Festival Report フェスティバル レポート 2016

海外ディレクターとアーティストが出会う場 ~ラウンドテーブル~

大道芸ワールドカップ3日目・11月5日の夜に、海外ディレクターとアーティストが出会いの場である「ラウンドテーブル」が、市中心部のカフェで行われました。



コーヒーの香り漂うおしゃれな空間では、国内外の出場アーティストと世界で名高い海外フェスのディレクターが入れ替わり立ち替わりテーブルを行き来しつつ、プロフィールなどの資料やパフォーマンスの様子が映った写真・映像を前に和やかながら熱のこもったやりとりを繰り広げ、実に活気あふれる雰囲気に満ちていました。

これはいわゆる「パフォーマンスの見本市」の一種で、韓国など海外ではかなり大規模で行われています。けれども日本ではまだ認知度が低くそのような催しはほとんどないため、今年「大道芸ワールドカップ in 静岡」が25回の節目を迎えたのを機に、開催地である静岡市の協力を得て公式に開催される事になりました。

そんなパフォーマンスの見本市・「ラウンドテーブル」は主に次のような趣旨で行われます。

1.日本人アーティストが海外のディレクターに自分のパフォーマンスをPRする
2.海外のディレクターが優れた日本のアーティストを発掘する
3.日本人アーティストが海外で行われるフェスティバル情報を知る
4.出場アーティスト間のコミュニケーションを図る

今後この催しは毎年大会期間中に開催される予定となっております。



ここ静岡での出会いを機に世界に羽ばたく日本人アーティストが増え、この静岡により多くの世界中のアーティストが集まる事で大道芸ワールドカップがさらなる発展を遂げる。
それが市民ボランティアをはじめとする関係者一同の心からの願いです。

Written by Atsumi

2016フェスティバルレポート
2016/11/06 06:27 AM
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