Festival Report フェスティバル レポート 2008
目指したのは芸術/レナ コーン
「私にとってディアボロは1つの道具、
大道芸人としてではなく芸術家として見てもらいたい」
優雅な音楽と共に登場したレナ コーンは、
ドイツのディアボロクイーンと言われるほどの技術の持ち主。
しかし本人が目指しているのは単なる技術の向上ではない。
レナ コーンという、1つの芸術を完成させるための
美しさ、優雅さを追求した結果の技術向上だ。
彼女のディアボロは、まるで彼女の周りを飛び回る妖精のよう。
是非ご覧あれ!
2008/11/01 06:00 PM
スタイリッシュな高速ジャグリング/クラウディウス シュペヒト
ステージに現れたのは、黒いスーツでビシッと決めた長身の男性と不思議な黒い箱。
クラウディウス シュペヒトのショーの始まりです。
3本のクラブ(こん棒)が回転しながら、
前へ後ろへ、右へ左へと自在に飛び回ります。
そのスピードと回転に、観客からも自然と「おぉ~」という声が。
その時、箱からクラブが飛び出しました!
それをキャッチして、そのまま平然とジャグリングを続けます。
マシンは自分で走り出し、向きを変えて停止。
どうやって動いているの? もうステージから目が離せません。
続いて出てきたのは銀色のカップ。
一度に投げ上げたカップをすべてキャッチします。
こちらもマシンからどんどん飛び出し、最後には10個!
もう観客も唖然。
見事キャッチしてポーズを決めた瞬間に、大きな拍手が沸き起こりました。
このスピードと迫力、文章でも写真でもおそらく伝えきれません(ごめんなさい…)。
ご来場の方は、ぜひご自分の目で確かめるべし。
(みーな)
2008/11/01 05:52 PM
主従関係はいつしか…?/アンドレイ&ルスラン フォーメンコ
海外パフォーマーの魅力の1つはやはりその豊かなボディーランゲージ!
言葉は通じずとも、共有出来る笑いの瞬間はいっぱい!!
アンドレイ&ルスランも例に漏れず、豊かな表情とジェスチャーでパフォーマンスに
ストーリー性を色づけしていく。
二人お揃いのタキシードでフォーマルに登場してきた彼等。
一瞬、仲良くジャグリング…?と思いきや、そこから彼等の
パフォーマンス対決が始まった! マジックで相手の意表をついていく
兄のアンドレイに真っ直ぐで高度なジャグリング技術を見せ付ける
弟のルスランによる兄弟デュオ!!
弟ルスランの兄アンドレイへの敬意はストーリーの流れと共に、いつしか兄への
挑戦へと変わっていく。弟ルスランの高度なジャグリングを
兄アンドレイのシニカルなマジックが彩る! あなたはどっちの味方??
(記事: kana)
2008/11/01 04:32 PM
静岡の空に舞う/カナコフ
これは合成でもなんでもありません。
正に秋晴れな静岡の空に宙高く舞う女性。
大男二人が支える『ロシアンバー』の上で繰り広げられるジャンプ&ダンスはとてもエキサイティング!
そこのお客さんも挑戦してみましょう。
バーの上に立って、手を広げてー、ハイ、ポーズ!
バーの上は、地上1.5メートルくらい?
怖くないはずがない。
安全マットもない舞台での、華麗なるアクロバット。
それはカナコフファミリーの信頼が成せる技なのだ。
(すだち)
2008/11/01 04:16 PM