Festival Report フェスティバル レポート 2024

オンリーワンをめざして / Freestyler NARI

彼のパフォーマンスの小道具は、とてもシンプル。
カラフルなバスケットボールに「バスケドラム」のみ。
その「バスケドラム」なんぞや?




これ、これなんです!

スティックの代わりにバスケットボールを操り、自由に音楽を奏でるパフォーマンス。
Freestyler NARI が世界で唯一行っている演目なんです。


(Photo by UME)


小中学校時代に熱中したバスケットボール。
中学の特別講師がバスケットボールを手の上で自在に操っていた様子を見て驚き、高校に入ってからパフォーマーに。



(Photo by UME)

ボールが体に手に吸い付き、一体化する。
素早く正確なドリブルによって打ち鳴らすドラムの音とパフォーマンス、そして観客の手拍子が融合した様子はライブそのもの。

ピンクの髪に、奇抜でおしゃれなファッション。
個性的で目立つ姿、「オレを見て!」とアピール。
彼の髪形やファッションとは反対に、最初の挨拶の丁寧さや、パフォーマンスからわかるように、超まじめで完璧主義。



パフォーマーかミュージシャン、他にも何でもできるけど、メインの肩書はなんですかと尋ねると、「Freestyler」ですと即答。

パフォーマンス、音楽だけでなく、モデルや動画編集なども手がける多才さ。
今のバスケットボールのパフォーマンスの進化系を編集した動画と同じ演技でも一部を披露している。

パフォーマンスと音楽の二刀流のみならず、3つ、4つと多刀流のマルチプレイヤーとして何事も極めるまであきらめない強さ。

「ナンバーワン」でなく「オンリーワン」を目指したいと語る彼の活躍が楽しみだ。




(みゅげ)

2024フェスティバルレポート / アーティスト ON部門
2024/11/03 07:14 PM
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