Festival Report フェスティバル レポート 2016

11月6日号外

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2016 デイリーニュースペーパー
2016/11/06 06:30 PM

鮮やかなジャグリング/天平

日本が誇る天才ジャグラー、天平のジャグリングショーが今年も大道芸ワールドカップを彩った。
ボールやクラブ、ディアボロにリングなど多彩なジャグリングの道具が天平の手にかかると華麗に宙を舞う!!








特に彼が得意とするデビルスティックが自由自在に操られるその姿に会場の視線は釘付け、観客はそろって息を呑み歓声を上げ大いに盛り上がった。







「自分のためにわざわざ待っていてくれる人や遠くから来てくれる人にステージを見て楽しんでもらいたい」ということを常に念頭に置きパフォーマンスをする姿は、ステージを見つめる観客の誰をも魅了していたといっても過言ではないだろう。
また、今年は新たな取り組みとしてナイトパフォーマンスで桔梗ブラザーズとのコラボレーションをしたのだがその観客の中には四時間以上も前から並んでくれている人もいたという。
そんな経験を通して語られた「これからも自分を待ってくれている人のため、応援してくれる人のために新たなことに挑戦していきたい」という彼の言葉に期待が募るばかりだ!!



(べさき)

2016フェスティバルレポート / アーティスト オン部門
2016/11/06 03:50 PM

優しい死神/フェイスペインター☆ミホウ



大道芸ワールドカップでにぎやいでいる街中を歩いていると、全身黒い服装の死神と出会う。
そのインパクトある姿に、あなたは必ず足を止めるだろう!


彼女はフェイスペインターのミホウさんである。
元々イラストレーターであり、その道20年の彼女の技術は、その服装と裏腹にお客さんの顔を素敵に彩る。
フェイスペイントをする上で大事にしていることは「お客様に寄り添う」ことだという。
少し恐い姿をした彼女は、誰よりもお客さんを大事にする優しい「優しい死神」である。
もし、街中で見かけることがあれば、気軽にフェイスペイントを頼んでみてはいかがだろう。



目立つから面白そう!と感じて彼女はこの死神の衣装で活動し始めたそうだ。
なお、この衣装は彼女の手作りで、年々グレードアップしているそう(笑)
次回の大道芸ワールドカップに参加できたら、さらに衣装を改造するそうなのでご期待あれ!


(サヤマ・となお・akari)

2016フェスティバルレポート / アーティスト ウォーキングストリート部門
2016/11/06 03:44 PM

世界を旅するヨーヨー使い/ナオト

ヨーヨーアーティストのナオトさんは、ドイツを拠点にグローバルに活動しています!
子どもの頃のヨーヨーブームで、ヨーヨーに出会ってから、ヨーヨーを続けて19年になります。
ヨーヨーが好きすぎてその為にサーカスアーティストのための学校にも通いました。



彼の演技は圧巻の一言に尽きます。本来手に収まるような小さなヨーヨーを使いつつも大きなアクションで観客を魅了していました。
曲に合わせた彼のショーは、楽曲により全く違う動きで、その場の空間を色とりどりに演出していました。

ナオトさんに伺うと、パフォーマンスする上で、ショーの場所の空気感を壊さず、なじむように大切にするように心がけていると仰っていました。



ヨーヨーは誰でもでき、場所を選ばないおもちゃです。
技もヨーヨー自体の種類も数え切れないほどあるそうです。
その為、個性がでやすく、ナオトさんにとって自分を表現する道具でもあるそうです。
これを機に始めたい方はREWINDというヨーヨーのお店もあるそうですよ。

最後にメッセージをお願いしました。
「他のフェスティバルに行っても、海外のアーティストさんたちが静岡の大道芸は最高だと言っています。
 大道芸ワールドカップでは、お客さんのほうからアーティストをリスペクトしてくれるので、楽しくパフォーマンスすることができます。
 お客さんが、拍手や集中するなどそのタイミングの空気を理解してくれるのでとてもやりやすいです。
 そんな大道芸が日本にあることがとても嬉しいですし、誇りに思っています。」

来年もお客さんの前でパフォーミングをしたいと意気込んでいました。

(となお・akari・サヤマ)

2016フェスティバルレポート / アーティスト オン部門
2016/11/06 03:41 PM

Colourful indivisualities / SPAC-ENFANTS

"Angels" showed sparkling dance. Audience were touched with hopeful smiles.

photo by Atsumi

SPAC is the Shizuoka Performing Arts Center, the pioneer of publicity-funded performing arts organization in Japan.
Actors and staffs are employed by public foundation of Shizuoka prefecture. One of the masterpieces of SPAC is "Mahabharata (directed by Miyagi Satoshi)" which has been performed various places all around the world.
SPAC started the project for teenagers "SPAC-ENFANTS" in 2010 with Merlin Nyakum, a Cameroonian dancer and choreographer.
The project purposes that world's teenagers find their hope for the future via dance.
Especially in Japan, students tend to cover their indivisual chalacters,
so director hope that participating dancers open and express their chalacters.
Furthermore, he also want to connect the young dancers in Shizuoka to the wide world.

Every two years, around 10 teenagers are auditioned. The choreographer creates the piece looking at their indivisual chalacters.
They reveal the project at Shizuoka Performing Arts Park in Nihondaira.
This performance in Nihondaira is very gorgeous and well-known in Shizuoka,
but San Yoshida, one of the dancers, told us that they want to get more opportunities to perfom in various places.
San had been taking lessons of ballet since she was a child, then she survived the audition of SPAC-ENFANTS.
It was a casual try. She didn't think to get involved in the project at that time.
After 4 years, she became an attractive dancer and now she is planning to participate in the workshop in Cameroon.
She was successfully connected to the wolrd via the project.

photo by Atsumi

In this festival, audience found the newpleasure to enjoy the progress of close small artists in Shizuoka.

