Festival Report フェスティバル レポート 2011

大道芸とダンスの融合!~引き込まれる世界、ウィリアムワールド/ウィリアム ウェイ リャン リン

大音量のマイケル・ジャクソンの音楽とともに始まるパフォーマンス。
一瞬で観客は彼の世界へと引き込まれた。


ウィリアム ウェイ リャン リンのディアボロショーが始まった。
彼は台湾出身の22歳、ディアボロを操るアーティストで、
2006年の世界大会ジュニア部門で1位をとった期待の新星である。

パフォーマンスが始まる前、ウォーミングアップを見学したが、
その表情は真剣そのもの。だが、いざステージにあがるという時に
取材陣である私たちに「日本語でこんにちは、はなんというの?」
と笑顔で気さくに声をかけてくれた。

カメラを片手にわくわくしながら待つ観客に手を振っていた。

彼の、観客を思うやさしい一面が垣間見れた。
「僕は観客に楽しんでもらいたいんだ」、笑顔でそう語ってくれた。

10歳の頃、小学校で先生がディアボロを授業で扱い、
そのときからディアボロを始めたというウィリアム。
その先生がなんと今も彼のそばでパフォーマンスを見守っていた。
彼と先生は笑顔でインタビューに答えてくれ、師弟の絆を感じた。

ウィリアムのディアボロはもちろん素晴らしいが、
そのディアボロをいっそう引き立てているのがダンス! 
キビキビとした動きと俊敏さ、音楽に体を任せて踊るウィリアムは
本当に楽しそうで、見ていて私も一緒に踊りたくなったほど。

その一方で難易度を増していくディアボロ!
1個、2個、3個と増えていくディアボロを華麗に操るウィリアム。
ダンスとディアボロ、どちらも目が離せない!


今大会大注目のアーティスト!皆さんもぜひ見てください!

(とみぃ)

2011フェスティバルレポート / 2011アーティスト ワールドカップ部門
2011/11/03 04:48 PM

観客にいつも笑顔を/ケージービー クラウンズ

ケージービー クラウンズはロシアとドイツから来た二人組で、コミカルな演技を見せてくれます。

観客席には親子連れが目立ちました。二人が手を振り、にこやかに登場し、新聞紙や布、手作りの小道具を使い、ステージ上を所狭しと動き回ります。
観客も一緒に手拍子をし、笑い声に包まれました。

二人は古くからの友人で、お互いに元々は別のグループで活動していたそうです。今回は「日本のみなさんを驚かせたい!」と、日本の歌謡曲を使い、
コサックダンスも取り入れたパフォーマンスをしています。
赤鼻の、クラシックなクラウンのいでたちをしていますが、独自の新しいスタイルを目指している、とのこと。
構成はいつも二人でアイデアを出し合って、決めるそうです。
「議論はよくするけど、それは当たり前だと思う。」
そう言って、二人で笑いあっている仲のよいコンビです。

メッセージをお願いしたところ、「観客の皆さんには、悲しい顔はせず、いつも笑顔でいてほしい。人生は美しいのだから。
日本の観客に笑いを誘うのが難しいですが、日本人の持つ、礼儀正しさを尊敬します。」と答えてくれました。

愉快で、そしてどこか温かさに満ちた、二人の演技を是非ご覧下さい。

(さお)

2011フェスティバルレポート / 2011アーティスト ワールドカップ部門
2011/11/03 04:09 PM

美しさと力強さの共演 息をのむ空中ショー!/デュオ スカーレット

デュオ スカーレットはカナダからやって来たとってもキュートな女性二人組です。
たくさんの観客が見守る中、妖艶な音楽とともに二人が登場すると、会場の興奮は一気に高まりました。

クレーンに吊るされた不安定な四角錐型の枠に二人が乗ると、息ぴったりの演技がスタート。
からまったり、ぶらさがったり、またあがったり…。
「静」と「動」が絶妙に組み合わされた演技は、二人で構成を考えているそう。
力強くもありしなやかな演技に、圧倒されてしまいました。
最大の見せ場は、片方の足の甲のみを枠に引っ掛けて、ぶら下がりながら開脚をするという大技です!



6年もの間、エアリアルの演技を世界中で披露してきた二人ですが、
屋外でクレーンを使った演技をするのは今回が始めて。
地上約10mでの演技にも恐怖を感じたことはないそうです。
上空から観客の表情を見ているのが好き、といきいきと語ってくれました。
日本の観客は表情が豊かなので、嬉しいとのこと。
ちなみに、ため息がでてしまうくらい美しい、二人のスタイルキープの秘訣はヨガだそうです。
インタビューの最後には「見に来てね~」と日本語でメッセージをいただきました。
老若男女、誰もが楽しめる感動のステージは必見です!ぜひご覧あれ!!

(なるなる)

2011フェスティバルレポート / 2011アーティスト ワールドカップ部門
2011/11/03 04:03 PM

あなたをパペットの素敵な世界へ/ミニ ドリン マリオネッツ

今回初来日した、ミニ ドリン マリオネッツ

パペットショー


男女2人組、アレクサンダーとアラの手にかかるとパペットが本当に生きているよう!
動きだけでなく、くるくる変わる表情に、一気に彼らの世界に引き込まれますlove


本日見せてくれたのは、ガイコツダンスや魔法のランプの劇。 
音楽に合わせて繰り広げられるストーリーは
子供でも分かりやすく、コミカルで、大人から子供まで楽しめます!

20以上はレパートリーがあるというそのストーリーやダンス。
何が見られるかは行ってみてのお楽しみです☆オッケー



人生の半分! 20年以上はパフォーマンスをしているという2人。
「ハプニングはしょっちゅう。糸が絡まったり、切れたり。実は今日も・・?!」
と話す2人ですが、さすが!まったく気づきませんでした~

たくさん練習してるんですか?との質問には
「1日2時間は練習しなきゃだけど、う~ん、毎日じゃないかな。(笑)」
それでいてこの表現力!!

でもやっぱり、パペットを作るのには最低で3ヶ月。
(パペットの命である糸を作るのに1ヶ月はかかるとか。)
手に合わせて、動きを確認しつつ作り、だいたい半年はかかるそうで、
本当に、2人の心がこもったパペットですね☆


最後に、日本は初めて来たけど楽しい!と言ってくれた2人からメッセージ
「Come to see us!!」


2人の作り上げたパペット、そして素敵なストーリー!
ぜひ来て見て、楽しんでください!!


(Su A)

2011フェスティバルレポート / 2011アーティスト ワールドカップ部門
2011/11/03 02:34 PM

エキゾチックジャグリングクイーン降臨!/ミラ ロージロ

「日本には初めて!」笑顔が素敵なロシアのジャグリングクイーン,
ミラ ロージロさんを一目見ようと沢山の観客が訪れました。
始まる30分前から心待ちにしていた観客に期待以上のパフォーマンスを
披露してくれました。

ジャグリングの芸は海外でパフォーマンスしていますが、フラフープの芸は2ヶ月前に作り、
日本が初ステージになりました。

色鮮やかなコスチュームが観客を釘付けにし、さらに一日3-4時間と練習し、
洗練された芸とダンスにはひとつの迷いもない。
神秘的な音楽はさらに彼女のエキゾチックな世界へ我々を連れて行ってくれることだろう。

あなたも彼女がジャグリングしている玉のように操られてください。
是非とも彼女のパフォーマンスに転がって?きてください。

(ペパロニぴざ、Eriko、西脇)

2011フェスティバルレポート / 2011アーティスト ワールドカップ部門
2011/11/03 01:40 PM
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