Festival Report フェスティバル レポート 2018

閃きをエンターテイメントに!/池田洋介

大道芸ワールドカップ常連の池田洋介。今回は、「自分がやりたい!こんなのが見たい!」という芸をひっさげて今年も静岡に帰ってきた。

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池田洋介はパフォーマーとして顔の他に数学講師としての顔を持つエンターテイナーだ。だからなのだろうか、彼の演技は何気ないものを使いながらもその『閃き』によって全く新しい世界を作っている。

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特に彼の言葉を使ったパフォーマンスは、ネガティブな意味にとらえられることも見方を変えれば全く別の意味にとらえられるという「視点を変えてみること」を見ている人に提案する。また、今回は数学講師らしく数学パズルを使ったパフォーマンスも披露してくれた。「僕が目指す面白さはfunnyではなくinterestだ。」という池田洋介。今回も静岡の観客を驚かせてくれること必至だ。

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なお、本日11/3のプレミアムナイトショーでは以前、一緒に活動していた渡辺あきらとのスペシャルコラボも見られるとのこと。まだチケットには若干の余裕があるのでぜひプレミアムナイトショーで彼らのスペシャルショーを見て欲しい。

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Y.K.Kobayashi

2018フェスティバルレポート / アーティスト オン部門
2018/11/03 05:31 PM

1+1=∞のidio2

idio2は、「Entertainer Hi2」と「パフォーマー こうすけ」の二人組で、それぞれがソロとしても活動しています。二人が共に活動するようになったきっかけは、東京のとあるフェスティバルなのだとか。



演技が始まる前から、周りにはすでに大勢の観客が二人の演技を今か今かと待ちわびています。そして、いよいよ演技がスタート。コップやデビルスティック、帽子といったさまざまな道具を巧みに操る姿や、二人の息の合った掛け合いに会場全体が笑顔に包まれます。



道具を二人で共有し、同じ道具を違った方法で用いて技を披露することによって、各々の個性が上手く融合されています。演技はボリュームたっぷりでありながら、時間があっという間に過ぎ去ってしまうような感覚。演技終了後には、また見たいと思わざるを得ません。



そんな、見る者を虜にする魅力を持つ二人は、今後海外での活動も目指しており、世界中にファンが増えること間違いなし!



(バニラ)

2018フェスティバルレポート / アーティスト オン部門
2018/11/03 05:21 PM

初来日!自由すぎるお掃除やさん /Duo Comic Casa

10…9…8…7…6…5…4…3…2…1!!



カウントダウンとともに始まるDuo Comic Casaの「お掃除タイム」。ほうき、ぞうきん、ちりとりで掃除を…なんて思ってもらっては困る。
二人が使う道具は、なんと、「すっぽん」!(筆者は久しぶりにすっぽんを見た。)
Giliは、日本でも見かけることが少なくなったすっぽんで、ジャグリングをしたり、人間ダーツをしたり。Karinは大きなゴミ箱にお尻から落ちたり、逆立ちしたり。アクロバティックなパフォーマンスも見逃せない。二人の自由奔放なお掃除タイムはまだまだ続く。

トイレで考えていたら、そばにあったすっぽんを見て閃いたと言う今回のパフォーマンス。日常生活は二人にとって新たなパフォーマンスのネタの宝庫のようだ。

2007年、マケドニアのフェスティバルで出会い、2010年に夫婦となった二人の「「」」があふれるステージを、ぜひ見に行ってみては



(味)

2018フェスティバルレポート
2018/11/03 05:18 PM

プレミアムナイトショウ、2日は国際色豊かなジャグラーが勢ぞろい

昨年に引き続き大道芸の夜を盛り上げるプレミアムナイトショウ、2日も多くの有名なアーティストたちが華やかなステージを飾った。

ナイトショウに参加したのは目にもとまらぬジャグリング捌きで観客を圧倒した、チェコから来た男女ペアの「Mario&Sharon Berousek(マリオ&シャロン ベロウセク)」、テクニックが素晴らしい、だけどもどこかシュールで引き込まれてしまう日本の二人組の「ホワイトアスパラガス」、抜群の身体能力から繰り出されるクラブ捌きが持ち味、アメリカから参加している「Vladik(ブラディック)」、高い一輪車に乗ってジャグリングとジョークを操る二人組「The Flying Dutchman(フライング・ダッチマン)」、そして様々なアイテムを操理観客を魅了する天平や大道芸ワールドカップで大人気な桔梗ブラザーズを中心に、実力あるメンバーをそろえ光による「和」の世界観を舞台上に造りだした「ルミナス‐J」の国際色豊かな5組。

進行役の「ダメじゃん小出」による軽快で小気味のいいトークと、「The Scovilles(ザ・スコビルズ)」による得意の悪ノリが生み出す空間に会場は大盛り上がり。大成功の内に幕を閉じた。本日もプレミアムナイトショウは開催される。ちょっと贅沢をして一夜限りのショウにも足を運んでみてはいかがだろうか。

(秋・ユキ)

