Festival Report フェスティバル レポート 2019

おちゃめなどたばた騒動劇(ManoAmano Circo)

※パンフレットでは、「マノアマノ シルコ」となっているが、本来の読みとしては「マノマノ シルコ」が正しいようだ。


アルゼンチン出身の2人。アルゼンチンはスペイン語圏のため、チーム名もスペイン語だ。
「mano=手」「circo=サーカス」という意味だ。そして、「mano a mano」は、「hand to hand」と似た意味で、「握手、手と手をつなぐ」という意味が込められている。

2人の出会いは、2007年。アルゼンチンのブエノスアイレスにあるサーカス学校で出会った。
そして、今回が初来日。ラーメン、すし、ぎょうざ、えだまめ…と日本を満喫しているようだ。


静岡のお客さんについて聞いてみた。すると、「始まる前から静かに待っていてくれて、パフォーマンスが始まると歓声をくれる。とってもすばらしいお客さんたちだね。」と笑顔で語ってくれた。

2人が使うのは、一本の少ししなやかなチャイニーズポール。アクロバティックで、でもどこかくすっと笑えるおちゃめなステージだ。お客さんと握手したり、ハイタッチしたり、客席に紛れ込んだり。どんな動きをするか予測できない2人から、一秒たりとも目を話せない。さらに、初来日にも関わらず、日本語を巧みに使いこなす。
「こんにちはー」「待って、待って!」「助けてー」「こっちへ来て!」「ありがとう、静岡」
なぜ、こんなにも日本語で話せるのか?気になって聞いてみると、日本に来る前に必要な日本語を教えてもらって、飛行機の中で必死に勉強したそうだ。声に出したり、文字で書いたり…。そんな2人のかげながらの努力もあいまって、よりステージは盛り上がる。



最後に、静岡のみんなへメッセージをもらった。
マーティン「ありがとうございました。また、静岡に戻って来たいです!」
アナ「すごいすばらしい大会ですね。いろいろなパフォーマンスを見れて、これからもこの大会を続けて欲しいです。」

2019フェスティバルレポート
2019/11/04 04:30 PM
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