Festival Report フェスティバル レポート 2018

2009年のワールドカップチャンピオンが再び!/プリンセスエレイン

2009年度のワールドカップチャンピオンが再び静岡へ舞い降りた。26歳になった今でも、その美貌と驚異的な柔軟性で集まった観客を魅了した。
中でも、足を使ってのアーチェリーパフォーマンスは圧巻だった。

今年、大道芸ワールドカップに出場した理由を聞くと、
「私は大道芸ワールドカップにこられて嬉しい。私は静岡の人が大好き。
彼らは親しみやすく、温かく、私がスーパースターであるかのように感じられる。大道芸ワールドカップでは、私の日本での初めてのパフォーマンスを経験し、私はここに戻って来たかった。」
と語った。

サーカス一家に生まれた彼女は、幼いころからたくさんのパフォーマンスを見ることで、影響を受け、4歳から26歳にいたる今日まで練習を続けてきた。
パフォーマンスの時に気をつけていることは、パフォーマンス中に出てくる風船が割れることと、観客を危険な目にあわせないこと。
また、スタイル維持については、特別なダイエットはしていないが、家だとほぼベジタリアンに近い食事をしていると言う。

日本人が特別に大好きだという彼女にメッセージをもらった。
「19歳で初めて大道芸に来けれど、今でも応援してくれたら嬉しい。私のパフォーマンスを楽しんでくれるなら私はまたすぐに戻って来たい。」

今後の更なる活躍を期待したい。(misuzu photo by nozomi) 

2018フェスティバルレポート
2018/11/04 09:55 AM

Professional/Duo Comic Casa

What do you do when you’re inside a toilet? You might think about your things to do, just use your iPhone, or read a magazine. But, it’s different when it comes to a professinol performer. He thinks about juggling even in a toilet. Then, he comes up with an idea that juggling with rubber cups! Juggling with daily stuffs might be fun! This is what Gili, a member of Duo Comic Casa, think.



Duo Comic Casa is a duo of married couple. The husband's professionality is juggling with rubber cups. You may have seen darts with knives. However, have you ever seen darts with rubber cups?? This is what Duo Comic Casa do.



On the other hand, his wife Karin, who trained acrobat with trash can at a circus. They love cleaning up, because they are professional. Real professionals turn daily products into juggling tools. They show us new color of the world. They blow you away and clean your prejudice away! You must come to the Daidogei World Cup in Shizuoka to see their performance. Also in this kind of festival, love is all around. You might find your love in the festival. Just like Duo Comic Casa found their better halves in festival at Macedonia 10 years ago.



Shizuoka got a message from Duo Comic Casa.


Y.K.Kobayashi

2018 Festival Report in English / Artist
2018/11/04 03:04 AM

パントマイムの奇跡を体感 / シルヴプレ

演目紹介だけで老若男女の歓声が起こるシルヴプレ。
2003年のオフ部門参加から途切れることなく参加しているだけあり、ファン層が厚い!
静かでコミカルなパントマイムと思いきや、じわじわと動きが激しくなり、
どっかーんどっかーんと大爆笑が連発します。

洗練されたパントマイム技術により、見えないものが見えてきて、
そのパントマイムで作り出された世界のなかで、
どんどんありえない展開が起こり、気付くと笑いっぱなし。
まさに「パントマイムは奇跡」です。

横浜を中心に活動するシルヴプレ、3月にはライブが三公演あります。
最新情報はシルヴログ「年年歳歳話相似」でご確認ください。
まもなく迎える結成20周年記念ライブ(仮)情報と
堀江さんのゆるいイラストもお見逃しなく!

