Festival Report フェスティバル レポート 2015

Welcome Trouble!

They come out with black frame glasses to funky music. They finally made it to the ON division of the Daidogei World Cup at Shizuoka after two years in the OFF division.

Their show is mixture of balloons, juggling, acrobatics, balance and whips, the show moving at a fast tempo from one skill to the next. But even more impressive is how they use each of these in a hilarious black comedy. They expertly bring the dark side of the clown world into their performance, sparring beautifully with the audience.



Their favorite part about Shizuoka? Of course it is the audience! Only in Shizuoka is it possible to get such a good rise out of the audience. This year they prepared a number of gags especially for the Shizuoka audience. What were they? You have to come and see for yourself.



(yuuki/Mr.Jugglish)

2015 Festival Report in English / 2015Artist
2015/10/31 05:40 PM

天使か悪魔か?/ジョーダン マックナイト

美少女が小さな箱の中に入っていく…。
ええ!?
信じられない光景に思わず声をあげてしまう。
にこやかな笑顔で、まるで何事もないように普通に出てくると、手足だけでなく、
腰も背中もしなやかに折れていく。
音楽に合わせて自由自在に体を動かす姿は、同じ人間とは思えないほど。
次から次へと繰り出していく動きは、曲に合わせて優雅に舞っているよう。
一つ一つの動きにどの観客の目も釘付けになる。

まだ17歳の少女なのに妖艶すぎるジョーダン マックナイト。
それもそのはず、13歳の時にシルク・ド・ソレイユのYou Tubeを見て、
自分の柔軟力が新体操よりも向いていると転向。
15歳から世界を回り、高校も16歳で卒業、毎日6~8時間の練習。
自己管理も自分で行っている徹底ぶりのべジタリアン。
この体の柔らかさは、生まれつきだとか。(家族の中で彼女だけ特別に体が柔らかいらしい)
でも、それプラス努力を重ねる姿は、見習いたいほど。

こんなしっかりした彼女も観客の女の子と弓反りしたり、柔軟力を比べたり一緒にパフ
ォーマンスをしている時は、ごく普通のティーンエイジャー。
とびっきり可愛い笑顔は、心癒される天使のよう。

こんな二面性を持つ彼女の演技に心奪われにいって下さい。

momo




photo by Inokuma









2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト ワールドカップ部門
2015/10/31 05:24 PM

懺悔 / ZANGE




テクノのテンポのいい音楽と共にZANGEのショーは始まる。




ZANGEのショーは、オーディエンスと一緒に作り上げていく。
オーディエンスの反応によりその日のパフォーマンスが決まるのだ。
表情でオーディエンスを煽り、技が決まると清々しいほどのドヤ顔!


  
    Photo by Yukari Iwazaki


特に、人間離れした軟体パフォーマンスは圧巻だ。
「彼には関節がないのだろうか?」と疑ってしまうほどの
予測不能な体の動きに思わず観客から悲鳴があがる。
手首の360℃回転などお手の物、曲がってはいけない方向に
ぐにゃんぐにゃんと曲がる。


  
    Photo by Yukari Iwazaki


クライマックスは、2011年に世界的有名な劇場
「NY アポロシアター」で 行われた大会「アマチュアナイト」で
5大会連続優勝をした時に披露した水晶玉パフォーマンス。
浮遊する水晶玉に会場が沸きあがる。


  
    Photo by Yukari Iwazaki


13歳からストリートダンスを始め、2008年からストリートダンスに
パントマイム、ジャグリング、軟体を融合させた新たなスタイルの
ダンスパフォーマンスを始める。



父親から猛反対を受けつつも、夢の舞台である
アポロシアター「アマチュアナイト」に挑戦する。
これで成功しなかったら、ダンスを止めるという条件付きで。



運も味方につけ奇跡的に悲願の優勝を勝ち取った。
ここが彼の分岐点となった。
ここからメキメキと実力を付け、アマチュアナイト5大会連続の優勝を果たす。




彼は現在も、父親や家族に対するZANGE(懺悔)の気持ちを
胸に秘めながら踊り続けている。           (Yukka)


 

  
    Photo by Yukari Iwazaki




 

続き▽

2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト オン部門
2015/10/31 05:23 PM

天女と少女/シャルロット ドゥ ラ ブロテク

女性はいろんな顔を持っています。
そのなかでももっとも女性らしさがあらわれるのは淑やかさと無邪気さではないでしょうか。
シャルロットは7分に凝縮されたエアリアルの中でその淑やかさと無邪気さを表現します。


そのために彼女が使うのは天から伸びる何本ものロープ。
世界でこのロープを使って演技をするのは彼女だけ!そんなパフォーマンスが静岡で観れるんです!

