Festival Report フェスティバル レポート 2008
フィナーレは必見!/くるくるシルク
三色に染め上げたモヒカンが特徴的なくるくるシルクは、マイムから火を吹くなど、かなり多彩なパフォーマンスを見せてくれるパフォーマーだ。
くるくるシルクのパフォーマンスが始まるよりだいぶ前から人だかりでいっぱいで、見る前からとてもワクワクした気分になった。
三人での掛け合いやパントマイムはもちろんのこと、それぞれソロパートや二人での演技も非常に充実しており、三人でのパフォーマンスがまるで四人や五人もいるかのように感じられた。また、舞台に上がったお客さんを「さっきのリアクションはあんなに面白かったのに……」といじったり、パフォーマンスだけではなくMCのノリも全開だった。そのノリに魅せられてか、ステージでくるくるシルクと風船ふくらませ勝負をした男性も「(大道芸ワールドカップには)初めて来たけど、楽しかった」と満足げだった。
全体のパフォーマンスについてはメンバーで話し合って決めているが、ソロの部分に関してはそれぞれで考えているそうだ。お互い任せられるところに強い信頼をうかがい知ることができる。
と言っても、実際にパフォーマンスをしている最中はもうどっぷり浸かってしまってほとんど何も考えていなかったのだけれども……。
また、くるくるシルクの本領は舞台で発揮されるということで、今後の公演等にも注目していきたい。(ながぽん)
2008フェスティバルレポート / 2008アーティスト オン部門
2008/11/01 06:56 PM
2008/11/01 06:56 PM