(yyukke)


パントマイム シルヴプレ 第10回公演
『渚はヴィオレット』
作・演出・出演 シルヴプレ(柴崎岳史 堀江のぞみ)
<WAKABACHO WHARF 若葉町ウォーフ 波止場のレジデンス企画>
2019年3月14日(木)15日(金)
14日(木)19時30分開演
15日(金)14時30分/19時30分開演
開場は開演の30分前/受付開始は1時間前
料金
2,500円/当日2,800円(日時指定・全席自由/当日受付にて配布の整理番号順のご入場となります。)
12月10日(月) 前売りご予約開始
ご予約:若葉町ウォーフ
Tel : 045-315-6025
FAX : 045-315-6027
E-mail : info@wharf.site
シルヴプレ: CBA07312@nifty.com

2018フェスティバルレポート / アーティスト オン部門
2018/11/04 12:47 AM

Barada da Barada da/Barada Street

"It's been a long time long time ago since I see your smile. " When was your last time since you laugh from the bottom of your stomach?



Barada Streert is comedy performer, singer, crown and acrobatic performer. Some audience said that the best fusion of music, crown and acrobat. They can play ukulele in such a strange form. It will amaze you.



Especially, their theme song "Nantes" matches with their performance. There is no word to explain how great it is and I even asked them how they decided to play the song. Then, they said "That is because it was the only song that both of us knew! It is a kind of coincident". But, the song matches their performance perfectly and sounded like band Beirute composed it just for them. It is literally a perfect match with their show. At the end of their show Barada Street and all audience sang together "Barada da Barada da...."



Let's sing "Barada da Barada da" with Barada Street in Shizuoka. I can guarantee you, you will love it!




Y.K.Kobayashi

2018 Festival Report in English / Artist
2018/11/04 12:45 AM

An angel from the moon/ Rika Megumi

Shizuoka is a place, where an angel is coming down from the moon. In Japan, we believe that angels are dancing on the moon. 15 of them are wearing white dress and the other 15 are wearing black. On the first day, All 15 angels with white dress are dancing on the moon. It was the full moon. Day by day, one black angel is out from the stage and a black angel is replacing. So, on 15 days all black angels are dancing. The moon gradually changes its shape every 30 days. This is a Japanese version of explaining how the moon change its shape. This story is also explained in Japanese traditional opera, which is called "Noh opera Hagoromo(It means a dress of the angel)".

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Hereby, an angel is falling down from the moon to Shizuoka once again. Her name is "Kaguya" , who is the most famous Lunarian and a princess, or I should call her withname on the earth, "Rika Megumi".



As following the legend, at first she wearing the white costume and she changes to the black dress. This time she dances with a diabolo.

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How beautiful her dance is! Maybe her dance is not from the earth, It may be from the moon. Her dance Bewithced us, Bother us and Bewilderd us.




You don't need to go to the moon to see her dance. Just come to Shizuoka. Tomorrow is the last chance to see her dance this year. Her venue is just beside a department store called Isetan on Nov. 4th. I guarantee you that she magic you and you will fall in love with her. Fly me to the moon!!



The angel also give us a message." Thank you Daidogei World Cup in Shizuoka! (Rika Megumi)".



Y.K.Kobayashi

2018 Festival Report in English / Artist
2018/11/04 12:02 AM

大道芸ワールドカップin 静岡2018 プレミアムナイトショー

大道芸ワールドカップin静岡も3日目。今夜のプレミアムナイトショーでは、池田洋介、渡辺あきら、Witty Lookを司会にアダム&ベンジャミン、マチュー ボリロー、フライト オブ パッション、バラダ ストリート、kana∞、張海輪 中国雑技王がパフォーマンスを披露しました。

intro

adam
アダム&ベンジャミンの激しいパフォーマンスで幕をあげました。肉体美が映えます。

ufo

星の王子様をモチーフにしたマチュー ボリロー。

crown

幕間にはWitty Look の鉄板ネタも!

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フライト オブ パッションの情熱的でありかつロマンティックな演技。

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静岡では常連の池田洋介と渡辺あきら。彼が最初に静岡に出演したときはコンビで出ていたのを知っていましたか?今夜はスペシャルショーで久しぶりにコンビを再結成しコンビ「Donuts」でパフォーマンスを披露してくれました。

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バラダ ストリートは観客のみなさんを大いに笑わせてくれました。

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シークレット ゲストとしてkana∞も登場。 可憐にそしていつものkana∞ スマイルで楽しそうに演技をしてくれました。

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大トリは昨年度のワールドカップ チャンピオン張海輪のパフォーマンス。ハラハラドキドキ。スクリーンには汗が滴る様子も。

finale

フィナーレでは観客の拍手が鳴り止みませんでした。

明日はファイナルステージもあります。当日券もあるそうなので大道芸ワールドカップ in静岡のしめくくりをぜひ一緒に過ごしましょう!

