Festival Report フェスティバル レポート 2007

天才ジャグラーとヴォイスパーカッショニスト、夢の共演! ストリート ビート

予定時刻1時間以上前だというのに、すでに大きな観客の輪が出来上がっている会場。呉服町の伊勢丹前には観客がひしめきあい、誰もが期待に満ちあふれたまなざしで見つめるステージ…明らかに、空気が違う。何かスゴイものが来るに違いない!

そんな周囲の期待にこたえるべく参上したのは、ファンキーなヒップホップ調の男性と、なにやら紳士的な姿の男性の二人組。これこそ、世界中に熱狂的なファンを拡大中の名コンビ、ストリートビートだ!

どこからともなく聞こえてくる軽快なリズム、お腹に響くベースサウンド、甘い旋律、そして赤ちゃんの鳴き声まで!?これがすべて一人の男の体から繰り出されると知っただけでもどきどきしてしまうのに、さらに大道芸お墨付き、ロマノ・カーララのスーパー級のジャグリングが加わると…もう、正直どこを見てよいのかわからない。とってもじゃないけど、2つの目じゃ追えない~!

そんな彼らは、ステージを降りてもやっぱり紳士的でファンキー。インタビューにも快く応じてくれました。もともと別々のパフォーマーとしてずいぶん前に知り合った二人ですが、お互いのパフォーマンスに魅力を感じ、ずっと一緒に演りたいと思っていたそう。念願かなって、やっとコンビを組むことができたので、今はとってもハッピーなんだとか。なんだかロマンチックじゃないですか~♪「音楽は僕にとって人生」と話す激アツ☆ヒューマンビートボックスのニノと、「パフォーマンスを通じて笑顔を与え合えるってすばらしいことじゃない?」とニコリと笑う天才ジャグラーのロマノ。二人の魔法にたっぷりと酔いしれる30分のステージを見逃すな!

(mei)

2007会場レポート / 2007パフォーマー ワールドカップ部門
2007/11/04 03:45 PM

世界一高いトイレ?! ノア

5メートルもの高~いポールの先端にトイレが!そのトイレを使うのは、アジア初上陸のノアです!

アメリカでアクロバットを学び15年間のキャリアを持つノア。現在はドイツに住み、ヨーロッパを中心にパフォーマンスをしています。

5メートルの高さまであっという間に上りきると、おもむろにトイレに腰掛け、上空でトイレ掃除をしたり、トイレに頭を突っ込んだりと、爆笑パフォーマンスを繰り広げます。

高いところは怖くないけど、上空でのパフォーマンスにはとても注意を払っているというノア。しかし、そんな注意深さを感じさせないほど、楽しく軽快な技に客席から笑いが途切れることはありませんでした!



nana

2007会場レポート / 2007パフォーマー ワールドカップ部門
2007/11/03 10:01 PM

チャレンジ精神の塊! ニーニョ コストリニ

静岡の観客は反応がよくてやりやすい! とノリよく語るニーニョ コストリニ。
みんなの笑顔を見ることが一番の楽しみ、頭を空っぽにして純粋に笑いを求める心で見てほしいそうだ。

日本にはまだ慣れていないけれど、静岡はパフォーマンスをするにはとてもいいところだと思う。
都市のど真ん中、日常の生活のすぐ脇、そんな場所で盛大なパフォーマンスフェスティバルをやっていて、そこに参加できたことは本当によかった。
ショーの後、興奮気味に熱く語ってくれた。

大道芸は、ジャグリングからはじめた。そのあとクラウニングを学び、今ではオールマイティで、なんでも最高のパフォーマンスを見せることができる自信がある。
その自信を感じさせるユーモラスなパフォーマンスは老若男女問わず楽しめ、気がつくとニーニョの笑いの世界の中に引き込まれている。

出身はアルゼンチンだが、現在はスペインに在住。自分のやりたいことをするために適した場所だと決めた場所。
新しい次のステージを求めて常にエネルギッシュに活動をする。
いつもどんどん上を目指してチャレンジ精神で走っていきたい。

パフォーマンス終了後、投げ銭に入ってた栄養ドリンクを「これは元気が出るね」とぐいぐい飲んでいた姿さえユーモラスだった。

(☆彡)

2007会場レポート / 2007パフォーマー ワールドカップ部門
2007/11/03 07:58 PM

ロカシュコフ トゥループの全く新しい世界に出会いに行こう

ホリゾンタルバー(鉄棒)の魔術師たちロカシュコフ トゥループが、宙を舞いながらいろいろな人間模様を繰りひろげる。
哀愁を漂わせる音楽とともにそのショーは絶頂に達する。
鉄棒の技なのでしょうと思いきやこれまた不思議4本の鉄棒を四角に組み合わせて4人が鉄棒技をすると、まるで生きた人間の複雑な心の動きが感じ取れたり、ストーリーがあることがわかってくるのだ。
ショーのあと、お客さんにインタビューしてみると、その女性いわく「今日のパーフォーマンスの中では一番よかった。四角い鉄棒もユニークで、4人が鉄棒を始めるとすごい迫力。ラヴ・ストーリーが音楽とともに展開しているのがわかった」とのこと。
君も人間の感情をホリゾンタルバー(鉄棒)でどのように表現するのかというナゾに興味をもっただろう。
ぜひ足を運んでロカシェフ トゥループの新しいアイディアと技に出会いにいってみよう。まさに未知との遭遇に違いない。



(Tomo)

2007会場レポート / 2007パフォーマー ワールドカップ部門
2007/11/03 05:27 PM
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