Festival Report フェスティバル レポート 2011

「マジックするオブジェ」 / 紙磨呂





真っ赤な異様な風貌で通り行く人々の目を惹きつける紙磨呂。まるで魂が抜けたかのような表情と共に、街中に不思議空間が作り出される。
トランプ、輪ゴム、缶コーラ、リングなど身近なものを駆使して多彩なマジックを繰り広げていく。クライマックスは一枚の紙に命を吹きこむ「小さな命の物語」で、たくさんの拍手を集めていた。
終演後お話を伺った。オフ部門のアンコールステージのための投票では最低1000票を目標にしているそうで、13:30の最後の回に向けては「完全燃焼で終わりたい」とのことだった。
私たち取材陣に静岡おでんについて逆取材されるほど、静岡が好きで、来年も是非参加したいと、猛烈アピール中。
今日は、ペガサートのエスカレーターの青とのコントラストで彼の存在感も浮かび上がっていた。
常に、周りの色を考えて演出するという紙磨呂の「不思議空間」に、来年もまた出会ってみたいものだ。
(kyon,えぬたく)

2011フェスティバルレポート / 2011アーティスト オフ部門
2011/11/06 01:32 PM
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