Y.K.Kobayashi

続き▽

2018フェスティバルレポート
2018/11/03 11:09 PM

静岡の空を彩る緑の宝玉/DemaNToid

「自分のタイミングでもう一度、やらせてください。」
風に揺れる6本のポールをつないだ頂上から降ってくる、少しだけ緊張感を帯びたDemaNToidのTAKUの声に、会場は一斉に固唾を呑む。2度までチャレンジで、演技の成功の証となる倒立にまで至らなかった後の言葉だ。
ほんの一息の間、気持ちを整えるように沈黙した後、 静岡駅の北口広場に差した太陽の光に、緑色を基調にしたコスチュームが輝いて翻った。腕立て伏せをするような体制で体を平行に保ち、そこからゆっくりと天に爪先を向ける。そのままぴたりと静止し、更に、たまたまバランスが取れた状態ではない、と証明しようとするように、そのまま数秒、体を止めた。

 「成功です!」それを待っていたかのように、会場にパートナーのNarumiの声が響きわたった。「おおっ!」という歓声と、拍手が入り混じる。公の場では初めて成功したパフォーマンスだった―。



 それはさながらデマントイド・ガーネット。ダイヤモンドよりも稀なる輝きを放つ、とまで言われる美しい緑色の宝玉のようだ。

 この、新たなる挑戦に成功したDemaNToidのTAKUは、器械体操競技からアクロバット・パフォーマンスの世界に入った。体脂肪3%、という超絶の筋肉は、日頃の練習と鍛錬だけで作り上げられたという、驚異的な経歴をもって作られたもの。一方、パートナーのNarumiは、はじめからサーカス・アクロバットでの活躍を夢見た生粋のアーティスト。体からはちきれんばかりのパワーで会場を飛び回り、声を張って観客の気持ちを盛り上げる。その、152cmの小柄な体躯から繰り出されるのは「ハンド・トゥ・ハンド」という力を要する技。それは人々が普段、何となく想像している”女性の肉体の限界”という固定観念をいとも鮮やかに裏切るものだ。その演技は観ている者を驚かせ、ちょっとした爽快感さえ与えてくれる。
 男性同士の組み合わせが多いアクロバットユニットには珍しい男女ペアだが、そのピッタリな息の合い方は、二人がプライベートでもパートナー関係にあることにも起因しているだろう。ただ、それ以上に演技の相性が合わなければ、ユニットとして成り立たない。二人の場合、夜の10時から朝まで練習に熱が入ることがある、と言う。

 
 
「大道芸でアクロバットをする醍醐味は、観客と一体感を味わえること。観客の皆さんにハラハラ、ドキドキを一緒に楽しんでもらえるのがいい。」と大道芸の魅力を語る二人。今回の、高さを活かしたパフォーマンスは、ステージよりも天井を知らずの屋外でこそ輝く。「お客さんの顔が遠くまではっきり見えるのも魅力です。」とNarumiさんは笑顔を見せた。

 静岡の大道芸ワールドカップに以前、フリンジ部門で出場したDemaNToidの2度目の晴れ舞台は、念願のステップアップを果たしたON部門。天に伸びていくポールのように来年は更なる高み、ワールドカップ部門出場を目指す。そのために二人は常に自らの技を研ぎ澄ましていく。
 静岡を彩る、美しい宝石のようなパフォーマンスを見られるのは、静岡ではあと1日。皆さんもぜひとも足を運んで、その目で確かめてほしい。そしてDemaNToidと一緒に、楽しいハラハラ、ドキドキの世界に巻き込まれてみよう。

(晴)