(yyukke)

2016 Festival Report in English / Artist
2016/11/06 03:17 PM

骨まで笑わせます!/ファニーボーンズ

ファニーボーンズは日本人のけーぼーと、イギリス人のクリスで結成された2人組。
海外でも活動している、人気のお2人です!

パフォーマンスが始まる前からお客さんに絡み、笑顔にさせてくれます。
ジャグリング、ボイスパーカッション、パントマイム…
次々にいろいろな仕掛けが飛び出す彼らのパフォーマンスから目が離せません!

途中、お客さんのためにコーンを倒したり、後ろや横のお客さんにも笑顔を届ける、そんな優しさも彼らの魅力。



締めは皆さんお馴染みの『ザ・ゾンビーズ』!!



2人の楽しい掛け合いやゾンビーズ達の華麗な動きに会場は手拍子、手拍子、手拍子!!
会場はどんどん彼らの楽しく明るい世界に吸い込まれ、自然と笑顔になっていきます。

何度見ても面白い!
何度見ても笑顔になれる!
行ったら必ず彼らのファンになること間違いなし!

来年も静岡に来てくれるのを楽しみにしています!

by Lapin kame Sugimoto

2016フェスティバルレポート
2016/11/06 03:05 PM

浄土真宗のお坊さんとヨーヨー達人の最強タック!/BEAT POIN'T

ダブルハンドヨーヨーのMASAKAZUとヒューマンビートボックスのTOORU。

この二人が結成した最高にイカしたパフォーマンスユニット。
それがBEAT POIN'Tだ!

MASAKAZUもTOORUも、いろいろな大会で優勝経験がある実力者。
しかもTOORUは、なんと!浄土真宗の現役のお坊さんである。

ユニークな二人は偶然、知り合い、お互いを尊敬できる友人となり、今は最高の相棒となった。

そんなイカしたパフォーマンスユニットが、大道芸ワールドカップに登場した。

この二人。いろいろな大会やイベントに参加をしているが、意外や意外。
静岡に来るのは初めてとのこと。

そこで、静岡に対しての印象を聞いてみた。

「静岡の人達は、とても温かい。パフォーマンスやアーティストに対して、意識が高く、常に敬意を持って接してくれる。
他の地域では、あまりないことだ」

と、嬉しい言葉をもらった。

ユニットを結成以来、友人としての話しをするより仕事の話しをする時間が増えていったという二人に、今後の夢や展望を聞いてみた。

TOORUは「初めて県外の大会に出たとき、上には上がいるという事を痛感させられた。いつも、上を目指していきたい。」

それと同時に「ワクワク感も持ち続けていきたい」とも言っていた。

「来年も、静岡にきてくれますか?」との問いに「来年も期待ですね~。その時はON。そして、いつかはプレミアムの舞台に立ちたい」
と、穏やかだが真剣に答えてくれた。

TOORUのビートボックスに合わせて、ヨーヨーを操るMASAKAZU。

来年はONのステージで、さらにイカした二人を見てみたい。








(みこ/photo by A.Usami)

2016フェスティバルレポート
2016/11/06 03:01 PM

立ったまま眠る不思議な2人組/レデデス

眠りの国の不思議な生き物、レデデスは突如静岡の地に降り立った。
ゆる~い動きで街行く人から眠気と笑顔を誘い込んでいきます。

少々ホラーチック見た目ですが、実は”人間”で「眠りの国から来た妖精」というのは3年前にお客さんからつけられた名前だそうです。
パフォーマンスを通じて、忙しい、心に余裕のないこの世の中に、平和でのんびりとした時間を与えたいとおっしゃっていました。



”中の人”ことおふたりは、25年前から一緒に活動しているフランス人夫婦で、あの不思議な生き物は奥さんが彫刻からデザインし作り上げています。

今回日本に訪れるのは初めてだというふたりから、「日本人のお客さんは私たちに興味津々で反応もよかった」
「これからも笑顔を絶やさずにいてください」というメッセージをいただきました。



日々忙しく過ごしている方、寝不足な方は一度あの不思議な人間と戯れてみては?


kame・Lapin・sugimoto

2016フェスティバルレポート
2016/11/06 02:58 PM

息ぴったりの3人組/空転軌道

流れるようなパフォーマンスをしてくれる空転軌道は、3人のうち、2人が大学生。

リーダーは過去にON部門にも出場経験のある小林智裕。

普段の生活の中で、時間を見つけるのが大変な中、たくさんの練習を重ねて本日に挑んだそう。

3人が見せる緻密なインフォメーションからは、空転軌道のカラーが見てとれる。





彼らのみどころはなんと言っても、ハンドベルとリングを融合したパフォーマンス。

この特別なリングは、リーダーのアイデアで、手作りだというから驚きだ。

少しでもタイミングがズレると音もズレてしまう上、落とすことが許されない緊張感の中、素敵な音楽を奏でてくれた。




今後も彼らの名前を聞くことが多くなる予感!

(Maikoh/コロスケ/NARU)

(Photo by K.Okawa)

2016フェスティバルレポート
2016/11/06 02:55 PM

会場にお越しのお客様からコメントをいただきました。


















2016フェスティバルレポート / お客さん
2016/11/06 02:52 PM
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