Festival Report フェスティバル レポート 2024

非日常の刺激と感動を味わえる大道芸 / 観客の方への取材

祖父母・母・息子の3世帯で大道芸を観にきたというご家族を取材した。
母のNさんは、子供の頃から31回全ての大道芸ワールドカップを見てきたという。



大道芸ワールドカップは、厳しい審査を勝ち上がったアーティストしか出演できない。
そのうえで「いろいろな場所で公演を行ってきたが、静岡が一番いい」と話すアーティストも、たくさん目撃してきたそうだ。

大道芸ワールドカップを毎年見てきた中で、大道芸のパフォーマンスはもちろん、それを取り巻く環境の進化も感じていると話してくれた。
例えば、観客も、アーティストから言われなくても拍手するなど積極的な姿勢で見るようになった。
屋台の数やスタッフの数も増え、さらにイベントが盛り上がるようになったという。

ご家族が絶賛していたアーティストは、パフォーマーささまんだ。
派手なことをする方ではないが、トークで自分をさらけ出す点に惚れ込んだそうだ。
見せびらかすという感じではなく、純粋に演技への熱意を持っており、そんな謙虚な姿勢も素晴らしいという。


『大道芸の醍醐味は、非日常の刺激と感動を味わえる事と、そこに集まる人の一体感を感じて幸せな気持ちになれること』
楽しませに来ているアーティスト、楽しみに来ている観客、現場を作り上げるボランティアスタッフ。そこには平和しかない、とNさんは語ってくれた。

(りゅりゅ)

2024フェスティバルレポート / 会場の様子
2024/11/04 10:22 AM
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