Festival Report フェスティバル レポート 2024
大道芸ワールドカップ初出場!最強・最高のパフォーマンスユニット / ヒノカグヤ
和の黒装束に身を包んだ4人の男性がステージに立つと、一瞬観客席のざわめきが止まった。その動きに観客の目が釘付けになる。
2024年大道芸ワールドカップ初日のキリンポイント上空は、秋らしい青空が広がる晴天。その下で、本大会初出場の「ヒノカグヤ」が演技をスタートした。
さあ、フェスティバルの始まりだ!
ステージの前列では、赤い和傘を広げた二人が「手妻(日本の伝統芸能)」を華麗に披露。
狐のお面をつけ外ししながら、傘や和紙を使って流れるようなパフォーマンスを披露する。
本番前に少し披露した「手妻」のパフォーマンスも見ごたえがあったが、いい意味での緊張感が漂う本番のパフォーマンスはさらに見ごたえがある。
その後ろで二人のジャグラーが炎を吹き出すスティックで華麗にジャグリング。
二人のジャグラーが宙を舞った炎のスティックをキャッチする度に、観客席から大きな歓声がわきあがる。
失敗すれば命に係わる危険なパフォーマンスは全て成功!
さすが日本チャンピオンのプロジャグラー達である。
同じステージ全く異なる高度なパフォーマンスが同時に行われているのに、観ている方は何の違和感も覚えない。だからこそ彼らの演技に引き込まれ、心から楽しめるのだろう。
そんなヒノカグヤは、大道芸ワールドカップ初出場。
同じ事務所に所属する4人の精鋭アーティストが、本大会に出場するために集結したパフォーマンスユニット。
プログラムもこの日のために用意されたと言うではないか。
また彼らは最高・最強のパフォーマンスをするために静岡に来たと言うが、その言葉通り最高・最強のパフォーマンスを披露してくれた。
日中の炎のパフォーマンスもかなり見ごたえがあるが、暗い時間は炎がより鮮明に浮かび上がってかなり迫力がある。時間が許せばどちらもご鑑賞いただきたい。
(とある広報スタッフ)
2024/11/01 07:56 PM