Festival Report フェスティバル レポート 2014
あなたが惹きつけられるのはどちらのジャグラー?/モノジャグリングショー・タック!!×Juggler Kentaro
あなたが興味を惹きつけられるのはどちらのジャグラーですか?
私は今日2人のジャグラーのパフォーマンスを見てきました!
どちらも完璧に観客のハートを掴み、最高のショーを披露してくれました。
1人目は、モノジャグリングショー・タック!!
彼のジャグリングはただボールやクラブを回す普通のものではありません。
傘やテニスラケット、会場においてあるカラーコーンを
自由自在に回したり、投げたりするのです2本の棒を使って、カラーコーンを浮かせたりもします。
私たち観客の心も彼の思うがままに操られ、彼の面白いトークに、まんまとはまっていきます。
小さな手のひらサイズのガンダムのおもちゃを出したときには、遠くで見えにくい場所にいる子供から「見えなぁ~い」と野次がとびました。
しかし彼は「あぁそうですか」と答え、それさえも笑いに変えてしまいました。私も見えなかったです(笑)
「僕ではなくお客さんが芸をするのをみてもらう。お客さんの参加で成立している。」と彼は言います。私も実際に見て、
50%はお客さんがショーをまわしていたと感じます。彼が言うには、静岡だからこのパフォーマンスができるそうです。
長年、大道芸に親しんできた静岡の人々はノリがいいのだと。そんなことを言ってもらえるなんて嬉しいですね
大道芸をただ見るだけでなく、参加をしたいと思う方は是非、
モノジャグリング・タック!!のパフォーマンスに足を運んでみてはどうでしょうか??
2人目は、Juggler Kentaro。
彼はマジックとジャグリングを披露してくれました。
音楽とともにリズムに乗って次々と披露されるマジック、その華麗な演技に観客はKentaroの動きに魅入ります。
トランプ、鳩、ジュースなどのマジックが終わったあとは、いよいよ”アート・オブ・フット・ジャグリング”が披露されました。
なんと彼は足と手でジャグリングをするのです。
手足を使って投げられた3~7個のボールは天高く上がり、彼の思い通りにまた彼の元に戻ってきます。
あまりにスムーズで華麗なため、一見簡単そうに見えます。
しかし、この技は彼にしか成し得ない、世界的に彼しかできないであろう技なのです。
もともと、ボールを足で拾うパフォーマンスを見て、思いついたジャグリングだそうです。
世界で活躍しているJuggler Kentaroですが、出身は静岡です。親近感が湧きますね。
そこで、この演技を見て大道芸人に憧れを持つ子供たちにメッセージをもらいました。
「ジャグラーになろうと思った一つのきっかけは、この大道芸。ここで刺激を受け、やりたいことを
見つけられた。だから、大道芸人を目指したいと思っている子、そうでない子も、本当に
やりたいことを見つけて、一つのことに対してがんばれるといいね。」と語ってくれました。
ちなみに、モノジャグリングショー・タック!!さんにもジャグラーを目指す子供たちにメッセージがもらえました。
「ジャグリング道具(ボールやクラブ)じゃなくても、ジャグリングはできます!」
簡単にジャグリング道具が手に入らなかったら、まず、日常生活にあるものを投げて回してみましょう!笑
でも危ないものはだめですよ。
実際、パフォーマンスをする会場にジャグリングの道具(傘やテニスラケット)を用意できなかったら、
買出しに行くことがあり、日用品のほうが簡単に手に入るそうです。
さて、この2人のジャグリング。全く違いますよね?
1人は通常のジャグリング道具以外を器用に回し、
1人は何個ものボールをいとも簡単に手足で回します。
2人の世界に私はすっかりはまってしまいました。
ほかにも大道芸ワールドカップ開催中ジャグラーは静岡の町に溢れています。
あなたも様々なジャグラーを見て、刺激を受けてみてはいかがでしょうか??
きっとあなただけの視点で、お気に入りのジャグラーが見つかるはずですよ
(molly)
2014/11/02 05:49 PM