えるといいですね♪(河村)
2008/11/03 03:44 PM
いぶし銀のコメディー/ラッキーハンズ
「あのひと、ベートーヴェンみたいな雰囲気だったよねー」
「紙吹雪かけられちゃった!」
そんなお客さんの声がきこえてきそうな楽しいショー。
尊大な大音楽家に、若い音楽家が取って代わろうとスプーンを使って邪魔をいれては、そのたび放逐される。とうとう若者をボディチェックする先輩。からだじゅうからスプーンがザックザク!ダンス、トリックと続き、「終」と大書した新聞紙でしめくくり。落ち着いた雰囲気ながら、観衆を最後までグイグイひっぱっていく力わざ!
お話をうかがうと、「コメディアンのあつまりで、彼と知りあえたんだ。パートナーをみつけるのは、難しいんだ…。尊敬の気持ちが、大事なことの、ひとつだと思うね」。パフォーマーになりたいこどもたちへのアドバイスを、と水をむけると、これも真剣な表情で語ってくれた。「簡単に考えてはいけない、趣味と仕事は、もう別の惑星のようなものだよ。」
静岡を、とっても気に入ってくださったようで、高校卒業まで18年静岡にいたわたしは、飛びあがりたくなってしまったのでした。
(TransAm)
2008/11/02 06:32 PM
文化を越えたコメディ/ロブ トーレス
真っ赤な帽子がチャームポイントのロブ トーレス、彼はなんと世界43カ国での公演経験を持つベテランパフォーマー。世界どこでも(もちろん静岡でも!)変わらない笑いを届けます。
実は東京に住んでいたこともあるそうで、日本人のことはよくわかっている様子。パフォーマンスの端々でも、ヨーロッパで行っているものなどとは少し変えて、日本の観客でも違和感なく見られ、参加できるように配慮がされています。
もちろん、世界どこでも通用する彼のコメディは、ちょっぴり和風にローカライズされていても、思わず誰もが口元をゆるめてしまうような無邪気さと愛らしさを含んでいます。
彼は観客をまるで遊び相手のように、気軽に連れ出し、一緒に楽しみ、そして時計が鳴ったら勝手に帰る……て、帰っちゃダメなんですけど! そんな観客からの突っ込みも気にかけず、いつでも気ままに振る舞うロブ トーレスの姿は、誰もが経験したことのある子供の頃を思い出させます。
(ながぽん)
2008/11/02 06:27 PM
どきどきわくわくな美しさ/テンショウ
(photo by クマ)
見てうっとりの美しいマイムと小気味好いアニメーションダンス、色とりどりの仮面を使ったパフォーマンスなどを取り入れたテンポのよいショー。
七変化さながらの演目に飽きるまもなく惹きつけられていく。
曲を流してお客様の反応から声を引き出し期待や想像を膨らませる。それがマリオだったりパイレーツオブカリビアンだったり。
とにかく常にわくわくしてしまう。
(photo by クマ)
カラフルな変面のマイム。
マイムといえば仮面、というほどなじみの深いもので、黒い衣装に白の手袋と白の仮面というのが基本のスタイル。
それを面白いことをやりたいなぁと独自性のある仮面パフォーマンスを考え、BGMは臨機応変に変えることはあってもスタイルは26年変わっていないそう。
ワールドカップ審査の終了後の感想を尋ねたところ
「ほっとした!」
と一言。思った以上の盛り上がりで楽しくパフォーマンスをすることができたそうです。
どきどきな大笑いをご希望の方、ぜひぜひどうぞ。
(☆彡)
2008/11/02 05:56 PM