2018フェスティバルレポート / アーティスト オン部門
2018/11/03 07:36 PM

アクロバティック星間飛行/マチュー ボリロー



駿府城公園に降り立ったひとりのパイロット、マチュー ボリロー。
古めかしいゴーグルや耳当て付き帽子を身に着け、別世界から来たかのような彼の目に映るものとは……。

「日本は今回がはじめてなんだ。それで日本だけのパフォーマンスをしたいと考えて、誰もが知っているキャラクターを探した末に見つけたのが、サン=テグジュペリの『星の王子さま』だったんだ」

見るものすべてが新鮮で刺激的に映るボリローにとって、日本は未知の"小惑星"。
パイプを半球状に組み立てたオリジナルの『バランスホイール』を飛行機のように乗りこなし、星間旅行を楽しんでいる。
バランスホイール上で倒立したり、ラートのように体ごと回転してみたり。
鋼のような肉体で織り成されるパフォーマンスは、まさに"アクロバティック飛行"だ。

「40年近くトレーニングを重ねてきたのも、みんなが喜ぶ顔を見たいから。静岡のお客さんはみなピースフルで賢く、熱心に見てくれる。とてもうれしいね」



『星の王子さま』が世界中で愛されている名作であるように、マチュー ボリローの最新パフォーマンスも多くの人が名演と感じるに違いない。


(yoko)

2018フェスティバルレポート / アーティスト ワールドカップ部門
2018/11/03 07:18 PM

究極のマニアックを目指して/SATOYA

最後の3分に拘る。
その180秒と言う時間に、オリジナリティ、今までの生きてきた道、生きてきた道での様々な苦難や努力、、、様々な拘りを凝縮する。
パフォーマンスには決して派手さを追及しない。
パフォーマンスをして8年、最初の4年間で実施してきた派手で見映えのあるパフォーマンスはもうしない。
地味かもしれない、分かる人は少数かもしれない、観ていてついて来づらいものもあるかもしれない。
極端な話、10人お客さんがいて1,000円づつ投げ銭してもらうよりも、1人のお客さんから10,000円の方が嬉しい。
自分なりに拘って進みたい道を歩む。
オリジナルに拘るのではなく、自身の拘りを追求した結果がオリジナルのは構わない。
今は色んな事を勉強し、色んな事に挑戦している。
そんな拘りを追求した結果、またここ(大道芸ワールドカップ)に戻ってきたい。
LEDを使うアイデア、手品、見映えを意識したディアボロの演出、煙、紙吹雪、、、。

君はSATOYAの渾身の3分を観たか?
それを観ずして、大道芸ワールドカップを終えるのは、余りにも勿体無い。

2018フェスティバルレポート
2018/11/03 07:15 PM

大道芸が始まる前に! / プレビューショー

静岡に住んでいたら誰もがまきこまれる?大道芸ワールドカップin静岡、
静岡市役所の青葉通り側にあるカウントダウンや
駿府城公園や青葉通りの様子から、大道芸の開催が迫ってくるのが感じられますよね。
そして前日、呉服町周辺から市役所、県庁、駿府城公園のあたりを
「もしやアーティスト?」な面々が行き交い始めます。
実は開催前夜にある、知る人ぞ知るイベントが「プレビューショー」
今年はワールドカップ部門、オン部門、ウォーキング部門の52アーティストに加え、
フリンジ部門のアーティストも一部参加し、短い時間に魅力を凝縮したパフォーマンスを披露しました。
そう、多くのアーティストが参加するこのショーは、期間中どんなパフォーマンスを見に行こうかなと考えるのにもとても役立つイベントなのです。
opening

毎年チケット応募するのに当たったことがない、というそこのあなた!
実は、非売品のチケットが必ず手に入る方法があります。
それは、「世界大道芸倶楽部」の会員になること!
年会費2100円で、大道芸ワールドカップに関する様々なサービスが受けられるほか、
なんと、プレビューショーのチケットも入手できるのです。
/club/
来年度の入会お申し込みについては、また春頃お知らせします!

2018フェスティバルレポート / その他
2018/11/03 06:56 PM
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