Festival Report フェスティバルレポート 2005
宙を舞う蝶
白い布を両腕につけ、ちょうちょのようないでたちで登場したドリス。しばらくダンスをした後、二本の長い布を腕の力だけを使って登っていき、あっという間に空中へ。
かわいらしい容姿と裏腹に、ショーの時間の大半を空中で行う体力勝負の演技。足だけでぶら下がったり、くるくる回ったり、布をハープに見立ててつまびいてみたり・・・柔軟な体と布の動きを生かした演技で、お客様の目を空中に釘付け!!
今回初めて屋外での演技に挑戦したというドリス。演技内容は屋内でやるときと変えていないので、風の影響が大変だという。
ドリスにとって観客の表情はとても大切で、ドリス自身も観客から受け取った色んな気持ちを、よりよい演技へとつなげている。
「週末も遊べないし、毎日3~4時間の練習は大変だけど、お客さんの笑顔と、私自身の『仕事を好き』って気持ちがあるから、私はエアリアルパフォーマンスを続けているのよ」そう笑ったドリスの表情はキラキラしていた。
2005/11/06 13:57