Festival Report フェスティバル レポート 2015

地上と空中が生み出す空間/うつしおみ

うつしおみは、ジャグラーの目黒陽介とエアリアルアーティストの長谷川愛美のユニットである。
地上と空中での優雅な演出に見るものは心を奪われる。ほかには、ないジャグリングとエアリアルのコラボをとくとご覧あれ!

11月2日は、天気に恵まれずやりにくい環境ではあったが二人はそんなことは感じさせない美しく幻想的なパフォーマンスを我々に見せてくれた。

二人の結成のきっかけとなったのは、2012年に行われた『100年サーカス』で目黒は演出家、長谷川は出演者として出ていてそこで出会ったという。
そして、その一年後にうつしおみとして活動を始めたそうだ。

ジャグラー目黒は14才からジャグリングを独学でビデオや本を見ながら学んだそうだ。
他にも目黒は、プラノワ、ながめくらしつなど様々な場所で活動している。
ちなみにショーの時にはあまりやらないがボールは最大で7個できるというから驚きだ。

エアリアルアーティストの長谷川は、新体操歴11年、クラシックバレエ歴10年、そして「シルク・ドゥ・ソレイユ」の登録キャストメンバーでもあるという。
うつしおみを組んで初めて外でのパフォーマンスをやったらしく、場所によってエアリアルができない時は地上のみでの演技をしてるという。
長谷川は、地上と上空だったら上空の方が安心すると話してくださった。


そんな二人の地上と上空の幻想的で独特な雰囲気を是非一度体感してみて欲しい。



(ルエナ)

2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト オン部門
2015/11/03 03:24 PM
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