Festival Report フェスティバル レポート 2014
蚊から始まる手塚ワールド。/サンキュー手塚
手作りの道具とネタで笑いを次々と生み出すサンキュー手塚。
今回の演目は蚊を退治するところから始まり、観客の笑いを
一気にかっさらいました。
手塚の芸にはまってしまう人は多く、リピーターはたくさん!!
会場のお客さんも顔見知りが多いそうな。
ゆえに、コアなファンからは「ここをこうしたほうが良い」
と指摘されることもあるそうです。
演目の中盤。
手塚は観客の中から1人選び、ワールドカップで優勝し、見事200万円を
獲得したネタをホイットニー・ヒューストンの”I Will Always Love You”に
のせて披露してくれました。ステージ中央に誘導された男性もノリノリで
すっぱい梅干を食べ、手塚と一緒に会場を沸かせてくれました。
終盤には、新作の冷蔵庫の映画を上演。
ディズニーの大人気某アニメを模した面白い映画でした。
手作りの道具を使い、器用に
テヅサ・ガリガリ君・ハーゲンダッツ伯爵の3人を演じました。
ここでは選ばれた子供たちが、悪を倒す”電子レンジャー”になりきり、
冷蔵庫を支配しようとするハーゲンダッツ伯爵を楽しそうに倒していました。
お客さんがパフォーマンスに参加しているなんて
静岡の大道芸ワールドカップならではの光景ですよね
ハーゲンダッツ伯爵が倒れたその後、ガリガリ君は家に帰宅した子供に
食べられてしまったのですが、幸い当たり棒だったため、無事にテヅサの
元に戻り、冷蔵庫での平穏な暮らしを手に入れることができました。
私は今回初めて、サンキュー手塚のパフォーマンスを見たのですが、
リピーター続出のわけがわかった気がします。
大人も子供も、海外の方でも楽しめるのは、サンキュー手塚の
工夫や努力があるからです。
言葉がなくてもわかる梅干やレモンのネタや旬を常に意識して
作るネタの数々。
前回とは違ったネタが見られる。しかも絶対に面白い。
それが、私たちを魅了する1つの理由かもしれませんね!
(molly)
2014/11/03 03:47 PM