この何本ものロープを使ったパフォーマンスはベルギーのサーカス学校に通っていたころに学んだ
アクロバット、ポールダンス、ハンドスタンドを組み合わせてシャルロットが考えたもの。


雲の切れ間から顔をのぞかせる天女、友人と無邪気に戯れる少女。
ロープを使った表現の可能性は無限大です。
インタビューでこのロープについて尋ねると「日本のうどんみたいでしょ?」とシャーロット。
淑やかで美しいだけでなく、そんな無邪気な一面も持つシャルロットのパフォーマンスを観てみませんか?








訳:ありがとう。ありがとう!!!静岡は美しい人がいっぱいで美しい街です! シャルロット ドゥ ラ ブロテク

Y.K.Kobayashi

2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト ワールドカップ部門
2015/10/31 05:16 PM

ピエロさんこんにちは!

電柱でひょっこりかくれんぼしているピエロさん発見!!

市民クラウンのKazz(カッツ)さんです。
何でもこの大道芸ボランティア1期生で23年もやっているそうです。
ディズニーランド同様おもてなしのこころを忘れないピエロさん。
いっぱいいじられて辛いです(苦笑)といいながらもこどもが近寄ってくると楽しそうにじゃれあっていました♪
ピエロさん照れ屋さんなんですね。
23年間お友達と二人三脚でやってきたというKazzさんこれからも皆を楽しませて下さいね!

byとっつー

2015フェスティバルレポート / 2015会場の様子
2015/10/31 05:15 PM

ただいま商い中!/彦一団子

ある日は静岡市内に構えた和菓子屋「菓子や彦一」で和菓子職人として、
またある日は全国で活動する大道芸のアーティストとして。異なる二つの顔を合わせ持つ彦一団子さん。

彼が送るのは団子エンターテイメントショー。
観客は、彼が次々に空を舞わせる三色団子やみたらし団子といった和菓子たちに魅せられる。
茶筒を使用したパフォーマンス、風船で出来た大道芸ワールドカップ特製団子。
”和菓子”にこだわった彼の独特な世界観は、観客の目を惹きつけて離さない。



異なるそれぞれの道を、「夢に向かって邁進中」という彼。
異色の経歴の彼だからこそ出来るパフォーマンスは、セリフの細部に至るまで和菓子職人としてのユーモアが詰め込まれている。

「菓子や彦一」は、大道芸ワールドカップの期間中、静岡パルコに出張出店をしている。
彼の美味しそうなパフォーマンスを見て、小腹が空いたという方は是非、その味もご堪能いただきたい。

(yuuki/うるし/ホリ)

2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト オフ部門
2015/10/31 05:04 PM

壁でダンス?/デルレイヴ ヴァーティカル ダンス カンパニー

デルレイヴ ヴァーティカル ダンス カンパニーは、スペインから来た男女2人組みのグループで、壁を舞台にダンスを披露してくれます。

たくさんの人がパフォーマンスを見ようと集まりました。
ビルの屋上から下がりながらのダンスにみんなが「おー」と声を上げながら、ふたりの迫力のあるダンスに見入っていました。

2人は8年間このパフォーマンスをやっています。普段はバルセロナで活動していて、今年初めて日本に来たそうです。
壁でのパフォーマンスは新しい表現を求めてやり始めたとのこと。
高いところでのパフォーマンスに見ているこっちがドキドキします。高いところは怖くないのか聞いたところ、まったく怖くないと驚きの答えが。
さらには、60mの壁を使ってパフォーマンスをしたこともあるそうです。

メッセージをお願いすると、すばらしい!快適にパフォーマンスをすることができた、と話してくれました。

高いところでのパフォーマンスなので遠くからでも楽しめると思います。
2人の息のあったパフォーマンスをぜひご覧ください!

