Festival Report フェスティバル レポート 2013

カルコチャってどういう意味の名前なのか聞けばよかった /カルコチャ

近くを歩く人を呼び止め、巻き込んでいく、特殊なカルコチャのパフォーマンスアクト。
日本でのパフォーマンスは初めてで、言葉も習慣も違う中、カルコチャ自身もある程度様子を見ながら(でも大胆に)待ち行く人にちょっかいをだしていく。
パフォーマンスの最初はどうしてもうまくかみ合わない様子もあったそうですが、パフォーマンスの終盤にはウォーキングとは思えないほどの人だかりになりました。
人々に愛嬌あるいたずらをするのも笑顔を誘っていましたが、私が特に興味を持ったのは道行く人のほんの数センチ後ろを歩幅までぴたりと合わせてついていくパフォーマンス。
ほとんどくっついているぐらいなのに、しばらく歩いても、ついていくのをやめてもなお前を歩く人が気づかない動きにとても驚きました。
日本人へのパフォーマンスにも少しずつ慣れており、「日本のオーディエンスは一度うまくいくとすごく乗ってきてくれるので楽しい」と話してくれたカルコチャ。
この大道芸ワールドカップのなかでも日本に合わせてパフォーマンスをチューンナップしていくそうなので、一度見た方ももう一度見直してみると、新たな発見があるかもしれません。

そしてもう一つ注目したいのが、デザインから縫製まですべて自身で行っているというその衣装。
最初はオレンジ一色の衣装でしたが、こちらもパフォーマンス同様少しずつ改良されており、パフォーマンスとあいまってとても独特な雰囲気を身にまとっています。
前だけでなく、後ろ、サイドまでよく観察してみるとこれまた意外な発見があるかもしれません。ツッコミを入れてみても面白いかも??

<ながぽん>

2013フェスティバルレポート / 2013アーティスト ウォーキングストリート部門
2013/11/02 02:17 PM
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