Festival Report フェスティバル レポート 2007

天才ジャグラーとヴォイスパーカッショニスト、夢の共演! ストリート ビート

予定時刻1時間以上前だというのに、すでに大きな観客の輪が出来上がっている会場。呉服町の伊勢丹前には観客がひしめきあい、誰もが期待に満ちあふれたまなざしで見つめるステージ…明らかに、空気が違う。何かスゴイものが来るに違いない!

そんな周囲の期待にこたえるべく参上したのは、ファンキーなヒップホップ調の男性と、なにやら紳士的な姿の男性の二人組。これこそ、世界中に熱狂的なファンを拡大中の名コンビ、ストリートビートだ!

どこからともなく聞こえてくる軽快なリズム、お腹に響くベースサウンド、甘い旋律、そして赤ちゃんの鳴き声まで!?これがすべて一人の男の体から繰り出されると知っただけでもどきどきしてしまうのに、さらに大道芸お墨付き、ロマノ・カーララのスーパー級のジャグリングが加わると…もう、正直どこを見てよいのかわからない。とってもじゃないけど、2つの目じゃ追えない~!

そんな彼らは、ステージを降りてもやっぱり紳士的でファンキー。インタビューにも快く応じてくれました。もともと別々のパフォーマーとしてずいぶん前に知り合った二人ですが、お互いのパフォーマンスに魅力を感じ、ずっと一緒に演りたいと思っていたそう。念願かなって、やっとコンビを組むことができたので、今はとってもハッピーなんだとか。なんだかロマンチックじゃないですか~♪「音楽は僕にとって人生」と話す激アツ☆ヒューマンビートボックスのニノと、「パフォーマンスを通じて笑顔を与え合えるってすばらしいことじゃない?」とニコリと笑う天才ジャグラーのロマノ。二人の魔法にたっぷりと酔いしれる30分のステージを見逃すな!

(mei)

2007会場レポート / 2007パフォーマー ワールドカップ部門
2007/11/04 03:45 PM
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