Festival Report フェスティバル レポート 2008

地上7メートルの遊戯/アヴィタル


↑夕日とのコントラストが美しい


午後4時15分。駿府公園メイン会場、ヤマシタ・ハートフルポイントの上空に美しいシルエットが浮かび上がる。
夕日に照らされたその影は、2本のベルトを両手に巻きつけ、上下左右で次々にポーズをとって行く。
影の正体は、イギリスから来た新鋭「アヴィタル」だ。

今回初めての参加となる彼女は、アシスタント夫であるヨハン(ちなみに彼もジャグラーである。今回はアシスタントとしての参加のみ)と二人で優雅なアクロバットアートを作り上げてゆく。
観客も皆、拍手を忘れて彼女の演技に見とれてしまう。

しかし、腕に巻きついたベルトは本当に痛そう。
「大丈夫。慣れてるから。でも一日に何度もステージをこなす時はちょっと痛くなるけど」
その華奢な体からは想像出来ないほどタフである。


派手な演技や軽快な音楽が多いい大道芸。その中でも少し異質な彼らの演技に、皆さんも癒されてみてはいかがだろうか。








↑吊り上げるためのクレーン.......高い。



(Junki)

2008フェスティバルレポート / 2008アーティスト オン部門
2008/11/02 06:25 PM
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