2018フェスティバルレポート
2018/11/03 04:48 PM

毒吐きクラウン!?/The Scovilles

観客を巻き込んだショーで会場を沸かせる、二人組腹黒クラウンThe Scovilles。クラウンのイメージを覆すほどのいたずら、悪ノリ盛りだくさんのパフォーマンスは、大人も子供もおなかを抱えて笑い出すこと間違いなし。

「子供は大嫌いだけどなぜか好かれる」と毒を吐く彼らだが、会場ではいつの間にか子供たちと追いかけっこを始めていた。



また、詰め掛けた大勢のお客さんにホッカイロを配ったり、赤鼻をつけて記念撮影をしたりして、ショーの前から場は笑いに包まれていた。



彼らの演技は幅広く、ジャグリングやバランス、バルーンなど技の引き出しは多岐にわたる。それを得意のブラックジョークで笑いに変えてしまうのが彼らの魅力だろう。誰でも手当たり次第に巻き込んで演技の共犯者に仕立て上げてしまった。



オフ三年、オン四年の常連さんだが、その時々の雰囲気や観客にあわせて変わる内容は、何度見ても飽きることはない。メッセージを聞いてみると、「楽しんで帰ってください」と回答。まだ見ていない人も、もう見た人も中毒になる彼らのパフォーマンス、是非ごらんあれ!



(姫)

2018フェスティバルレポート / アーティスト オン部門
2018/11/03 04:44 PM

世界でたった一人の五輪車乗り《Witty Look》

一輪車を使って客席を沸かす男女二人組み。元々一人でフリースタイルをやっていたDAIKIは、約10年前から大道芸にオフ部門で出場していたそう。高さのある一輪車に乗っていた時、フライングダッチマンと手を振り合った思い出があるそうです。





そんなDAIKIが、とある舞台で1台の一輪車を使って2人が演技をするダブルスに挑戦したくなり、CHEEKY!に声を掛けたのがコンビ結成のきっかけ。なんと、CHEEKY!はこの頃から一輪車に乗り始めたのだそうです。当時、一輪車を使ってアクロバットができる人は少なかったのだとか。最初は期間限定でコンビを組んでいたという二人ですが、そのパフォーマンスが好評を得、新しいオファーが次々に舞い込んで現在に至ったそうです。





ステージの最大の見所は、DAIKIの「五輪車」です。積み重ねた5つのタイヤを、摩擦によって連動させることで車体を前進させます。ペダルを漕ぐ力が強すぎると、タイヤが空回りして滑ってしまうのだそう。また舞台上から見える景色が変わると、平衡感覚を失い、体感が狂ってしまうこともあるのだそうです。このかなり難易度の高い技が披露できるのは、世界でもDAIKIただ一人。9歳から一輪車に乗り、鍛え上げたバランス感覚を武器に、客席を沸かせます。

難しい技を次から次へと披露しながら、楽しい言葉で会場を盛り上げる彼ら。「技だけを並べるのは簡単。私たちは、『すごい』だけじゃなくて、『すごくておもしろい』パフォーマンスをしたいんです」とCHEEKY!。お客さんとコミュニケーションを取りたい、お客さんたちが真似したくなるようなコメディーを繰り広げたいという思いを胸に、舞台に立っているそうです。大道芸3日目、駿府城公園でパフォーマンスをした2人は、「演技が始まる前からお客さんたちが盛り上がってくれていて、とてもやりやすかった。私たちの方が、客席からたくさんのエネルギーをもらいました」と笑顔で話してくれました。




(わかめ)

2018フェスティバルレポート
2018/11/03 04:15 PM

なんでも操り変幻自在/山本光洋

静岡の大道芸ワールドカップへの参加は今年でなんと20回目を超えるという山本光洋。
今大会に参加する日本人アーティストで最年長の大ベテランで、大道芸には欠かせない存在である。

パフォーマンス開始前から、お客さんの要望に応えて人気のキューピーちゃん芸を披露し、早くも賑わいムードに。彼の作り出す独特の世界では、ときにビニールの犬がまるで生きているかのような、また、ときに時間がゆっくりと動き出したかのような錯覚に陥る。私たちは自由自在に操られてしまうのだ。

会場のお客さんも巻き込んで繰り広げられるアドリブの先は予想がつかず、目が離せない。

静岡の大道芸はノリがとても良く、反応がわかりやすいため自分のパフォーマンスを確かめる場であると彼は言い、今年の新作であるラ・クンパルシータの楽曲に合わせたコミカルなダンスも披露された。

最後は大人気の操り人形芸「チャーリー山本」でフィナーレを迎え、終始会場は笑いに包まれていた。

(みさき)

2018フェスティバルレポート
2018/11/03 03:45 PM

夢の中のラブ・ロマンス <デュオ・ディスティニー>

力強いポルトガルの男性「ゴンサロ」としなやかなポーランドの女性「キンガ」が繰り広げるラブ・ロマンス。「デュオ・ディスティニー」のパフォーマンスはまさに圧巻!

