Festival Report フェスティバル レポート 2011
笑って元気になろう/ マリアーノ グス
マリアーノ グスはフランスのアーティスト。
観客を巻き込んだコミカルな演技で、笑いを誘います。
登場の仕方がユニーク。絶えず観客とコミュニケーション
を取りつつ、笑いの渦に引き込みます。
しかし、笑いだけではありません。大きな風船の中に入り、
飛び跳ねたり、一輪車に乗りながら、火の付いたバーで
ジャグリングを披露するなど、高難度の技も楽しめます。
ヨーロッパを中心に、世界中でパフォーマンスをしているマリアーノ。
「笑うのは健康にもいいし、セラピーになる。」と答えていました。
「欧州では、経済危機で苦しい状況です。ヨーロッパで披露した時、
お客さんが、『こんなに笑ったのは、いつ以来だろう。ありがとう。』
と言って涙していた。こんな時だからこそ、笑いは大切だと思う。」
あちらでは、技術と同じくらい、ユーモア性も評価されると
教えてくれました。
日本の観客について聞いたところ、
「みんなシャイだけど、自分のショーに参加してくれる。」
とにこやかに答えてくれました。
笑って元気になるマリアーノのパフォーマンスを、ご覧下さい。
(さお)
2011/11/05 02:36 PM
陽気に一緒に踊っちゃおう♪/あかはな~ず
陽気な音楽とともに、クラウンが踊ってる。
あれあれ、クラウンに連れて行かれちゃった!
えーい、一緒に踊っちゃえ♪
クラウンによる「あかはな~ず」。
彼らによるダンスが始まったら、
クラウンはもちろん、お客様もスタッフも
手に手を取り合って陽気にLet's Dance!
ダンスはとっても簡単。
すぐに覚えちゃう。
間違ったって平気平気!
楽しければなんでもいいのだ!
赤い鼻のシールを、鼻にペタッ!と張ってもらったら、
これでもうみ~んなクラウン。
せっかくのこのチャンス、逃したら次はないかも?!
みんなで踊れば恥ずかしくない!
(ミーコ)
2011/11/05 02:27 PM
ある日常の街中で/P2BYMワークショップ
10人の男女が突然踊る、跳ねる、寝転ぶ。
これは一体何のパフォーマンスなのか。
理解したい、もっと見てみたい。
男女2人組のP2BYM。
その2人によるワークショップが10月の3日間行われ、
成果を会場内で披露した。
参加者は公募された一般市民8人。
たった3日間であんな息が合ったダンスが出来るのかと驚いてしまう。
発表会に出演した青木安奈さんに話を聞いた。
「3日間の練習はとっても大変でしたが、
このような大きな大会で踊れてうれしいです。
馴染みのないコンテポラリーダンスをもっと
知ってもらえるといいな」
日常の世界から非日常の世界へ。
入り口はすぐそこに。
(ミーコ)
2011/11/05 02:25 PM
みんなでLet's体験!
11月5日、6日と駿府公園内のキッズガーデンでは、
「みんなで体験!ヨーヨー&パントマイム」が行われています。
誰でも無料で参加できて、
ヨーヨー/TAKE-iguchiさん
パントマイム/エンジョイjoyさん
が講師として、約40分~50分教えてくれます。
アーティストさんに直接教えてもらえるなんて
なんとも豪華な企画ですね(^_^)!
パフォーマンスをするのと教えるのとでは、勝手が違い大変なようですが
子供が好きなお二人は、楽しんでやっているようです。
時間は、
11:00~(ヨーヨー)、12:30~(パントマイム)
14:00~(ヨーヨー)、15:30~(パントマイム)
あなたも見て楽しむだけではなく、
一緒にやって楽しんでみませんか?
(ちなみ)
2011/11/05 02:11 PM
30周年にも笑いとしゃべりを!/三雲いおり
毎年常連の三雲いおりさん。
彼のパフォーマンスは、物語形式で進みます。この物語形式で行うパフォーマンス3部作は静岡のみでしか行っていないそうです。
親しみやすいキャラクターで、すべてを笑いに変えていきます。失敗しても、失敗を笑いに変えるのだからすごい。
お客さんからは常に笑顔が絶えません。しゃべりで笑いを誘いながらも確かなジャグリングの技術で魅了します。
お客さんを参加させることで観客全員を三雲ワールドへと連れていきます。
「20周年を迎えてメッセージを。」との問いに、
「30周年も楽しみにしていますので、静岡の皆さんぜひこれからも頑張って続けてください。」と気さくに答えてくださいました。
そんな三雲ワールドに引き込まれてみませんか?
(Naoto)(Eri)
2011/11/05 01:19 PM
HAAAAARD WORKERS-まるで月曜から金曜までの私の姿・・・-
あなたは目撃しましたか?!
華やかなパフォーマンスがここかしこで行われる中で静かに腰をかがめて歩く
二人の初老の男性の姿を。。。
ガイドブックにも載っていない、今年韓国からの初参加のアーティスト集団、Hard Workers
それが彼らの正体です。
このパフォーマンスを企画された、Artistic DirectorのYim Su-Taek氏に今回お話を伺うことが
出来ました。氏は昨年、地元のパフォーミングアーツのお祭りで白雪姫と七人の小人の御伽噺からインスピレーションを得て、
世界中で働く、労働者の姿の象徴としてこのパフォーマンスを思いつかれたそうです。楽しい世界とのコントラストを
表現したかった、とおっしゃっていました。楽しいだけのパフォーマンスフェスティバルではなく、アーティスティック
な要素を取り入れたい、という氏のこだわりがそこに現れています。
東洋には古来から陰陽の思想が根付いていますが、楽しい会場の中で静かに言葉をはっせずただもくもくと歩き続ける
Hard Workersの姿に世の中の陰と陽の存在を確信する数分でした。楽⇔苦、笑⇔怒、富⇔貧、などなど
陰の要素は世の中からなくなってしまえばよいのに、と日々思うけれど、誤解をおそれずに言うならば
実はそれでは世界は不完全なのかもしれないな。。
以前どこかの記事で、*よい映画とは、その映画を見た後に人生について考えさせる映画だ*と書いてありましたが、
これはパフォーマンスにも置き換えられるのではないかな、と思います。
人生考えてしまった私。あなたも楽しいパフォーマンスと一味違ったパフォーマンスに興味があれば
Hard Workesと一緒に歩きながら*歩く哲学*を楽しんでみて下さいね。 (Ku)
2011/11/05 12:43 PM