Festival Report フェスティバル レポート 2008
後ろの人でもよく見えます!/王輝
360°衆人環視なのに、いつの間にか仮面を付け替えているパフォーマンスにのっけから目を奪われてしまいました!
王輝は、中国独特のパフォーマンスに独自性を加えたオドロキのパフォーマー。日本語も堪能で、日本らしいジョークも冴えています。
水の入った容器を遠心力でこぼさずに振り回す「水流星」もさることながら、やはり圧巻は綱の上でのアクロバット。
大道芸ワールドカップに出場している様々なパフォーマーの中でもトップレベルの高さまで跳びはねて回転する王輝の姿は、たくさんの観客の後ろの方までよく見ることができたのではないだろうか?
彼の前では、よく張った綱でさえも、ただの細長いトランポリンと変わらないのかもしれない。
(ながぽん)
2008/11/03 03:52 PM
そこのけ、そこのけ、聖者が行く/MABO BAND
静岡のみなさーん!お元気でしたか?!
イタリアから10年ぶりにやって来た、MABO BANDでーす!
あたかもイタリアからそのまま楽器を吹きつつ行進して来たかのような彼らは、
とても陽気でフレンドリー。
大道芸開催期間中は、ロービング・パフォーマーとして静岡の街を行進していたのを
見かけた方もいるはず。
最終日の今日は特別に、彼らの町のお祭りさながらの
ドタバタなボール&バルーンパフォーマンスで楽しませてくれました。
ガンでバンバン打っちゃうぞ!
・・・音楽隊じゃなかったのかな?
とにかく、みんなハッピーになりましょう!
ワールドピース!
(すだち)
2008/11/03 03:52 PM
パフォーマンスのテーマは「生きる」/ちゃんへん.
「整えられたステージのショーより、もっと泥臭いことがやりたい。
パフォーマーというよりもアスリートと呼んでほしい」
と語るちゃんへん.さん。
彼のショーは、終始エキサイティング。
ステージの上を、道具と体が踊る!
ヨーヨー ディアボロ、クラブなどが自在に飛び回り、
ボール7つのジャグリングが一発で決まった時は、力強いガッツポーズ!
彼は、自らのパフォーマンスを「Panic Art」と名づけている。
その由来は「トリックアート(飛び出す絵本)」を見て感動した気持ちを胸に、
それをもじってつけたとのこと。
「パニック」という言葉はネガティブな意味もあるが、
聴衆の喝采を受けるといったポジティブな意味もある。
ありきたりの芸ではなく、一味違ったものを見せたいという意味をこめて
命名されたということだ。
尊敬する人はジャッキー・チェン。
世界を股にかけ、50カ国でパフォーマンスをしているちゃんへん.に
今後も注目だ!
(みーな)
2008/11/03 03:51 PM
「空」と「地」が生み出すストーリー/ソルソラ
空中ブランコの様なものを使ってパフォーマンスをする「SOLSORA」。
その2人の華麗で力強い動きはお客さんたちの驚きと感動を生み出す。
2人とも大道芸の出場は初めてだという。
このパフォーマンスは危険なもので、今回のパフォーマンスを終えた感想は
「なんとかできた。」といっている。
なぜ、このような演技をやろうと思ったのか訊いてみるとミシェルさんは
「恥ずかしがり屋の僕にとってチャレンジだと思ったから。」
といっている。
トモコさんは、「しゃべることがあまり好きではなく、体を使うことが好きなのでこのパフォーマンスをやり始めた。」といっていた。
トモコさんは、イギリスのサーカス学校に留学していたときがあったらしい。
「空」と「地」でのパフォーマンスは迫力があり、見る人たちを魅了させる。
そんな2人の華麗で力強いパフォーマンスを観てみては?
「SOLSORA」のパフォーマンスは印象に残るだろう。
(静流)
2008/11/03 03:51 PM