Festival Report フェスティバル レポート 2022

大道芸の『わ』/Mr.アパッチ

拍手と笑い声にあふれるMr.アパッチのパフォーマンス。
自分のパフォーマンスはアートというよりもコンセプトはお笑いというだけあってあっと驚く技の合間にもトークでお客さんを盛り上げ、
観客を喝采と大爆笑の渦に巻き込みます。



磨き上げた技を披露する時間は短くてもそこに10年以上の想いがこもっているというだけあって
ジャグリングもディアボロの腕は天下一品。
3年ぶりの静岡では、静岡で思いついたという新しい技も披露してくれました。



「新型コロナウイルスの流行に戦争とこの3年いろんなことがあったが、大道芸が作る人の『わ』をコツコツと続け平『わ』を作っていきたい」
と語るMr.アパッチだけあって、パフォーマンスが終わった後はたくさんのお客様の笑顔にの『わ』に囲まれていました。



ちなみに今日が誕生日だというMr.アパッチ。実家に帰ってきたように多くの方に祝福されていました。

Y.K.Kobayahsi

2022フェスティバルレポート / アーティスト レジェンドフィールド部門
2022/11/06 03:29 PM

何度見ても飽きないライブ芸/三雲いおり

 夏日かと思うほどの陽気と晴天に恵まれた11/6(日)のメイン会場、トップバッターは、レジェンドフィールド部門の三雲いおり。パフォーマンス前から、ステージ上に大道芸ワールドカップin静岡の公式キャラクターを置くと、「パフォちゃんをステージに置くからレジェンドなんだよ。」と、始まりを待つ観客を笑わせる。
 待ちに待った開始時間、三雲はノリノリのダンスと音楽で会場を盛り上げる。会場は一気にお祭り気分、観客は三雲いおりワールドに引き込まれた。



「みんな、60になったら気づくから。」
「ペース配分するよー。」
「4年ぶりに新技やりました。」



三雲のユーモアあふれるトーク術に、次々披露されるボール、シガーボックス、クラブなどの曲芸の数々に、気がつくと、観客は心の中で応援し、安堵し、感嘆している。時折、三雲は失敗をもする。「ごめんなさいね!」と観客に言うことすらある。しかし、すべては巧妙に計算されたパフォーマンスなのかもしれない。観客は、三雲いおりワールドのストーリーにいざなわれ、共にステージを共有し、創り上げ、ショーを完成させているのだ。
幅広い世代が楽しめる、アドリブ満載のパフォーマンスは、笑い涙が止まらない。そう、パフォちゃんがあってもなくても、三雲いおりは「レジェンド」なのだ。

(snow)

 

2022フェスティバルレポート / アーティスト レジェンドフィールド部門
2022/11/06 03:24 PM

パントマイムと♪の融合/TEN-SHO

20回目の参加となりましたTEN-SHO。
パントマイムとしゃべり?のアーティスト。
あのパントマイムってテレビでみたことがあるような・・・

手話を交え、音楽に合わせてパントマイムのパフォーマス。
ちょっと涙を誘う。だけど最後はハッピーエンド(笑い?)。

是非とも正面からの観覧をお勧め。
11.6 しのさん

2022フェスティバルレポート / アーティスト レジェンドフィールド部門
2022/11/06 02:38 PM

面白?おかしい?/サンキュー手塚

パントマイムのネタの宝庫、サンキュー手塚。有名歌手?のネタからスマホ、ネタまで
幅広く、なぜか面白い?おかしい?。
「少女A」ではなく「少女エイ」だったり。
ネタの中には静岡地元産が登場。なぜか、くすっと笑ってしまう。
スマホネタは基本機能ネタからアプリケーションネタと引き出しの多さに
びっくり。アプリケーションネタはいくつかるようで1回の公演で
限られたネタを披露。毎回観ても飽きないかも。

本人曰く、ウケないネタもあるようで外れを観た皆さんは残念がらず次回、楽しみにしてください。
多くのネタの引き出しをもつサンキュー手塚、この道が楽しかったから続けられスタイルは変えずに
ネタを時代に合わせてきた。そうだ。
舞台正面から観たほうがパントマイムがよくわかります。