(はる)

2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト スペシャルプログラム
2015/10/31 04:52 PM

パーフェクト・タイミング/チーム ファニスト

一見して彼らがとても若く見えたのでこのようなハードなパフォーマンスをすることがなかなか想像できませんでした。お伺いするともうすでに11年以上一緒にパフォーマンスしているユニットだそうです。彼らは、このワールドカップでかつてないほどの洗練されてエンターテイメント性に富んだアーティストです。ショーはジャグリング、アクロバティック、パントマイムのコンビネーションです。



彼らの強みは完璧なタイミングと観客とのコミュニケーション能力の高さです。顔の表情とジェスチャーのみで観客とコミュニケーションをとることができます。常に笑顔で、観客をショーの一部ととらえヒーローやヒロインを生み出す力を持っています。もちろん彼らはファニスト=funniest=面白すぎ!ショーの最初から終わりまで笑いを絶やさなかった子どもたちをはじめすべての世代から人気を博しています。

今年は彼らにとって二回目のワールドカップ参加です。現在、日本語を勉強中だそうで、もし彼らが日本でもっと頻繁にパフォーマンスをする機会があればうれしいですね。お勧めですので、ぜひお見逃しなく。




(Mr. Jugglish / yuuki)

2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト オン部門
2015/10/31 04:51 PM

この2人の前に、重力は存在しない/Andrzej & Tomek (アンジェイ & トメク)

ポーランド出身のマッチョな2人組。
シックスパックむき出しの上半身と鍛え上げられた上腕二等筋はどんな力技を見せてくれるのか期待しがちだが、ベールに隠された足腰の強さにも着目してほしい。
強さ、脅威のバランス、そしてゆるやかな動きが無重力の空間を作り出している!

photo by K.Umeno

背の高いAndrzejがもう一人のTomekの体を腕一本で持ち上げたり、お互いのうなじと肩を支点にして上下対象にバランスのみでくっついている姿はまさに圧巻!普通なら上の人間が真っ逆さまに脳天から地面に落ちてしまう!

このようなパフォーマンスを生み出しているのは日々の鍛錬はもちろんのこと、お互いへの信頼関係が欠かせない。2人の出会いはアクロバットスポーツクラブ。それからシアター等で公演するようになり20年以上という長きに渡ってコンビを組んでいる。彼らの信頼関係の証の1つとして、演技の継ぎ目に合図や掛け声は存在しないのだ。まさに阿吽の呼吸、真摯にパフォーマンスを追及してきた姿がうかがえる。
一方で、「お互い尊敬する部分はありますか?」という記者の質問に、「無いよ」と答えるAndrzej(笑)。演技中とは打って変わってお茶目な一面も見せてくれた。

最後に彼らからのメッセージ「僕らの演技にクライマックスは無い。すべてに注目してほしい!」彼らが作り出す世界は、種も仕掛けも存在しない。使っているのは己の肉体のみ!ぜひ無重力という異空間を体感してください!!

(たつけん)

2015フェスティバルレポート / 2015アーティスト ワールドカップ部門
2015/10/31 04:48 PM

Grace and power

Andrzej & Tomek


Andrzej and Tomek are two strong and macho Polish guys who fascinate us with only their trained bodies.

They started their careers more than 20 years ago when they met at an acrobatic sports club. After that, they have been performing in theaters or circuses.

Andrzej lifts up his partner on his hand or leg, shoulders and they balance on each other. Even though Tomek weighs 65 kilograms, Andrzej holds up Tomek with no trouble at all.
Their performance is perfect! It is done so smoothly and gracefully to quiet music.


They focus on every act because it needs a great amount of concentration. Both of them respect each other a lot mentally and physically. Otherwise they could not pull off their act with safety.
Over the last 20 years, their peformance has been continually evolving as they improve their act and I am absolutely sure it will continue to do so.

(Uluru's mom)


2015 Festival Report in English / 2015Artist
2015/10/31 04:39 PM
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