8分間のパフォーマンスは、仲の良い恋人がデートしているところから始まる。しかし、彼女に突然のアクシデントが! 交通事故に遭い、絶命してしまう。悲しむ彼が見る夢の中に現れたのが、天使となったあの彼女。二人は夢の中での再会を喜び、ロマンスを繰り広げる。


デュオ・ディスティニーのユニット名はゴンサロとキンガの運命的な出会いに基づく。二人とも、元は一流の体操選手。2012年頃から国際大会で互いに見懸けることはあったが、話したことは一度もなかった。ところが、2015年のある日、キンガからゴンサロに突然のメールが…「一緒にパフォーマンスしない?」。ユニットを組むことになったのは、神様が二人に与えた運命だと互いに語る。

振り付けは、二人で一緒に考える。この3年間、振り付けは少しずつ変わり、現在のスタイルになったのは約1年前から。一番見てもらいたいところは、実は前半にある。立って両手を挙げるゴンサロのその手の上に、キンガが飛び乗って逆立ちをする場面。難易度がとても高く、いつも緊張するとのこと。


大道芸ワールドカップは初参加ながら、二人は静岡の人々の温かさと大道芸に対する真剣さに感動。今回初めて屋外でのパフォーマンスをしたが、ステージがとても近く、観客の一人一人が真剣にステージを観ていることを実感できた。緊張したが、同時に気合も入ったとのこと。

今回を逃したら、二人のこの素晴らしいパフォーマンスをいつ観ることが出来るか…それは神様にも判らない。今回がディスティニー(運命)。大道芸ワールドカップならではのチャンスを生かしましょう!


(福)

2018フェスティバルレポート
2018/11/02 07:12 PM

「一瞬の出会いを楽しみに」油井ジョージ ワンマンバンド

今年の大道芸ワールドカップ中、駿府城公園を歩いていると、陽気なバンド音楽が聞こえてきた。音を辿って行くと、油井ジョージ ワンマンバンドが見つかった。ドラム、ギター、ハーモニカを中心とした約10種類の楽器を全身を使って奏でる。楽器の種類は、パフォーマンスをする場所、オーディエンスの種類で、ベル、トランペット、子供用のホイッスル、効果音を鳴すものなど色々変わる。



バンドでドラムと言うと、あまり前に出て自身で表現するという機会がなかなか存在しない。油井ジョージがワンマンバンドを始めた理由はそこにある。自分自身が1人の表現者として自分で伝えたい、と大道芸人としてスタートしたのは4年前。ドラムの先生を辞め、色々な映画や他のアーティストを参考に、オリジナル楽器作りにかかったのは約1年。その後1年の練習を経て、実際にパフォーマンスをはじめて2年になる。

他のパフォーマンスと違い、ワンマンバンドは音だけでも楽しんでもらえる、と彼は言う。「何か音が鳴ってるな、バンド演奏かな」と観客が寄ってくる。そして実際に油井ジョージを見たときの、「え、1人なの」という驚きと笑い。更には、練習期間1年とは信じられない彼の演奏技術に感動してもらうことが、彼にとってやりがいになっているそうだ。

この大道芸ワールドカップが油井ジョージにとって初めての静岡でのパフォーマンスだ。静岡のオーディエンスはとても準備がよく、大道芸によく通じており、反応がとてもよい、と彼は言う。油井ジョージ ワンマンバンドのパフォーマンスは時間が不定期で、「スタチューなどを見ながら、楽しんで待っていてほしい。一瞬の出会いをお楽しみに。」と彼が言うように、このワールドカップ中、色々なパフォーマンスを楽しむ中で、陽気な音楽が聞こえてきたら、ぜひそちらへも足を運んでみてほしい。11月3日土曜日は駿府城公園エリア、ウォーキングストリート1で、11月4日日曜日は市街地エリア、ウォーキングストリート2でぜひ彼を探してみたらどうだろうか。



油井ジョージ ワンマンバンド
http://yui-george.com/

(Nana)

2018フェスティバルレポート / アーティスト ウォーキングストリート部門
2018/11/02 05:57 PM

紅茶はいかが? /ゼロコ

「僕たち、トラブル大好きなんですよ。」

そう彼らは笑顔で言った。確かに今回のステージで、ベビーカーに乗った男の子が大笑いしたり、幼稚園くらいの男の子と女の子がチョコチョコ動きながら二人に大声で話しかけている場面が多く見られた。そのたび、アドリブであたたかい笑いに変えてみせた。



二人の独特な雰囲気に会場は包まれ、なんだか、二人のティータイムを覗き見しているようで少しそわそわしてしまった。

ひとつのポットの紅茶を飲み終わるまでしか見られないゼロコのパフォーマンス。
おしゃれな二人におしゃれな衣装、おしゃれな小道具におしゃれなティータイムのひと時。おしゃれづくしだ。
ジャグリングでもなければ、アクロバットでもない。「大道芸」の一言には収まることができない、新しいテイストのパントマイムだ。
2017年結成と、比較的コンビを組んだばかりだが、すでに会場には一眼カメラを構えた女性ファンが何人もいた。
正直、見終わったばかりながらもう一度ゼロコのパフォーマンスを見たいと思っている自分がいた。

きっとゼロコを一度見たら、二人の魅力にとりつかれてしまうだろう!!!!!




(味)

2018フェスティバルレポート
2018/11/02 05:34 PM
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