11.5 しのさん

2022フェスティバルレポート / アーティスト レジェンドフィールド部門
2022/11/05 06:18 PM

驚異のアクロバット芸/張海輪・中国雑技王

11月5日(土)のお昼時、すでにメイン広場は、2017年大道芸ワールドカップin静岡のワールドチャンピオンを待ちわびる人々で埋め尽くされていた。アーティストの名は、張海輪。河北省出身、河北省雑技団で修業を積んだ中国雑技王だ。



京劇を思わせるカラフルな衣装で登場した張海輪。大きな拍手を受けながら、驚異の早業で変面を繰り出した。一瞬で変わるマスクに、拍手が止まらない。しかし、パフォーマンスはまだ始まったばかり。猛獣に扱うような鞭があらわれると、床を叩くピシリという音に、「ほぅ。」と、思わず観客から溜息にも似た驚きの声が漏れる。間違って当たりでもしたら、とんでもないことになることは誰の目にも明らかだ。張は、勇敢にもボランティアをかって出た観客二人に新聞紙を持たせると、その長い鞭で新聞紙を半分に割いていった。まさに、正確無比の鞭芸だ。



その後も、重たく大きな陶器の壺をまるでボールを扱うように操る壺芸など、次から次へと驚異の技が披露される。圧巻は、四つのガラス瓶の上に六脚の椅子を積み重ねての倒立芸だ。太陽に照らされ、この時、メイン会場で一番汗をかいていたにちがいない状況にもかかわらず、抜けるような青空にその神技的バランス感覚が輝いていた。
パフォーマンスを終え、張は壺芸で使った壺を置いて、観客に呼びかけた。



「私の壺は重くて運ぶのが大変なので、皆さん、ぜひ軽いほうの(お金)で入れてください。」 観客との微笑ましいやりとりも魅力の張海輪。ぜひ、笑いあり、緊張感ありの神技の数々を自分の目で見てほしい。




(snow)

2022フェスティバルレポート / アーティスト レジェンドフィールド部門
2022/11/05 06:11 PM

スーパーテクニック!/渡辺あきら

見事に音楽を奏でるバウンドするボール達……
鮮やかなジャグリング、引き付けて離さないユーモアにあふれたトーク。



大学生のころから始めた大道芸は23年となる。バランスジャグリングと音との融合はとてもチャレンジングなアイデアだが、とても皆さんが喜んでくれると、現在もほぼ毎日練習に明け暮れている。アルティエのパフォーマンスでは、大人は彼の演技にくぎ付けとなり、ふわふわドームの上に陣取って見ている子供たちも夢中になって見ていた。
テクニックだけではなく、観客との楽しいやり取りや、ユーモアたっぷりのトークはとても心を和ませてくれる。
是非、一度彼を見ていただきたい。

文:フミさん 写真:みゅげ

2022フェスティバルレポート / アーティスト レジェンドフィールド部門
2022/11/05 06:05 PM

マルチで、楽しいエンターテイナー/デビットラムゼイ

デビットラムゼイは、アメリカ・ニューヨーク出身のアーティストだ。
年齢を聞いたところ、秘密だと言う。120歳かと聞いたところ、笑ってうなづいてくれた。
また、現在は横浜に住んでいるとのこと。



彼はマジックやジャグリング、シャボン玉から一輪車など、なんでもござれのユーモアセンスたっぷりのエンターテイナーである。

大道芸ワールドカップには初回から2015まで参加し、今回7年ぶりのパフォーマンスを見せてくれた。子供のころ見た、父のマジックを足掛かりに、本場ブロードウェイで磨きをかけてきた。
練習や、楽しい会話のアイデアは、とにかく人を楽しませるための、チャレンジが基本になっている、とのこと。

久しぶりの静岡は、暖かく迎えてくれていて、とてもうれしい、と話してくれた。



 11.5 フミさん

2022フェスティバルレポート / アーティスト レジェンドフィールド部門
2022/11/05 05:59 PM